学園都市のとある学校のとあるクラス。
隣のクラスに比べ、いっつもお祭り騒ぎでうるさいクラス。
そこにいる、とある少年はとても楽しそうだった。
隣のクラスに比べ、いっつもお祭り騒ぎでうるさいクラス。
そこにいる、とある少年はとても楽しそうだった。
「えーまたおれだけ補習ですか……?」
「ほっ、補習をさぼったのは上条ちゃんなのですよー!」
不老の先生、月詠小萌。見た目に似合わず、結構長く生きてる人。
そして怒られてる少年は上条当麻。
「ほっ、補習をさぼったのは上条ちゃんなのですよー!」
不老の先生、月詠小萌。見た目に似合わず、結構長く生きてる人。
そして怒られてる少年は上条当麻。
「(だってしょうがないじゃん)」
「何か言ったのですかー?」
「い、いえ!なんでもございませんのことよ!」
実は補習があった時、いつものようにとある人と戦っていたのであるが、
それはまた別の話。
「何か言ったのですかー?」
「い、いえ!なんでもございませんのことよ!」
実は補習があった時、いつものようにとある人と戦っていたのであるが、
それはまた別の話。
「まったく、こんなんじゃ上条ちゃんの未来は不安だとしか言いようがないのですよー」
「幸せになれれば何でもいいです……」
「なっ……」
呆れたように小萌はため息をついた。
「幸せになれれば何でもいいです……」
「なっ……」
呆れたように小萌はため息をついた。
「全く、上条ちゃんは雑草みたいなのですよー」
「え、ちょ、それひど!」
先生に言われて当麻は軽く落ち込む。
「え、ちょ、それひど!」
先生に言われて当麻は軽く落ち込む。
(全く、本当に……強い雑草みたいなのですよー)
小萌は軽くほほ笑む。
小萌は軽くほほ笑む。
先生はみんなが笑っているその様子が好きだった。
そして先生の願いどおり、いつでもそのクラスには笑顔があった。
そして先生の願いどおり、いつでもそのクラスには笑顔があった。
「Weed」小萌編 Fin