【名前】オースティン=アルストラ
【性別】男
【所属】魔術
【能力】『冥樹の槍(ゲイ・アッサル)』
【能力説明】
ケルト神話に登場する太陽神ルーの持つ槍である「ブリューナク」の性質の一つ、「アッサルの槍」の性質を表した霊装。
全長2m。柄はイチイ製で『YR(死、再生、イチイ)』のルーンが刻まれ、鍔にはイチイの葉をモチーフにした黄金製の装飾がついている。
『峰ばった黄金のアッサルの槍、血をこぼしたらさいご誰も生かしてはおかず、イヴァルと唱えて投げればけっして逸れないこと疑うべくもなく、アスィヴァルと呼べばたちどころ戻ってくる』という伝承がある。
この伝承を基に『イヴァル』と唱えることで、穂先を飛ばし、視界に収まっている間、自在に操る。『アスィヴァル』と唱えれば元に戻ってくる。
また、傷つけた相手から『YR』の『死』の効果を発動させ、生命力を吸収することで相手を衰弱をさせる事が出来る。また、傷には治癒阻害の効果がかかり、傷が治ったとしてもこの効果は継続する。
傷つけてから5分後、相手がふらつき始めるのを皮切りに生命力を吸収していく。生命力の吸収限界量は人間5人分。
傷つけた対象が気絶すると同時に、吸収が止まるので生命力の吸収のみでは生物を殺すことは不可能。(槍による刺殺やそれが原因の失血死などは別。)
また吸収した生命力は『YR』の『再生』の効果で自身も他人も関係なしに生命力の還元が可能。
これにより最大で常人の5倍の身体強化や回復、魔力転換などが出来る。
【概要】
「不殺毒槍(コーワード)」の異名を持つフリーランスの魔術師。
大学生くらいの年齢。魔法名は「vitam359(生命こそ尊きもの)」
異名通り、殺人以外の依頼なら護衛から浮気調査、犬の散歩など魔術師らしからぬ事までなんでも請け負う。
性格は恐ろしいほどポジティブ。へこたれる事は滅多にない。そして何より女性大好き。
結果、その実力よりも異性に対する手の速さの方で有名で異性にアタックし、振られてもソレを「男の勲章(きずあと)」として刻むポジティブシンキングの持ち主。
出会い頭にセクハラしたり、「もしかしたら仮面の下の美少女かもしれない」という発想から
双鴉道化にも粉をかける猛者(ツワモノ)。
特技はシリアスをギャグに変える事(無自覚)。が、決める場面はきちんと決めるし、助けを求められればソレを拒まない。根は善人である。
捕虜、下働きとしていくつもの魔術結社のたらい回しにあった過去を持つ。そんな捕虜生活に終止符が打たれたきっかけは独りの女性の死だった。
彼女はオースティンに初めて優しく接した大人で、彼の母のような存在だった。そしてオースティンを逃がした後、魔術結社を道連れとし、死亡。
自身と似た境遇の人間を救うために、引いてはそんな彼女の死を無駄にしないために、そして「不殺」の誓いを魔法名に刻み再び魔道を歩むことを決めた。
が、そんなシリアスな雰囲気は滅多に出てこない「残念なイケメン」である。
余談だが、今まで得た男の勲章(きずあと)は以下の通り。(一部)
ハーティ=ブレッティンガム→拷問されました☆
ユマ=ヴェンチェス=バルムブロジオ→ぼこぼこにされた挙句全身複雑骨折。
ミランダ=ベネット→「ショタ以外に用はない、帰れ!!」と一喝される。
マティルダ=エアルドレッド→ナンパされていることを理解しておらず、苦労してたら狂戦士に襲撃された。
冠華 供琥→不快中の不快呼ばわりされた挙句、首狩り族と藍色のジャージ上下の巨漢の二人を一度に相手する羽目に。
ジュリア=ローウェル→軽くあしらわれた後、どっかの高校生に狙撃された。
オリアナ=トムソン→言わせねえよ!!(皆様のご想像にお任せします)。一つ確かなのは彼女は彼の事を覚えてないだろう……。
【特徴】
癖のある金髪、黒縁メガネをかけた優男。
メガネを外すと美形。とある女性魔術師曰く「今迄の悪行を一瞬忘れかけた。」らしい
でもやっぱり残念なイケメン。
羽のついた帽子に外套、ベストにスカーフ、スラックスなどで三銃士の如き服装をしている。
【台詞】
軽い印象の敬語で喋る。
「はい、そこの麗しきお姉さん。僕とお茶、デート、そして大人の交流をして互いを知り合いません?」
「へぇ…叩き潰す、か。一つ訊こう。…………貴女のナニで叩き潰すのか?え、なんだって?聞こえません!さぁもっと大きな声で!!」
「ああ、分かりました。今助けます。待っててください。」
「冥樹の槍は、命までは奪わない。見たところもう限界のようですね。では、お休みなさい。」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ。女性キャラにコテンパンにされてもいいのよ
最終更新:2013年06月09日 23:14