655 :■■■■

十一日目


闇城「結局夕方まで待っても・・・あいつは来なかったな」

闇城「・・・俺の選択は間違いだったのか?」

闇城「あぁ!! もう!」ブンブン

闇城「過ぎちまったことグジグジ悩んでも意味なんかねえじゃねえか」

闇城「よし。こういう時は外にでてリフレッシュするに限るよな」

闇城「ずっと部屋に引きこもりじゃ病んじまう」

闇城「んじゃどこに行くか?」

 >>656
どこに行く?



656 :■■■■

おっぱいパラダイス



658 :■■■■

なお、10日の死因はおっぱいという



659 :■■■■



桃園『なあ闇城・・・』

闇城『なんだよ先生』

桃園『おっぱいってなんなんだろうな』

闇城『ブッ!!』

闇城『い、いきなり何言い出しやがる』

桃園『俺はな・・・気になってるんだよ。造形としてはシンプルな半球・・・なのにそれが男を魅了する』

桃園『何かがある・・・あの形には何かがあんだよ』

桃園『』スッ

闇城『名刺・・・?』

桃園『俺の行きつけの店だ。おっぱいパラダイス、知る者ぞ知る男の楽園』

闇城『おいおい・・・生徒になんつー店を紹介してんだよ』アキレ

闇城『つーかあんたもあんたでよく行くよ。腐っても教師だってのに』

桃園『勘違いするな。そんあいかがわしい店じゃない。ピュアにおっぱいを愛する紳士たちが集うバーのようなものさ』

桃園『なにか人生に迷いを感じちまったらそこにいけ』

桃園『きっと・・・吹っ切れるだろうよ』フッ



660 :■■■■

闇城「おっぱいパラダイスか・・・開店時間午後五時」

闇城「ちょうどいい頃合いだ。どうせだし行ってみるか」

 ☆

闇城「来てしまった・・・というか本当にあったよ」

闇城「なになに・・・厳選した美乳の美女があなたに至福の時間を与えます。まずはカウンターから指名する子を選んでください・・・か」

闇城「まんまキャバクラじゃねーか!? 財布の中身が一瞬にして底をつきそうだ」ガク

闇城「まあいいや。ここまできたら男闇城、撤退は許されない」キリッ

店員「いらっしゃいませ。どちらの子をご指名ですか?」

闇城「ああ、そういうのは特にないんで。おすすめの子でお願いします」

店員「かしこまりました。ではお席のほうにご案内させていただきます」

 ☆

闇城(しっかし・・・)キョロキョロ

闇城(案外しっかりした内装だな)

闇城(まるで、普通の喫茶店みたいだ。下品さがない)

闇城(まあそんなことはどうでもいいんだ)

闇城(そろそろ女の子くるかな・・・? おっぱい大きいかな? 俺はコッチのほうが気になっている)ワクワク

??「お待たせしましたー」

闇城「あ、どうも」

 >>661
誰?



661 :■■■■

10日目を何とか生き延びたジュリアさん。



662 :■■■■

ジュリア「ご、ごめんなさい。遅くなっちゃって。何分今日からはいった新入りなもので」アセ

闇城「」

ジュリア「」

 ☆

闇城「あはは・・・大丈夫っす。もう頭の整理はつきました」

闇城「だから・・・顔隠さないでこっち向いてくださいよ。気まずいのはわかるけどそれはお互い様だし」

ジュリア「・・・」チラ

ジュリア「あ~・・・もう最悪よ」ハァァァ

ジュリア「まさか知り合いに会うなんて思ってなかったわ・・・ううううー」

闇城「あの、色々と聞きたいことはあるんすけど、まずどうしてこんなところで働いて・・・?」

ジュリア「それはね・・・色々とあるのよ。色々と・・・」

ジュリア「言っちゃえばお金がなくて。昨日の戦いでボロボロにやられちゃってなんとか助けられたはいいものの、治療代がかなりかかって」

ジュリア「ほら? 私はここの人間じゃないじゃない? 保険とかが適用されなかったのよ」トホホ

闇城「ははは・・・それならアルジュナになおしてもらえばよかったのに」

ジュリア「・・・」ピク



663 :■■■■

まさかのリンクw
(ジュリアの)作者さんいわく「CよりのD」だそうな



664 :■■■■

闇城「あれ、どうしたんですか? 黙って・・・」

闇城「そう言えばアルジュナは? アイツ今日俺の家くるっていったのに結局来なかったんすよ」

ジュリア「・・・アルジュナは」

 >>665
アルジュナはどうなった?

1 第六天魔王をぶっ倒して帰ったわ

2 第六天魔王に殺されたわ

3 第六天魔王と相打ちに・・・

4 その他



665 :■■■■

4 第六天魔王と痛み分けで病院にいるわ。奴もしばらくは動けなさそうだけど…



666 :■■■■

ジュリア「第六天魔王と痛み分けで病院にいるわ。奴もしばらくは動けなさそうだけど…」

闇城「は・・・は」

闇城「アイツ・・・何がチャチャッと片付けて帰るだよ。口だけじゃねーか・・・」

闇城「けど・・・よかった・・・来ねえ理由はそういうことかよ。あーあ、心配して損した」ケッ

ジュリア「ふふ、セリフと表情が一致してないけど? 君、今にも泣き出しそうな顔している」

闇城「ばっ・・・! 何言ってんだよ! 俺はポーカフェイスの闇城と巷では有名で・・・!」

ジュリア「はいはい。そんなことより何頼むの? もちろんお酒はダメだからソフトドリンクでね?」

闇城「じゃあ・・・ジンジャエール」

ジュリア「了解! ジンジャエール一つお願いしまーす!」<ハーイ!

闇城「それじゃ、第六天魔王の野郎はまだこの町の何処かに?」

ジュリア「ええ。でも大丈夫だと思う。アルジュナが言うには『5分の6殺しくらいにはしておいた。しばらくは何も出来ねーダロ』だって」

闇城「分母超えてる!? それ完璧に死んでんじゃん!」


 カツカツカツ

ジュリア「あ、ジンジャエール来たみたいだよ」

??「お待たせしました」ビキビキ

ジュリア「もう、なにお客さんにガン飛ばしてるの? 私なら大丈夫だから、ほらスマイルスマイル」



667 :■■■■

ゴドリック「こ、こうですか?」ニコー

ジュリア「そうそう、張り付いた笑みだけどさっきよりはマシ!」

ゴドリック「では、失礼します」

闇城「・・・なるほど、お連れさんも一緒にここでバイトって言う訳か」ズズー

ジュリア「そうなのよ。ここの住人でもない私が働けるのはここくらいだからって説得しても『そんないかがわしい場所で働かせられない。働くなら僕も一緒だっ!』・・・て譲らなくて」

闇城「まあ・・・そりゃあそうでしょう」

闇城「確かに思った以上にまともな店っぽいけど、なにせ店名がね・・・」ハハ

ジュリア「けどその店の名で釣られてホイホイ来ちゃったのは誰?」

闇城「それを言われると何も言い返せない」



668 :■■■■

ジュリア「んじゃ、何かお話しましょうか?」

ジュリア「ここではお酒を注ぎながら、お客さんと会話をするお店なの。語りたいこと、聞きたいこと、なんでもいいわよ?」

闇城「んー・・・それじゃあ」

 >>669
何を話すor聞く?



669 :■■■■


闇城「うーん、急にだと思いつかないなぁ・・・」
ジュリア「だったら私が学園都市で気になったことを聞いていいかしら?とあるできごとについて」




672 :■■■■


闇城「うーん、急にだと思いつかないなぁ・・・」

ジュリア「だったら私が学園都市で気になったことを聞いていいかしら?」

闇城「いいっすよ」

ジュリア「えーと、なんで風紀委員って下着姿が正装なの?」

闇城「はい?」

ジュリア「いや、だからなんで風紀委員は」

闇城「下着で活動してるか・・・って、そんなことねえよ! みんな普通の格好だよ!? もしいるとしたらもはやジャッジメントされる側だよ!?」

ジュリア「ええー・・・? おかしいなあ・・・私が出会った風紀委員は確かに下着姿でそれが普通って言ってたけど」

闇城「いやはや、夏の暑さで幻覚でも見たんじゃねえっすか? もしかしたらそれもまた魔術師の仕業かも」

闇城「おのれ魔術師」

ジュリア「もう冗談じゃないの! 本当なんだってば!」



673 :■■■■

闇城「まさか、それは風紀委員の革を被った噂の脱ぎ女とか」

ジュリア「脱ぎ女・・・?」キョトン

闇城「都市伝説みたいなもん。いきなり人前で脱ぎ出す女がいるとかいないとか」

闇城「そして、その脱ぎ女に会った女性は―――」

ジッ・・・

闇城「脱ぎ女になるらしい」

ジュリア「え? なにそんな神妙な顔つきでこっち見てるのよ! 私は脱ぎだしたりなんかしないから!」

ジュリア「というか根も葉もない噂を何信じこんでるのよ」

闇城「いやーそれが本当だったら見てみたいなー・・・なんて。ちなみに」

闇城「その脱ぎ女さん、スタイルの方は・・・?」ゴクッ

ジュリア「見た目は学生だったんだけど・・・」ガク

ジュリア「悔しいことに私よりも胸が・・・」

ジュリア「って、何聞いてんの!? 今のナシ! 何も言ってない聞いてない!」

闇城「ほほう・・・学生で巨乳で脱ぎぐせあり・・・か。これは一度キツイ説教を」

 パコッ

闇城「あいたっ」

ジュリア「はいはい。下心丸出しのスケベ顔やめなさい」

ジュリア「そんなことはもういいのよ。それで? 聞きたいことなにか見つかった?」

闇城「えーと・・・ですね」

 >>674
何を話す・聞く?



674 :■■■■

昨日をどうやって生き延びたかを聞いているうちに、別の女性従業員(何者かはおまかせ)がやってくる



675 :■■■■

闇城「あ、そうそう。結局昨日どうなったんすか」

闇城「怪我して入院したってことはあの研究者に・・・」

ジュリア「ええ。ボロ負け。正直相手が魔術を知らないから自分が優位に立った気でいたのよね」

ジュリア「けれど、よくよく考えたら私も科学のことをよく知らない。その油断のせいでひどい目に会ったわ」

ジュリア「気絶している間に頭部に爆弾を取り付けられたの。駆けつけたゴドリックになんとか解除してもらったけど、その解除したとき、爆発まで5秒くらいしか残ってなかったって聞く」

ジュリア「ホント・・・生きてるのが不思議だと感じてくるわ」

闇城「それは俺もっすよ」ハハハ

??「あら? ご新規さん。珍しいね。ここ常連しか来ないのに」



676 :■■■■


ジュリア「あ、先輩」

??「先輩はやめてください。ジュリアさんのほうが歳上なんですから」

闇城「どうも」ペコ

山女山愛娘「初めまして。ご主人様。私、あけびやま あこ でございます。真のメイドとなるべくこちらで働かせて頂いております。ご来店の際はぜひ私をご指名ください」ペコリ

闇城「ご、ご主人様?」ドギマギ

山女山「はい。お客様は全てご主人様ですよ? なにかご不満でも?」

闇城「い、いや苦しゅうない」アセアセ

闇城(ここはおっぱいメイド喫茶なのか? なんにせよ巨乳の美少女にご主人様と呼ばれる破壊力は計り知れねえ・・・)

闇城(桃園のおっさんが常連になったのがわかる気がする・・・)



677 :■■■■

 ゲシッ!

闇城「あいたっ!」

ジュリア「貴方はどこを凝視しているの? 全くこれだから・・・」

山女山「ジュリアさん。ご主人様に手を出すのはいけませんよ? たとえ今日はいったばかりと言ってもそれくらいはお分かりですよね?」

ジュリア「いやでも、貴方はそんな目で見られてもいいの?」

山女山「いいじゃないですか。減るものでもないですし」

山女山「それに、目の保養をするのもメイドの役目です」

闇城「いや・・・さすがにそこまで求めちゃいないけど」ハハ

山女山「ご主人様の命令は絶対なのです。ご主人様が求めることがあればそれに従う」ズイッ

闇城「いっ!? ち、近い! 近すぎだ!」

山女山「たとえそれが『夜のご奉仕』とかそんな類いのものであっても喜んで承りましょう。ですが、万一の場合は相応の責任を取っていただきます。具体的には終身雇用とか」

闇城「はい!?」

 モミュ・・・

闇城(あたってる! あたってるから! というかこの位置からだと谷間が丸見え・・・!)

ジュリア「先輩!」バッ

 スッ

山女山「ですから。先輩はやめてくださいと。それにただ、からかってみただけですよ」ニコ

山女山「闇城様と言いましたか。この店に来るお客様にしてはずいぶんと純情そうですね」

闇城「ソウイウノハヨクナイトオモイマス」カチコチ



678 :■■■■

山女山「それでは、ごゆっくり」

山女山「ご主人様。今度は私と色々とお話しましょうか」

闇城「は・・・はぁ・・・はぁ」

闇城「いつも以上に強敵だった。そりゃあ、それなりのモノを持つ者とは何回か会ってきたが、表情一つ変えずに強烈なアプローチを仕掛けてきた猛者は今回が初めて」

闇城「危ない・・・もう少しで、あいつに金を貢ぐダメな大人の仲間入りをするとこだったぜ」

ジュリア「なに独り言を言ってんの?」ハァ

ジュリア「まったく・・・なんで男っていうのは胸ばかりを・・・」ブツブツ

闇城「まぁまぁ。ジュリアさんだってプロポーション的には悪くないぜ? ただちっとばかし俺の求めるボリュームには達してないかな」

ジュリア「どこの話をしてるのよ? というかなんで上から目線?」ビキビキ

闇城「タンマ! タンマだって! ほらメイドの極意を忘れたのか? ご主人様には手を挙げな――」

 ゴゴゴゴゴ・・・・

 パチンッ!


 ☆


闇城「・・・」ヒリヒリ

ジュリア「とにかく、そういうデリケートな話は会って間もない人に持ちかけないこと」

ジュリア「わかったら返事」

闇城「ふぁい・・・」

ジュリア「それで、そろそろ閉店時間なわけだけど? もう少し話してく? それとも帰る」

闇城「んー・・・」


 >>679
どうする?



679 :■■■■

おっぱいを揉む



681 :■■■■


闇城「んー、今日はもう満足した。帰るわ」

ジュリア「そう。じゃお会計済ましましょうか」

 ☆ 出口

闇城「ほっ・・・思ったよりは良心的価格だった」

闇城「本当に常連になっちまうかもな・・・」

ジュリア「あら、雨が振ってたみたい。タイルが濡れてるわ」

山女山「お足元にお気をつけてお帰りください。ご主人様」

闇城「しかし見送りまで・・・そんなのいいのに」

闇城「じゃあ、またな。もしかしたらまた来るか」

 ツルッ

闇城「もっ!?」

 ムニュ!

闇城「あ、危ねえ・・・とっさに掴まなきゃ転んでた」

闇城「って、俺は何を掴んだんだ? とっさの事で覚えてねえ」

 ムニュムニュ

闇城「ずいぶんと柔らかいな」

闇城「なんだこれ?」



682 :■■■■

山女山「純情そうに見えて実は野獣でしたか。これはさすがに誤算でした」

山女山「しかし私は構いませんよ。それ相応の見返りが期待できるのならば」

闇城「え、ええええ!?」バッ

闇城「わ、悪い! そんな気はなかったんだ! ただ滑って・・・」

山女山「ええ、存じております」

闇城「ほっ・・・」

山女山「暗闇に乗じて私を貯め続けた性欲のはけ口にしようとしたのですね」

闇城「ちがーうッ!! 全然違うから!!」

闇城「ジュリアさんよ! アンタもなんか言って」

 ゴゴゴゴゴ・・・・

闇城「え・・・あの・・・何でそんなに怒っていらっしゃるのでしょうか」

ジュリア「わからないの?」ビキビキ

ジュリア「さっきの警告を無視するどころか、更に大胆なことを・・・!」

闇城「いやだからこれは事故d」

ジュリア「帰れえええええええええええええええ!!!」ビュン!

闇城「ひぃいいいい!? なんか知らんが槍が勝手に動き出して俺を狙ってくるぅうううう!!」

闇城「あーッ!! 違うんだよ!! これは全部おっぱいのせいなんだ―――ッ!!!」




 十一日目 完

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最終更新:2016年01月29日 22:23