88 :■■■■
十九日目
ゴロロロロ…
闇城「ん~今日は曇りか。ココ最近晴れ続きだったから、珍しいな」
闇城「ニュースではところにより雨と言ってる」
闇城「出かけるなら傘を持ってくか」
闇城「さて、何をしよう」
5 破輩の手伝い
89 :■■■■
5 そろそろ手伝わないとな
90 :■■■■
3 159支部の破輩以外の誰かが訪ねてくる
91 :■■■■
闇城「・・・あ」
闇城「すっかり忘れてた・・・」
闇城「もう2週間以上経つのに一度も行ってねえ、これはいかんな」
闇城「よし、今日は手伝いに行くぞ!」
☆ 159支部
闇城「というわけでやって来ました」テヘ
破輩「何がというわけでだこの怠け者」ポカッ
闇城「いたっ・・・さーせん」
破輩「まあいい。いくら遅いとはいえ来てくれたことには変わりがないからな」
破輩「今日はタップリ手伝ってもらうぞ」ニヤ
闇城「はは・・・光栄なことで」タジッ
92 :■■■■
闇城「それで進展のほどは?」
破輩「ないわけではない。こちらも無能と罵られたくはないからな」
破輩「学園の名簿から数名の怪しい人物を絞り込むところまでは成功した」
闇城「へえ、誰だ?」
破輩「実はこの事件の前から粗暴さで有名な不良がいてな、ずいぶんと手を焼いていたんだ」
破輩「一度はおとなしくなったようだが、もしかしたら今も水面下で行動しているのかもしれん」
破輩「名は――――――」
93 :■■■■
闇城「木原・・・? どこかで聞いたことがあるような・・・」
破輩「そしてこれがそいつの写真だ。どうだ? 見るからに危ないだろ?」ピッ
闇城「!」
破輩「どうした?」
闇城「どっかで聞いた名だと思ったらやっぱりそうか・・・こいつ知っているぜ」
破輩「なんだと? どこで会ったんだ」
破輩「そうか・・・実はいまそいつの足取りを追っていてな。学校側には実家に帰省と申告されてあったが、実際には外出届けが提出された履歴はなかった。寮にも帰っていないようで、今どこにいるか皆目検討がつかない」
闇城「ふうん・・・」
闇城「先輩殿はそいつが黒と睨んでいるのか?」
破輩「可能性は高いと思う。まだ証拠を得たわけではないから確実ではないけどな」
闇城「そうか・・・」
闇城「俺はさ・・・あいつとそこまで面識があるわけじゃないけど、根っからの悪とは思いたくねえな」
破輩「なぜだ?」
闇城「俺が弁当忘れて困っていた時あいつは自ら自分の弁当を俺にくれたんだ。確かに口は悪いし強面だし、自分の身体いじくりまわすぶっ飛んだ野郎だけど、心の何処かには良心があると信じてえ」
94 :■■■■
闇城「もちろんあいつが黒という可能性を否定しているわけじゃねえんだ」
闇城「もし黒だったなら、その良心に掛けてみたい。あいつが変われる可能性にも掛けてみたい」
破輩「・・・闇城」
破輩「ふっ。お前は優しいんだな」
闇城「そういうわけじゃない。ただめんどくせえだけさ」
闇城「さて、つまりは今は一善の捜索をしてるっていうことなんだな」
破輩「ああ、夏休み中は学園の見回りは最小限でいいと思うしな。今はグレーを追うことに力を注いでいる」
闇城「はっ、こんなことならあの時メアド交換しとけばよかったぜ」
闇城「んじゃ、探しにくか。捜索範囲はこの第五学区でいいのか?」
破輩「そこだけだと狭すぎる。支部員を分断させて第五学区、第六学区、第七学区を重点的に調べていきたいと思う」
闇城「よしなら俺は第七学区で捜索するぜ。あそこは俺の庭だからな。不良どもが屯する場所だって把握しているぜ」
破輩「わかった。第七学区だな。ならば>>95と一緒だ。仲良くしてやってくれ」
>>95
誰と一緒?
1 破輩
2 厳原
3 鉄枷
4 一厘
5 佐野
6 湖后腹
7 秋園
8 春咲
95 :■■■■:2014/09/07(日) 15:45:17
この書き込みと次の書き込みの秒数1の位と同じ数字
(0か数字カブりの場合はお任せ)
96 :■■■■:2014/09/07(日) 15:49:54
てや
97 :■■■■
破輩「わかった。第七学区だな。ならば一厘、秋園と一緒だ。仲良くしてやってくれ」
闇城「へいよー」
☆ 第七学区
闇城「というわけで、だ。助っ人の
闇城降魔だ。よろしくな、お二人さん」
秋園雛菊「秋園雛菊です! よろしくお願いします!」
闇城「む?」
一厘「どうかした?」
闇城「あれ? 一厘鈴音・・・? それにその顔・・・どこかで・・・!」
闇城「あ!!」
一厘「へ!? な・・・なによ」
一厘「は・・・はぁ!?」アセアセ
闇城「ちくしょう・・・リア充と一緒とか・・・地獄すぎる。そういうや風紀委員とか言ってたもんなあん時」
一厘「誰がのろけてるもんですか! あれはたまたまで・・・」アセアセ
秋園「あ!それなら雛菊も見ましたっ! 鉄枷先輩と鈴音先輩。すーっごく! ラブラブでしたよね! 支部内でも仲いいんですよ」
闇城「ちくしょう・・・ちくしょう・・・」ガッガッガッ
一厘「雛菊! 余計なこと言わないの! それに仲良くなんてないから」アワワ
98 :■■■■
☆
秋園「さー。今日はどこから調べていきますか」
秋園「昨日は南東部を見まわったので北に上がってみますか?」
一厘「むー・・・」プゥ
闇城「はぁ・・・」
秋園「お二人共! しっかりしてくださいよ!」
一厘「わかってるわよ、もう」
秋園「鈴音先輩は鉄枷先輩と一緒のほうが良かったかもしれませんけど、これも風紀委員の仕事ですから! 頑張るですよ」
一厘「だから! 別に鉄枷は関係ないから!」カーッ
闇城「とほほ」
秋園「闇城先輩は第七学区に詳しいんですよね? 木原一善が潜んでいそうな場所とかわかるんじゃないですか?」
闇城「うーん・・・心当たりはあるんだけどな」
99 :■■■■
闇城(下手に路地裏突っ込んで、不良どころかもっとやばい奴らに出くわす可能性もあるし)
闇城(比較的安全な場所から調べてくほうがいいよな)
闇城「娯楽の民」
一厘「それって、あの大型アミューズメントパーク?」
闇城「ああ、あそこは様々な学生の娯楽施設だからな、特に不良ならホイホイ釣れると思うぜ」
一厘「なら、まずはそこに行ってみるか」フム
秋園「賛成です! ちなみに少し遊んでもいいですかー?」
一厘「雛菊、あなたさっきこれは風紀委員の仕事だとかなんとか言ってたわよね?」
秋園「あ・・・はい。すいませんです」シュン
秋園(鈴音先輩が今日雛菊に冷たい・・・鉄枷先輩との関係はあまりおちょくらないほうがいいのかも)
100 :■■■■
☆ 娯楽の民
闇城「ここに来るのは3度目か。あいも変わらず、カップルでごった返し、そしてすぐ隣にもカップルの片割れが」
一厘「なによ。その目は」ムッ
闇城(しかも怖い。常盤台のお嬢様とは思えない)
闇城「どうだ? いそうか?」
一厘「うーん私もあまり風輪生の顔は覚えていないのよね。どう雛菊? 誰か顔見知りはいた?」
秋園「えーとですねぇ・・・」キョロキョロ
秋園「あ! いました! あの人は多分風輪の生徒ですよ! 確か」
秋園「おーい! そこの人ー!」
??「・・・?」
>>101
誰?(風輪学園生限定)
102 :■■■■
神道猛「ん? なんだお嬢ちゃん俺に何か用かよ」
秋園「お嬢ちゃんじゃありません! 私はこう見えても立派な風紀委員です」
闇城「まったくだ。この子を子供扱いしちゃ困るぜ。どうみたって立派だろ」
闇城「主に胸が」ボソッ
神道「なんだなんだ? ぞろぞろと? この俺にサインでも貰いに来たのかよ」
一厘「違うとは言わせませんから」
一厘「風輪学園第15位・・・神道猛」
闇城「へー・・・アンタ15位なんだ? と言ってもブービーか」
神道「ブービー言うな! 好きでこの順位に甘んじているわけじゃねえよ」
秋園「それでそれで! なんでこんなところにいるんですかッ!?」ズイッ
神道「お前はお前で元気がいいな。ちょっと顔が近い。暑苦しいから近寄んな」グイッ
神道「つーか、いちゃ悪いのかよ。今長期休暇中だぜ? どこで何をしてようが俺の勝手だろ」
103 :■■■■
神道「それともあれか? その見回りを手伝わなかったから見つけ出して無理やり手伝わせようって魂胆か?」
神道「勘弁してくれよ・・・オレはオレで忙しいんだからさ」ハァ
一厘「別に貴方に期待はしていませんよ。典型的な非協力的強者ですからね」
一厘「ただある者を探してここに来た。そしたらたまたまあなたがいた。それだけですから」
神道「はっ・・・だといいけど」
闇城「それで? こっちの事情がわかった以上アンタもここにいる理由を隠さなくてもいいだろ?」
一厘「それとも・・・隠さなきゃいけない理由でもまだあるの?」
一厘「学園のトップ集団であるレベル4の中に首謀者がいるとは思いたくないんだけど」
秋園「ええ~! そんなことだったら哀しい! 違う、違うよね? 神道先輩!」ズイッ
神道「だから近えっていうの!」グイッ
神道「別に隠すほどのことじゃねえけどさ・・・ここにいるのはただ普通に・・・」
少女「神道くん! こんなおっきい景品とれたよ!」
神道「デートってだけさ・・・」ポッ
104 :■■■■
闇城「」
闇城「よーし! 計画変更! 学園がピンチなのにここでのんべんだらりと呆けてる男を風紀委員の名のもとに粛清するべしっ!!」
一厘「なに嫉妬してるのよ。ホント、モテない男の執念ほど見苦しい物はないわ」シレッ
秋園「闇城先輩! 人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちますよ!」
闇城「俺の味方はいねえのか・・・」シュン
神道「よし、じゃあ次はどうする?」イチャ
少女「神道くんにお任せ。神道くんとならどこでもいいよ//」イチャ
神道「んじゃそういうことで」
闇城「ぐ・・・ぐ・・・ぐ」
闇城(ぶっ飛ばしてえ・・・! 体をくの字にしてふっ飛ばしてえ・・・!)
一厘「最後に一つ質問させてもらってもいい?」
神道「なんだよ、常盤台のお嬢様。手短にな」
一厘「ここらへんで木原一善を見なかった?」
神道「・・・」
神道「>>105」
>>105
神道の答えとは?
1 見てねえよ
2 そう言えば見たな
3 その他
105 :■■■■
>>104
> ココニイルデ トオモッタケド アンタモテキヤ
なっ、何かいるーーーー非モテなマスクな何かがいるーーーーwww
安価
1。ただし本当かどうかはおまかせ
106 :■■■■
神道「見てねえよ」
一厘「そう、なら後はお二人でごゆっくり」
秋園「あらら。ここじゃないみたいですね」
闇城「傷を増やすだけだったか・・・骨折り損のくたびれ儲けだな」
闇城「次だ! 次行くぞ次」
一厘「貴方に任せていていいのか不安になってきましたよ」
秋園「闇城先輩は大丈夫ですよ! 根拠はないけど!」
一厘「根拠がなければ意味ないんだけども・・・」
☆ 路地裏
闇城「よし、ここならいつ野生の木原が飛び出してきてもおかしくないぜ」
闇城「しかもラブラブカップル共もいない! なんて素晴らしいんだ!」
一厘「本当にこんなところにいるの? 見るからにごみたm」
闇城「お嬢様は知らねえだろうけどなココらへんで暮らす奴らもいるんだよ。光のまばゆさに耐え切れず闇に身を投じることを強いられた連中がな」
一厘「・・・」ムゥ
一厘「なめないでよね。いくら常盤台だからって何も知らないわけじゃないんだから」
一厘「私だって・・・これくらいのことは・・・」
107 :■■■■
闇城「しっ!」
一厘「な、なに・・・?」
闇城「向こうから誰か来る! 隠れるんだ」
秋園「こっちにスペースがあるよ! 鈴音先輩はこっちに」
闇城「あの、俺は」
秋園「そこのゴミバケツが空いてます」
闇城「いや空いてますって・・・」
闇城「そんな事言ってる時間もねえか・・・ええい、ままよ!」
スポッ
??「・・・」
カツ…カツ…カツ
??「・・・ッ」
闇城(・・・あいつは・・・)
>>108
誰?
109 :■■■■
TAKUYA「ふぃ~今日も最高のライヴだったZE」
SUZU「今日のTAKUYA最強に最強だったよ!」
GORI「やはり路地裏ライブは制約がないから自由度も高いな。自分の思ったように音を出せる」
YUI「ここ最近は好調だよね。いつもよりお客さん増えてる感じ」
JIMI「もっともっと名を売ってビックになりてえよな。良い意味で有名になりてえ」
ゾロゾロ…
闇城「何だこいつら・・・見たところバンドグループみてえだけど」
闇城「とりあえず隠れるほど危ない連中じゃなさそうだし、出てみるか」
カポ
闇城「よ、あんたら」
110 :■■■■
一同「!?」
TAKUYA「ご・・・ゴミ箱から人が・・・」
YUI「怖い・・・」
GORI「何だお前は」
闇城「いや~通りすがりの一般人です」
SUZU「全然通りすがってないよね?」
闇城「こ・・・細けえことは気にすんな! そんなことより・・・」
一厘「そんなことより、その路地裏ライブについて詳しく聞かせてもらいたいですね」スッ
秋園「歌も聞きたいです―」
JIMI「なっ! 風輪の風紀委員!? なんでこんなところに!?」
TAKUYA「いや・・・その路地裏ライブはいつもやってるようなゲリラライブじゃねえから・・・」
TAKUYA「その・・・だから・・・」
ズザァアアア!
TAKUYA「すんませーん!! 今回は見逃してくれ! また楽器取り上げられたらせっかくの勢いがパーになっちまう。この通りですお願いします」
闇城(なんという変り身の早さ・・・ごまかしが効かないと判断したら早急にスライディング土下座をかます。こいつプロだ・・・!)ゴクリ
SUZU「TAKUYA・・・私達のためにそこまで」
GORI「タクだけにさせる訳にはいかない。俺達も続くぞ」
JIMI「そうだな。一人でカッコつけてんじゃねえぞTAKUYA」
YUI「私達はみんなで一つなんだ。土下座だって」
111 :■■■■
一厘「なにゴリ押しでいい話にしようとしてるんですか?」
一厘「結局反省もせずゲリラライブしてたんでしょ。要は」
TAKUYA「いや・・・今回は迷惑のかからないようこうして人通りの少ない場所で・・・」
一厘「関係無いです」ビシッ
秋園(いつにもまして厳しいよ。鈴音先輩)
一厘「あなた方には風紀委員として適正な処置を取らせていただきます」
GORI「そんな・・・」
JIMI「俺らの夢が・・・」
一厘「・・・」
一厘「・・・と、言いたいところですが」
一厘「今は別件のこともありますし。チャラにしましょう」
TAKUYA「マジでか!?」
一厘「ただし、こちらの質問に嘘偽りなく答えること」
SUZU「うん! 嘘なんてつかないよ」
一厘「では聞きます? この周辺であなた方以外の風輪生を見かけませんでしたか? 例えば・・・木原一善とか」
112 :■■■■
YUI「一善・・・てあのヤバゲなやつ?」
TAKUYA「見てないぜ・・・見たら即効逃げ出しちまうもん」
JIMI「俺は風輪の生徒じゃねえからしらねえけど木原ってやつそんなにヤバイのか?」
SUZU「噂でしかないんだけど怪しい薬やってるとか何十人も再起不能にしたとか悪いうわさしか聞かないな」
GORI「今のあそこにはそんなヤバイ奴がいるのか、哀しいことだなOBとしては」
一厘「では、見ていないということでいいですか?」
TAKUYA「ああ、見てない」
SUZU「あ、だけど。私達のライブを聞きにちょくちょく来る風輪生いるよね。ほらさっきのライブにもいたし」
YUI「そうだね。誰だっけあの子?」
TAKUYA「確かあいつは・・・」
>>113
誰? (風輪生限定)
114 :■■■■
ダメだこの支部ww
――――――――
TAKUYA「そうそう! 湖后腹君だ確か!」
SUZU「風紀委員だけど私達のライブを応援してくれているのよね」
一厘「」
一厘「それはどうも」ピキ
一厘(後で・・・きつーくお灸をすえてあげなくちゃね)
闇城「そんじゃどうする?」
秋園「もう少し先を調べてみましょうよ!」
115 :■■■■
闇城「そうだな。路地裏って言っても色んな所に繋がっているし、調べて見る価値はあるだろ」
一厘「では行きましょう。日も暮れ始めたし、時間もそんなにないわ」
秋園「暗いと少し怖いですもんね・・・」
☆ 2時間経過
闇城「あ~駄目だ。手がかりはなし・・・か」
一厘「今日のところはここで終いね」
秋園「やったー! ご飯だご飯!」
闇城「いいのか? 俺はもう少し付き合えるけど」
一厘「さすがにこの時間帯をうろつくのは危険だわ。たとえあなたと私がレベル4だとしても」
闇城「そうか・・・確かにもし何かあった時に女子二人守りながらはキツイな」
一厘「なんで私が守られる前提なの。正直風紀委員でもない一般人あなたのほうが不安なんだけど」
闇城「いやいや、これでも修羅場をくぐり抜けてきたんだぜ?」
116 :■■■■
秋園「闇城先輩の力見てみたいです!」
闇城「よし! 機会があれば見せてやるぞ。群がる悪党をちぎっては投げ千切っては投げ・・・その勇姿を網膜に焼き付けるよ。後輩」
秋園「わぁ~楽しみです」キラキラ
一厘「話半分に聞いておいたほうがいいわよ。本当にこの人が強いのかなんてわからないんだから」
一厘「それじゃ、私はこっちだから。あなた達も早く帰りなさいよね」
秋園「はーい! じゃあ私も帰りますね闇城先輩また明日!」
タッタッタッタ…
闇城「いや、明日来るとはまだ言ってねえけど・・・て、聞かずに帰りやがった」
闇城「・・・」
闇城「さて、俺はどうすっかね」
闇城「なにか気になるんだよな・・・こんだけ探しまわって不良一匹にすら遭遇しねえってのが」
闇城「もう少し調べてみるか・・・」
117 :■■■■
☆
コソ
??「まさかここに風紀委員の捜査が入るとはな・・・」
??「後々厄介なことになるのは避けたい」
??「あの三人の中から見せしめに一人潰すとするか」
??「そうだな・・・」
??「あいつにしよう」ザッ
>>118
誰?
>>119
誰を狙う?
1 闇城
2 一厘
3 秋園
119 :■■■■
3
121 :■■■■
秋園「ふふ~ん今日のご飯は何にしようかっな~」テクテク
秋園「やっぱ夏はさっぱりしたものがいいよね。冷やし中華とかそうめんとか!」
秋園「でもでも! 夏バテしないようにある程度スタミナの付くものも食べなくちゃ~」
秋園「うなぎとかいいなぁ~うなぎそうめんっていうのもありだよね~♪」
ザッ…
水園「待て」
秋園「ほよ?」
秋園「誰ですか?」
秋園「ペイント? ペンキ屋さんですか?」
水園「はっ・・・風紀委員であるというのにこの名を知らないとは呆れたな」
秋園「す・・・すみません。なにぶん風紀委員見習いなもので」テヘ
122 :■■■■
水園「まぁ、いいさ。知ったところでどうせ再起不能になるんだから」
秋園「へ? どういうことですか」
水園「まだわからないのか? 俺はお前を半殺しに来たってわけだ」
……ゾクッ
秋園「え・・・なんで? わ、私なにか悪いことしましたか」アワワワ
秋園「それなら謝りますよ! だだだから暴力反対です!」
秋園(この人の目・・・本気だ)
秋園(怖い・・・誰か・・・!)
水園「俺らペイントはあの路地裏を主に活動している」
水園「風紀委員がノコノコこられちゃ迷惑なんだよ・・・だから見せしめだ。悪いが覚悟しろ」
ブンッ!
秋園「ヒッ!」
ガギィッ!!
水園「・・・防がれた?」
??「――――間一髪、だな」
秋園「あ、あなたは!」
>>123
誰?
123 :■■■■
まさかの黒丹羽
124 :■■■■
鉄枷くン
125 :■■■■
黒丹羽→お助けマン
一善→ネタ枠
あれ、敵って誰だっけ(錯乱)
――――――――――――
黒丹羽「大丈夫でしたか?」ニコ
秋園「く・・・」ウッ
秋園「黒丹羽センパ~い!!」ガシッ
黒丹羽「怪我は?」
秋園「ありません! でももうちょっとで・・・」
秋園「黒丹羽先輩は何でここに?」
黒丹羽「帰りがけに秋園さんの姿が見えたので・・・後を追う怪しい人影と一緒にね」ギロ
水園「ほう・・・邪魔をするか。ならば二人まとめて」
黒丹羽「出来るんですか? 中学一年の女子しか狙えない臆病者が」ニコッ
水園「言ってろ」ゴウッ
ドドドドド!!
秋園「は、排水口の水が飛び出してきたんですか!?」
126 :■■■■
水園「極度の高水圧は人の体さえも砕く槌となる」ドドドド
水園「その目障りな薄ら笑いとともに消えろ、偽善者」
ドッ!!
秋園「なにあれ・・・!? まるで水の砲弾・・・黒丹羽先輩避けてください!」
黒丹羽「・・・」スッ
水園「手を差し出した・・・? それで防げると思ったか!!」
ギャンッ!
黒丹羽「水なんて所詮は状態の一つ」
黒丹羽「なら――――ッ」
ビッ!
シュゥゥゥゥ…
黒丹羽「僕の干渉範囲ですよ」ニッ
秋園「消えた!? アレだけの質量を持った水の塊が一瞬にして・・・」
水園「・・・なるほど。どうやら高位の能力者か」
水園「温度を操る能力・・・発火能力に近い能力者といったところだな」
水園「・・・どうやらあまり相性が良くなさそうか」
黒丹羽「いい考察力ですね。この一度の駆け引きでそこまでわかるのならバカではなさそうだ」
黒丹羽「君のためを思って言いましょう。引いたほうが得策だと」
127 :■■■■
水園「笑わせるな。退くのはお前のほうだろ」ニッ
水園「その右腕・・・血にまみれているぞ」
黒丹羽「・・・ッ」
水園「確かに貴様は俺の創りだした水塊を消え散らせた。しかしその衝撃までも消しきれたわけではないようだな」
水園「さあ・・・後何発防ぐことが出来る? 右手を捨てる覚悟でもなければその女を守りながらの攻防は不可能だ」
黒丹羽「・・・」ツー
黒丹羽(驚いたな・・・まさか衝撃が身体に伝わる前に消しきれなかったとは)
黒丹羽(今までは触れたその瞬間、僅かなタイムラグもなく消すことができた・・・ということはおそらく、こいつもレベル4といったところか)
黒丹羽(ちっ・・・右腕は脱臼していやがる。使い物にならなさそうだな)ダラン
128 :■■■■
黒丹羽「秋園さん」
秋園「はい!」
黒丹羽「助けを呼んできてください・・・近くの風紀委員でも警備員でもなんでもいい」
秋園「でも黒丹羽先輩・・・腕が」
黒丹羽「いいから。僕は大丈夫です」ニコッ
秋園「わ! 分かりました! すぐに呼んできますね! それまで絶対無事にいてください!」
タッタッタ・・・
水園「情けないな。アレだけ大口を叩いておいて助けを求めるとは」
黒丹羽「好きに言ってください」ニコッ
黒丹羽「いや・・・」
黒丹羽「勝手にほざいていろ」ギロ
水園「・・・!」
ゴゴゴゴゴ
黒丹羽「一つ誤解しているようだから教えてやるよ」
黒丹羽「あの風紀委員に助けを呼ばせたのは、助力が必要だったからじゃない。ただ邪魔だっただけさ」
黒丹羽「あいつがこの場にいたら色々不都合なんだよな・・・そう窮屈だ。くだらない上っ面で振る舞うなんてバカバカしい」
黒丹羽「ここに観客はいない。アンタと俺だけさ。死合には十分なステージだろ?」
129 :■■■■
水園「よくわからない奴だ」
水園「だが・・・今のお前は俺と同じ臭いがする」
黒丹羽「冗談を」フッ
水園「その淀んだ瞳、過去に大きな不幸に直面したと見える」
水園「「なんで俺が」「どうしてこんな目に」・・・そんな感情が湾曲し、瞳に灯る復讐の炎に変えているぞ」
黒丹羽「・・・」
水園「ペイントとは、まさに貴様にふさわしい居場所だ。俺達は平等に不幸・絶望を与えることを目的としている」
水園「誰かだけが不幸のどん底に叩きつけられるのはおかしい。ならば皆同じ目に合わせてしまえ、これならばみな平等だ」
水園「お前も感じたことはないのか? どうして自分がつらい目にあっても、周りは笑っている? そんな笑顔が憎たらしいと思ったことはないか」
黒丹羽「・・・なるほど」
黒丹羽「マジで言ってるんだったら相当な馬鹿だ」
水園「なんだと」ピクッ
黒丹羽「子どもの夢みたいに非現実的なんだよ。確かに全ての者に同様の苦痛を与えられるなら喜んで入ってやるよ」
黒丹羽「だがな、たかがある国の、たかが一都市の、たかが学生の、たかが一部が、結束したって世界を覆う不平等なんて覆せるわけがない」
黒丹羽「思い上がりも甚だしいな。アンタら、自分が世界を変えるられるとでも思ってんのか。この腐りきった世界を」
黒丹羽「そんな無駄なことに力を入れるより、ただ自己満足のため気が済むようにやるほうがまだましさ」
黒丹羽「俺が気に食わないから潰す、それだけでいいだろ? 変な忠義だの義務感だのは蛇足にすぎない」
水園「小さなところで価値観が食い違ったようだな」
水園「なら、慣れ合いは終わりだ。お前みたいな奴でも奴らの関係者なら見せしめにはなるだろ」
黒丹羽「もし俺を倒せたらアンタはヒーローになれるぜ? ハハッ。皮肉だな。不幸を与える者が一つの学園に光を当てることになれば」
130 :■■■■
☆
ダッダッダッ
秋園「誰か・・・誰か・・・!」ハァハァ
秋園「このままじゃ黒丹羽先輩が・・・」ゼェゼェ
秋園「まだ闇城先輩も鈴音先輩も遠くには行ってないはず・・・!」
秋園「見つけなきゃ・・・早く!」
秋園「――あ。あそこにいるのは・・・!」
>>131
誰?
1 闇城
2 一厘
3 その他
131 :■■■■
1
132 :■■■■
闇城「う~ん結局手がかりなし・・・か」トボトボ
闇城「なんか視線を感じたんだが気のせいだったのかね。帰るとしますか」
ダッ
秋園「闇城先輩!」
闇城「秋園ちゃん・・・? どうしたんだ。そんな汗だくで走ってきて」
闇城「まさか・・・俺に言い残したことが? いやいや告白はまだ早」
秋園「黒丹羽先輩が!!」
闇城「・・・いぜ?」
秋園「黒丹羽先輩がピンチなんです!! 助けてあげてください!」
秋園「相手は多分レベル4です! 早くしないと・・・!」
闇城「分かった分かった! とりあえず落ち着こう。話は聞くからさ!」
☆秋園説明中…
闇城「つまり・・・今その黒丹羽ってやつが秋園ちゃんを襲った奴と戦ってるっていうのか?」
秋園「はい」
闇城「でも黒丹羽ってやつもレベル4なんだろ? しかも学園では6番目の実力者だ。焦るこたぁねえと思うけどな」
秋園「でも! 私をかばったせいで右腕を負傷してるんです・・・。あの時避けることもできたのに・・・後ろにいる私のために」
133 :■■■■
秋園「私・・・何にもできませんでした。風紀委員としてこういう時の対処法だって習ってきたはずなのに、足がすくんじゃって・・・」
秋園「もし、黒丹羽先輩に何かあれば私は一生引きずると思うんです。自分の無力さのせいで・・・誰かが傷つくなんて。本来守るべき存在を盾にしたなんて・・・!」ギリッ
闇城「・・・オーケー。なら少し急ぐか」
秋園「・・・!」
闇城「要はその黒丹羽ってやつが無事ならいいんだろ? だったらこの闇城がささっと駆けつけてささっと加勢して、敵をぶっ飛ばせばいいだけじゃねえか」
闇城「それなら秋園ちゃんが悔いる理由なんてなくなる。そうだろ?」
秋園「はい・・・はい! そうですね。案内します。ついてきてください!」ダッ
☆
闇城「そろそろか?」ダッダッ
秋園「はい! あそこを曲がった所に・・・」
バッ
闇城「・・・なんだこりゃあ」
闇城たちは何を見た?
>>134の書き込み時間(秒数一の位)で決定
1倒れてる水園
2倒れてる黒丹羽
3倒れてる水園
4倒れてる黒丹羽
5どちらもいなかった
6倒れてる黒丹羽
7倒れてる水園
8倒れてる黒丹羽
9倒れてる水園
0倒れてる両者
134 :■■■■:2014/09/09(火) 02:32:54
てs
136 :■■■■
こっちの世界の黒丹羽くンは、度々皮肉を言いつつ何だかんだでいろいろ助けてくれる人になりつつあるw
137 :■■■■
☆
黒丹羽「・・・・・・チッ」
水園「片腕が使えないわりによく動くな」
水園「少しは戦闘慣れをしてるか」
水園「だが」スッ
水園「これだけの量・・・避け続けることが出来るか?」
ピチャ…
黒丹羽「馬鹿の一つ覚えだな。性懲りもなく水塊を出現させるだけか」
水園「俺の本場は水中なんでな。地上では水を使った戦闘方法も限られてくる」
水園「だが、貴様にはこの程度で十分だ。潰れろ」
ドッ!! ドッ!! ドッ!!
黒丹羽「・・・ッ!」
水園「逃げ場はない。終わりだ」
黒丹羽「それは、どうだかな」
ギャンッ!
水園「バカな。地面が隆起しただと・・・それを壁代わりに避けるとは・・・」
黒丹羽「さて、今度はこっちの番だ」
黒丹羽「水を操ることしかできないなら、形を変えてしまえばいい」スッ
ピシ…ピシピシ
水園「周囲の水が・・・凍りついていく!? そうか・・・ようやく分かった」
水園「貴様、物体の「温度」ではなく「状態」そのものを操っているというのか」
黒丹羽「わかったところでもう遅い。さしずめアンタは牙を抜かれた野犬。武器になるものはもうない」
138 :■■■■
黒丹羽「だが、俺にとってはここにある全てが武器なる」
黒丹羽「そう。例えば空気」ニヤ
水園「・・・なに」
黒丹羽「ほら」スッ
黒丹羽「ここに5本のダーツの矢がある。その穂先周辺を電離させ、固定すれば」ジ…ジジ
バチッ…バジッ
黒丹羽「殺傷能力5倍増。殺人ダーツの出来上がりってわけだ」
水園「プラズマ・・・! まさかその状態さえも」
黒丹羽「さあ攻守交代。その醜い姿をさらに醜悪に染めてやるよ。ハハッ!! ハハハハッ!!」
ブンッ!
水園「・・・ッ!!」ヒュッ
水園(なんとかかわした・・・! だが、狙いが性格だ。いつまでカワし続けられ続けられるか)
黒丹羽「ほら、あと四本」
ビュッ!
水園「・・・グッ!ガァアアア」
黒丹羽「おっとかすめたか。腕が落ちたか? これじゃ得点にもならねえよ」
水園「かすめただけでこの威力・・・直撃したらヤバイ」
ダブルブル
黒丹羽「なら次は・・・脳天を狙うとするかな」ニタ
黒丹羽「残りの三本まとめて・・・」
黒丹羽「振りぬくッ!!」ビュッ!
139 :■■■■
ドシュゥウ!!
水園「詰めが甘かったな」
黒丹羽「なに? ダーツが水に撃ち落とされた?」
黒丹羽「どこから、水が・・・!」ギリッ
水園「お前はたしかにすごい。4つの状態を使いこなしているといえるだろう」
水園「だが、なんでもできるからこそ行き当たりばったりの戦い方。それでは、一つに優れた奴の思考は読めるはずもない」
水園「ああ、そうだ。俺は確かに水を操ることしか脳がない。だが、だからこそ水という存在の重さを知っている」
水園「水を奪われしまえば何もできないことなどもわかりきっている」
水園「だからこそ、その時の対象法だって常に常備しているものさ」スッ
黒丹羽「ペットボトル・・・! なるほどね。そこに水を蓄えていたというわけか」
黒丹羽「だが――まだまだ俺のほうに分がある」
水園「いや、お前の負けさ」
ズドッ!!
黒丹羽「・・・あ・・・?」
ブシュウウウウウウウ!!
黒丹羽「こ、れは・・・水の弾丸? いや背後からのウォータカッター・・・か?」
水園「ダーツを防ぐための水の他に、奇襲を仕掛けるための水も背後に忍ばせていたのさ」
水園「このペットボトルの蓋を開けさせる隙を与えた。それが貴様の敗因だ」
??「はい! あそこを曲がった先に・・・」
水園「どうやらお仲間が来てくれたようだぞ? 俺も見せしめという目的は果たした」
水園「もうここにようはない」ダッ
黒丹羽「・・・チッ」ドサ
黒丹羽「無様だな・・・本当に」
140 :■■■■
☆
闇城「なんじゃこりゃあ・・・」
秋園「黒丹羽先輩が・・・!!」ダッ
秋園「黒丹羽先輩!! しっかりしてください!!」ユサユサ
黒丹羽「・・・」
闇城「秋園ちゃん! 動かしちゃ駄目だ! 腹に風穴が空いてやがる」
秋園「え・・・?」ベチャァ
秋園「これ・・・血? いや、いやあああああ!!」
闇城「くそ! どうなってやがる!」
闇城(こいつってたしかあの時の・・・銃弾すらものともしねえこいつがやられるだなんて)
闇城「とにかく! 警備員に連絡を! それと救急車!」
秋園「は・・・はい」
141 :■■■■
☆ 病院
闇城「・・・」
秋園「・・・」
プシュー
医者「ふう、終わったよ」
秋園「あの・・・先輩は」
医者「一命は取り留めたね。今回はあの冥土帰しも同伴したんだ。死なせることなんてありえないよ」
秋園「よ、よかった・・・」ジワ
秋園「私のせいで・・・先輩が・・・死んじゃったら。ウッ・・・ウワァァアアン」
闇城「秋園ちゃん。黒丹羽ってやつは助かったんだ。もう悪い未来視はやめようぜ」
闇城「いま君に必要なのは、あいつの回復を願うことなんじゃねえのか」
秋園「ヒック・・・ヒグッ・・・でも、私・・・」
秋園「黒丹羽先輩に恨まれてると思います・・・ヒグッ・・・私が駆けつけるのが遅かったばっかりに」
闇城「そんなことはねえと思うぜ?」
秋園「なんで・・・ングッ・・・分かるんですか?」
闇城「実はな、俺もあいつに助けられたことがあったんだ。誰が呼んだわけでもないのに、さっそうと駆けつけて助けてくれた」
闇城「あいつは人助けが趣味なんじゃねえのか? だったら、そんな奴が自分の傷を誰かに押し付けるようなやわな人間のはずがねえ」
闇城「きっと、秋園ちゃんが無事だったことを喜ぶはずさ」
秋園「そう・・・なんですかね?」
闇城「ああ」ニッ
142 :■■■■
医者「面会は許可されてあるよ。行きたければ行きたまえ」
闇城「そっか」
闇城「なら、ここは秋園ちゃんが言ってあげるべきだと思うぜ」
闇城「ほぼ初対面の俺が会いに行っても、困るだけだしな」
秋園「はい。行ってきます・・・。まだ怖いけど、逃げちゃダメですよね」
闇城「おう! 頑張ってこい」
秋園「はい! 励ましてくれてありがとうございます! 闇城先輩!」
タッタッタ・・・
闇城「ふう・・・なんかどっと疲れた一日だったぜ」
闇城「俺はどうしようかな」
>>143
1 帰る
2 やっぱ秋園についていく
3
アルジュナの様子でも見ていくか
4 そういや崎野って今日治験なんだっけ
5 その他
143 :■■■■
5 独自に調査をする
144 :■■■■
>>125
えっ、敵?ペイントだろ?(すっとぼけ)
安価は4で
145 :■■■■
闇城「・・・」クルッ
闇城「やっぱ、このまま終わらせちゃけねえよな」ダッ
闇城「秋園ちゃんから聞いた話だと、見せしめのために襲われた」
闇城「あの場に近づけばこうなるぞ、というメッセージのためか?」
闇城「なら、何かがあるんだ。他にも被害者を出さないためにも、調べて見る価値はある!」ダッ
闇城「またあの路地裏に・・・」
☆路地裏
闇城「ここだ。俺らが立ち入った場所はたしかにここだったはずだが」
闇城「見たところは何もない・・・」
闇城「けど、何かがあるんだろ? そうに違いねえ」
146 :■■■■
??「・・・」ザッ
闇城「隅々まで調べてやる・・・!」
闇城「俺の住む第七学区に潜在する危険があるなら、取り除くのが当然だろ」
闇城「だりいけどな。こればっかは仕方ねえ」
??「・・・」スッ
闇城「もう9時か・・・腹減ったな」
闇城「アンパンと牛乳でも買ってこればよかったかも」
??「・・・」ヒュウウ
闇城「――ん、後ろからなにか・・・?」
??「ハッ!!」
ブンッ!
闇城(敵っ!?)
>>147の書き込み時間(秒数一の位)にて次の展開が決定
2、5、7、9 闇城気絶
1、3、8 御史装甲ガード
6、4 闇城ダメージ(中)
0 闇城カウンター
147 :■■■■:2014/09/09(火) 16:17:19
気絶率が妙に高いw
148 :■■■■
不意打ちだから仕方ないw
――――――――――――
闇城「ガッ・・・!」
闇城「う・・・・あ・・・」ドサ
水園「・・・懲りずにもう一匹か」
水園「今度はずいぶんとマヌケなやつだ。普通、こういう場所を調べるのなら背後に気を配るのが当然だというのに」
闇城「・・・」
水園「さて、どうしたものか」
水園「そうだな。とりあえずは我がアジトにお招きしよう」
水園「生かすも殺すも壊すも、他の奴らに任せればいい」ガシッ
水園「・・・どうなるか見ものだな」ニィ
十九日目 完
最終更新:2016年06月03日 07:35