【名前】
- ニュイ=マ=アサヌール=ヘカテ=サッポー=イザベル=リリス=クロウリー
【スペック】
- アレイスターの一人目の娘
- 産着に包まれた銀髪の赤ん坊
【能力・所持品】
奇跡
リリスは本来、生後まもなく死亡する運命が確定していた。しかし、
エイワスがローズに憑依した際に、人を超えたその叡智によって魔力から生命力に迫り、その母胎に宿っていたリリスの構造を読み込み、別の位相へと退避させていた。
こうして現世に帰還したリリスは、産まれ落ちる前に母胎から取り出された、真に無垢なる存在である。そのため、通常全ての人間が抱えている一切の原罪を持たず、人間より霊的な格が高い。
更に、100年以上も異なる位相を彷徨い、
エイワスを通じて様々な力を浸透されていったことも重なり、術式にも量子力学にも頼らず、思念だけで自由自在に『奇跡』を呼び起こすことができる。
以下に、リリスが起こした現象の一例を記載する。
- リリスの周囲に、積み木にも似た円形や三角形等の木材が展開され、滑らかな立体パズルのように組み合わさり、木目調のドレスの乳母の木像、木工芸品のベビーカー、揺り椅子状の木馬、巨大ガラガラ、ミニチュアピアノ等、自身の手足となるオモチャを生成する
- 上記の『木目調の乳母』を使役し、『一方通行』を行使しているプロセッサスーツの『反射』を無視して蹴り飛ばす
- 『木目調の乳母』を介して会話を行う
- プラスチックのトランペットのオモチャを介して会話を行う
- ほうっておくと霧散してしまう自身の存在を、現世に留める
- 自身を乗せたキャンピングカーを宙に浮かせ、エジプトからイギリスまで一気に飛ぶ
- アレイスターを即座に昏倒させる(リリス自身が説得されたため未遂)
- コロンゾンの『Magick:FLAMING_SWORD』に対して、時間の概念を無視して、手を動かし円を描くことで、その切っ先をねじ曲げ円の中へと閉じ込めて防ぐ
【短所】
リリスはその魂のみを現世に移したため、肉の器を持たず常に不安定な状態となっている。
具体的には、ほうっておくと霧散して消滅してしまう(一応『奇跡』で先延ばししているが、『奇跡』を行使し続けることでも消耗してしまう)、何の原因もなく突然高熱を出してしまう等。
【備考】
最終更新:2022年09月19日 23:25