キャンペーン

カースドランド

《封鎖領》ハウペリアは
過去にアイヤール帝国と蛮王"眠りの暴食姫"マーシャ・グラトニカが戦争の果てに
マーシャが邪神カオルルウプテをコールゴッドしたことで、呪いの地カースドランドと呼ばれる
踏み入れるだけで肉体的、精神的な変異が起きる
世界で最もおぞましい、呪われた悪夢の土地として悪名を轟かせていた。
《血風領》シュナイダーのキルヒアの最高司祭であるシュナイダーと
その副官であるマイザールと呼ばれる男が、この地に眠る
ハウペリアがもっていたとされる《サーペントイーター》と呼ばれる魔剣を探すものを3万ガメルで募っていた。
その雑な依頼を受けた
強者と戦うことだけを望む人間の剣士バン
暴れられればなんでもいいラミアのシルヴィア
通りがかりのグランスランナーのグラという
三悪人が変異を身に宿しながら、本能に赴くままカースドランドで暴れまわり
通りすがりで出会った気に入らない悪党(ラスボス)たちをひき殺し、悪党が所有していた麻薬を売りさばき
巨万の富を得て、ついでに呪いを解決するかと、サーペントイーターを復活させて
マーシャ・グラトニカを蘇らせて、一方的に虐殺してはカースドランドの呪いを解いた。
以降、要職についたかとおもえば放浪の旅にでるものもいれば
旅で受けた仕打ちに対する報復の旅にでたりなど、好き勝手暴れまわり悪党は散り散りになった。

ミストキャッスル/ミストグレイヴ

そして〈大破局〉の時代。
ジーズドルフという王国は"翠将"ヤーハッカゼッシュ率いる蛮族軍により陥落
〈大破局〉終焉後、300年に渡る時を蛮族が支配する都、"霧の街"ミストキャッスルとして悪名を轟かせた。
其のジーズドルフには巨大な地下都市が存在し、上位蛮族たちの真の都として機能し
"ミストグレイヴ"と呼ばれ、地上を上回る程の暴力と狂騒が支配していた。

〈大陸新暦〉310年に、レーゼルドーン大陸の最南端に位置する
ダーレスブルグ公国の街カシュカーンの、後に英雄と呼ばれる4人の冒険者たちが
蛮族に扮した密偵として、ミストグレイヴに潜入する任務を受ける。
ミストキャッスルひいてはミストグレイヴの蛮族を掃討し
ヤーハッカゼッシュのみならずレーゼルドーン大陸南部の数多くの蛮王を打ち倒した。

冒険者の一人であるクリス・アーヴァインは
"霧の街"の地下で目覚めんとしていた"終末の古代神"を浄化するべく
"葬神剣"シェラシースの使い手となり、終末神の対となる永劫を司る神へと至った。
冒険者たちは、終末の古代神を浄化することに成功し
四祖として、"永遠の国"ジーズドルフとして平定した。

カルゾラルの魔動天使

カルゾラル高原の魔動天使イクスとそのマスターとなった冒険者が
テラスティア最大の蛮領カルゾラル高原にリュッケン傭兵軍とともに進軍する。
イクスの正体はリリアーナとよばれる第一世代の魔動天使の魂を
第三世代の体に魂を移したものだと判明する。
リリアーナは魔動機文明時代初期に、人々に絶望を抱いた四皇九君"無愛無垢"アデライテを身を挺してを止めた。
心と体が崩壊していたリリアーナの魂を、魔動天使を生みだした親が
最大の出力をもつと同時に感情の制御が不安定な第一世代の体から
出力が抑えられ、感情の制御が安定した第三世代の体に移して、眠りにつかせた。
現代において復活をはたし、世界を崩壊に導こうとしていた魔動天使"無愛無垢"アデライテは
最後の友としてリリアーナ(イクス)を自軍に導こうと、冒険者からイクスを奪い
アデライテは、新しい魔動天使の体にリリアーナの魂を移した。
アデライテの力で世界に絶望をしたリリアーナ(イクス)は冒険者の前に立ちはだかり
冒険者たちは、リリアーナ(イクス)に勝利をする。
イクスを奪取し、冒険者が生みの親である魔動機師から託されたオルゴールと
《十翼の金属盤》をイクスに届けるとイクスは八翼を越えた、十翼へと進化を果たす。

最終決戦において、世界を揺らすほどの十翼のイクスと、八翼のアデライテの決闘の末
イクスが勝利をすると、希望を与えるオルゴールの音色が鳴り響き
眠りについていた魔動天使たちが、イクスの呼び声に応え目覚めた。
魔動天使は、リュッケン傭兵軍が治めた湖の都ヌルメヒに保護され
戦いとは無縁の、平和な人生を得る。

十翼の魔動天使イクスは、冒険者に導かれ
神へと至り、人々に《希望》を伝える女神となった。

フォルトゥナの勇者たち

突如、ラクシアを一巻きにするヴェノムサーペントが異界より出現する。
魔神たちの王"魔神王"のラクシア侵略である。
後にヴェノムサーペント事変、魔神戦争と言われる
人族と蛮族が協力をして、大異変に立ち向かった前例のない戦争であり
発端は、変異におかされたラミアの少女であり
その少女は呪いから解放される前のカースドランドのような
『人族と蛮族の共存体制』を世界に如くことを祈り
それに"理不神"シルヴィアという邪神が応えたことにより発生した。
シルヴィアは、少女の中に魔神王を宿し、ヴェノムサーペントを招来するも
シルヴィアは少女の願いを応えただけで、魔神王を使って世界を滅ぼす気などは毛頭なく
魔神王を倒す手段の一つであるグレンダールの"武帝五輪の鎧"という神器の中で身を隠し、眠りについた。
神々によって各地から集められた大英雄たちは神器を集め、異界の迷宮へ乗り込み
魔神王を倒し、フォルトゥナを手にヴェノムサーペントを滅ぼした。

六英雄は、ジーズドルフ王国の四祖の2人、"才知ある"アリアと"猛々しき"クロアと"堅牢なる"ノワール
シルヴィアの仲間であり相棒でもある"黒の剣士"バン。
リュッケン傭兵軍の、"竜胆の細剣士"レンと"紅蓮兇手"イリア

であり、彼らの伝説は世界中で今なお語られている。

稲守の魔動機神

ユーレリア地方連合軍が、地方に侵攻しようとするレンドリフト帝国軍と交戦になり発生した
「機兵戦争」と呼ばれる戦争の後、荒廃したユーレリア地方を
それぞれの目的で旅をする者たちが、イズナール村という狐が多く住まうフェトルの農村を救い
ユーレリアに残る多くの禍根をとりのぞいた者たちの英雄譚。

「機兵戦争」では「アネール」と呼ばれる
人の魂を魔動機に宿した人型魔動機兵が用いられ猛威を奮うも
魔動戦艦セティアムとよばれるアネールたちの母艦が
"紅蓮隊"と呼ばれる、ユーレリアで特攻を志願した者たちが、セティアムを打ち落としたことで
レンドリフト帝国は謎の撤退を始め、唐突に戦争は終了する。
ユーレリアには多くのアネールがうろつき、レンドリフトに帰れずに略奪と暴虐の限りを尽くしていました。

ユーレリアのオルブリューク王国はレンドリフトの属国となり、落ちた戦艦を回収すると
そこの国の王子に化けてたフォックス族の親子、ツェーンとディネロの暗躍で
"終末の巨人"を用いて戦艦を再び浮上させる

戦争を裏で操り、飛ぶことで他者の生命力を吸収しつづける死の棺桶をつくりだしたのは
幻獣エルダーフォックスの一尾、ツェーンと呼ばれる悪狐であり
ツェーンは自分と同胞以外のすべての生命を憎んでおり、戦艦を使って生命力を吸収しつづけ
幻獣以外が存在しない世界を生み出そうとしていました。

"解放者"と呼ばれる、イズナール村を救った英雄たちは
そのツェーンによって呪いをかけられたものたちを救うために奔走し
冒険者の一人の気まぐれによって生まれた、ツェーンの絶対的な力の隙を突き
解放者たちはツェーンを打ち倒すことに成功した。

SIAM SHADE/影ノ国の女神と勇士たち

ラクシアの南半球に位置する大陸の何処か。(エイギア地方、灼熱の砂漠北部)
広大な死の砂漠の中、巨壁が強烈な日光と熱砂と暴風を遮るかのように聳え立ち
その壁の中では、「アンブラ」と呼ばれる地域が存在し、その全てが影に包まれている。
そこは影ノ三國と呼ばれる、大破局を生き延びた三つの国があり
それぞれが対立しあっている魔境で
一つはドレイクの女王が統べる「影骸国レゾンブール」
一つはバジリスクの女王が統べる「隻影国クリムザ」
一つはナイトメアの女王が統べる「影炎国アルヴァーン」が存在している。

影の国で信仰されているスカディアの遺跡が突如出土したことで
冒険者はアルヴァーンの依頼を受け、遺跡の調査にでる。
遺跡の最奥でスカディアが目覚め、影の国を襲う危機について語る
太陽と砂漠の影響は『シェイドウォール』という、影の壁で遮られ太陽の光から守られている
三国ともにその恩恵をうけているが、徐々にその力が弱まっていることを告げる。
このシェイドウォールが崩れると、太陽の熱と砂漠にのまれ、三国は滅んでしまうと
スカディアは冒険者たちを影の勇士と呼び、これらを解決するようにと神託を授ける。
それにより冒険者は、この砂漠の世界の謎を解き明かす旅にでる。

スカディアは元々一剣側の密偵だった人間で
ダルクレムの隙をついてイグニスを掴んだことで、神格を得た神であることが発覚。
その際に生まれた、イグニスの炎の影、「シャドウイグニス」の力で
影の神ではなく、陰の神として世界を闇に閉ざす神となり
友であったシーンとティダンと対立をするほどにその信仰は歪んでしまう。

シャドウイグニスが女王たちを利用し、復活を望んでいるの対して
死の砂漠を生み出していたティダンの太陽は、そのシャドウイグニスの力が外にでないように
自然に力を増していただけということを冒険者は知る。

スカディアは自らが、再び陰の神へと戻り
陰の神となった自身を、打ち倒してほしいということを、勇士たちに告げる。
勇士たちは、レゾンブールの賢人の協力のもと、砂漠の踏破に成功
永遠の国ジーズドルフへと辿り着く。
彼らの協力のもと、陰の神が生み出した深淵世界にいき、底に眠るティダンの光の矢を入手。

勇士たちはジーズドルフに訪れて危機を救い、彼らの協力を得て
陰の神となったスカディアを撃退し、光の矢をティダンに返還し
死の砂漠から、影の国を解放した。

彷徨ノ塔

記憶がない4人の冒険者たちが、記憶を取り戻すべく
隠世の羅針盤を使い、彷徨の塔の頂上を目指す。
グランドエントランスにて出会った
魔法王に人魚の姿へと変えられた、不幸な宿命をもつ者たちの人生を救うことが
塔の頂上の謎に辿り着く条件であり、記憶を取り戻す方法であると知り
扉の向うにある世界に渡り、彼女たちを救う旅にでる。

夢追いのイド

テラスティア大陸の南部に位置するフェイダン地方。
その一画を統治していたバジリスクの蛮王の迷宮城から
不自然なまでに一切の存在の活動が無くなったとの噂がたち
周辺国が、冒険者たちに迷宮を探索にだしたところ
迷宮を踏破した冒険者たちによって発見されたものはただ一つ
「カオルルウプテの夢日記」

このカオルルウプテの夢日記を開く実験に参加した
冒険者たちは、カオルルウプテの夢の世界を旅することとなる。
剣を投げ入れるものと自称するディスマンという謎の男に翻弄され、夢の深奥にあった井戸の底に落とされる。
医者ドイの力で、かろうじて生存を果たすと
冒険者は睡眠をとることで現実と夢の世界を行き来する
『夢追い人』として冒険をすることとなる。
夢の井戸の先にあった世界は、ラクシアとは
価値観、道徳、文化、何もかもが違う『現代』と呼ばれる異界だった。
ここではラクシア人がドリーム・ビーストに目覚め、人々を恐怖に陥れていた。
そのドリーム・ビーストを倒すのはまたラクシアの魔剣でなくてはならなかったため
現代の国(政府)のもと、生活を管理されながらも冒険者たちは現代生活を送ることとなる。

現代の神殿『神社』にとあるラクシアの神の神像があったことを発端に
その世界から抜けるためには、『覚醒の神イド』と呼ばれる、ラクシアでは信仰が失われた神の力が必要であることを知る。
眠りの神カオルルウプテの怨敵である覚醒を司る神イドは
カオルルウプテが嫌いすぎたために、記憶に残っており夢の世界で無意識に残されていたモノが
医者ドイとして活動をしていたことを知る。(ドイは自分の事を現代人だと思い込んでいた)

イドの力を使い、カオルルウプテを目覚めさせることで
ラクシアと夢の現代との繋がりは途絶え、ドリーム・ビーストで消滅していない魂を目覚めさせることに成功した。

この世界は、ディスマンがカオルルウプテの力を使い『夢の力』を集めるための猟場の一つにすぎず
ディスマンの傀儡として、ラージュというヴァンパイアが暗躍していた。
ディスマンの正体が、「偽りの神ソーンダーク」の虚像であることが発覚すると
ディスマンは、次の傀儡として利用するためにはじまりの剣を冒険者に授けると交渉をしてくる。

それを拒否したことで、ディスマンは事象のリセットを敢行し
ソーンダークとして生まれ直しをした自らが剣を握ろうとする。
悪夢の胎児となったソーンダークを打ち倒すと、ソーンダークが世界に敷いていた偽りの事象が全て失われ
夢日記が作り出される前の世界まで戻されることとなった。
ソーンダークの陰謀の一つを打ち砕いたことには変わりがなく
夢追い人たちの冒険は終わり、別れ、始まりへと戻る。
そこには夢日記やそれにまつわる記憶やその他の事象を剪定し、夢日記というものが存在しない世界に戻ることとなった。

最後の酒宴にて「嘆いてはならぬ、縁があれば、再びまた繋がる」という、夢の世界で出会った男の言葉のとおりに
世界も人も再び回り始める。
最終更新:2017年07月04日 16:42