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**海外・EUの放射性物質に関する食品規制
***ドイツの基準は子供4Bq・大人8Bqという誤解
実はこの「ドイツの基準は子供4Bq・大人8Bq」というのはデマです。
ドイツの基準=EUの基準 です。
ドイツ放射線防護協会はあくまでも私的な団体です。
むしろドイツ政府(直属の「放射線防護委員会(SSK)」)とは対立しており、それぞれの見解は全く違うようです。
詳しくは下記Togetterまとめより御覧ください。
****「ドイツ放射線防護協会」の提言は「ドイツ」の放射線防護の実際を反映したものではない
http://togetter.com/li/268316
***EUの食品規制(一般食品)
****事故当時EUの一般の食品基準は1250Bq/kg
日本での原発事故が起きるまでは、Uの一般の食品基準は1250Bq/kg でした。
※「日本の暫定基準値が高すぎる(高すぎた)」というのはデマだということがわかります。
※その後、日本の暫定基準値に合わせて500Bq/kgに改定(詳しくは後述)
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110325_01.html
>その他放射性核種の半減期が10日間以上のもの(特にCs-134,Cs-137)(注6)
>ベビーフード 400Bq/kg
>乳製品 &bold(){1000Bq/kg}
>それ以外の食品 &bold(){1250}Bq/kg
>豚:1,250 家禽類、子羊、子牛:2,500 その他:5,000
****日本からの輸入食品の放射線検査の許容水準上限を引き下げ(EU)2011年4月
原発事故の起きた日本の基準が500Bq/kgであったことから、EUが日本からの輸入規制が1250のままじゃおかしいという話になり日本に合わせたようです。
日本で流通不可な500以上1250Bq/kg未満のものがEU輸入できてしまう珍現象が起きちゃうので当然でしょう。
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110411_01.html
>輸入食品の放射能に関するEUの現行基準は、1986年のチェルノブイリ原発事故翌年の1987年に定められたもので、24年間変えられてこなかった。基準値は年間の個人の食品の消費の10%がこの値の汚染レベルにある場合を想定しており、放射線への暴露が年間で1ミリシーベルトを超えないように設定されている。また、基準値は国際機関(WHO、FAOなど)のガイドラインに沿って作られている。
>欧州委員会のバローゾ委員長は5日、欧州議会で、食品の安全基準が高い日本では、上限がEUよりも低く設定されていることから、&bold(){EUもさらなる科学的分析の結果がでるまで、暫定的に日本の基準を適用}すると説明した
****2012年4月「EUへの日本食品の規制値を100Bq/kg」に
さらに2012年4月の日本の規制値改定に合わせて、EUへの日本食品の規制値を日本の国内基準に合わせたようです。
http://www.agrarheute.com/strahlengrenzwerte (ドイツ語)
****EUの「ウクライナ指令」について
上記の500Bq/kgとは別の食品規制について解説されています。
EUの放射性物質に関する食品基準
http://togetter.com/li/538448
***チェルノブイリ(旧ソ連)の食品基準
****『ウクライナとベラルーシの食品基準の変遷』
旧ソ連時代の&bold(){粉ミルクの基準は18500Bq/kg}
http://togetter.com/li/208694
**海外・EUの放射性物質に関する食品規制
***ドイツの基準は子供4Bq・大人8Bqという誤解
実はこの「ドイツの基準は子供4Bq・大人8Bq」というのはデマです。
ドイツの基準=EUの基準 です。
ドイツ放射線防護協会はあくまでも私的な団体です。
むしろドイツ政府(直属の「放射線防護委員会(SSK)」)とは対立しており、それぞれの見解は全く違うようです。
詳しくは下記Togetterまとめより御覧ください。
****「ドイツ放射線防護協会」の提言は「ドイツ」の放射線防護の実際を反映したものではない
http://togetter.com/li/268316
***EUの食品規制(一般食品)
2013.10.07修正
****EUの一般の食品基準は1250Bq/kg (EURATOM)
EUの一般の食品基準は&bold(){1250Bq/kg}です。
※「日本の暫定基準値が高すぎる(高すぎた)」というのはデマだということがわかります。
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110325_01.html
>その他放射性核種の半減期が10日間以上のもの(特にCs-134,Cs-137)(注6)
>ベビーフード 400Bq/kg
>乳製品 &bold(){1000Bq/kg}
>それ以外の食品 &bold(){1250}Bq/kg
>豚:1,250 家禽類、子羊、子牛:2,500 その他:5,000
***EUへの輸入食品規制は別に存在
EUの本来の放射性物質に関する食品規制はEURATOMとして存在します。これは平常時発動しておらず、東電の原発事故後に発動しました。その後日本の暫定規制値が決まったために、それに合わせて一般500Bq/kgとされました。
それとは別に、チェルノブイリ指令(チェルノブイリ事故の影響がある地域からの輸入食品)と日本からの輸入規制が存在しているようです。
参考:http://konstantin.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-b878.html
****チェルノブイリ指令
チェルノブイリ指令というものが存在
ウクライナ、ベラルーシ、ロシアなどからEUに輸入される食品に適用されます。
****日本からの輸入食品の放射線検査の許容水準上限を引き下げ(EU)2011年4月
原発事故の起きた日本の基準が500Bq/kgであったことから、EUが日本からの輸入規制が1250のままじゃおかしいという話になり日本に合わせたようです。
日本で流通不可な500以上1250Bq/kg未満のものがEU輸入できてしまう珍現象が起きちゃうので当然でしょう。
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110411_01.html
>輸入食品の放射能に関するEUの現行基準は、1986年のチェルノブイリ原発事故翌年の1987年に定められたもので、24年間変えられてこなかった。基準値は年間の個人の食品の消費の10%がこの値の汚染レベルにある場合を想定しており、放射線への暴露が年間で1ミリシーベルトを超えないように設定されている。また、基準値は国際機関(WHO、FAOなど)のガイドラインに沿って作られている。
>欧州委員会のバローゾ委員長は5日、欧州議会で、食品の安全基準が高い日本では、上限がEUよりも低く設定されていることから、&bold(){EUもさらなる科学的分析の結果がでるまで、暫定的に日本の基準を適用}すると説明した
****2012年4月「EUへの日本食品の規制値を100Bq/kg」に
さらに2012年4月の日本の規制値改定に合わせて、EUへの日本食品の規制値を日本の国内基準に合わせたようです。
http://www.agrarheute.com/strahlengrenzwerte (ドイツ語)
****EUの「ウクライナ指令」について
上記の500Bq/kgとは別の食品規制について解説されています。
EUの放射性物質に関する食品基準
http://togetter.com/li/538448
***チェルノブイリ(旧ソ連)の食品基準
****『ウクライナとベラルーシの食品基準の変遷』
旧ソ連時代の&bold(){粉ミルクの基準は18500Bq/kg}
http://togetter.com/li/208694
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