マリ、和平行程表に合意 政府と武装勢力(2014/7/25)
西アフリカのマリ政府は24日、北部で自治を求める遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力と、
アルジェリアの首都アルジェで、和平協定に向けた行程表に合意した。ロイター通信などが伝えた。
行程表では10月の次回協議で和解や人道問題について議論し、その後に最終的な和平協定に署名すると定めている。協定締結の期限は明記していない。
マリ軍事クーデター主導した大尉、中将に昇進人権団体は批判(2013/08/15)
同国では2日前に大統領選でイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)元首相が勝利したばかり。
マリに国連PKO 安保理が決議(2013/04/26)
国連安全保障理事会は25日、フランスが軍事介入中の西アフリカ・マリを安定化させるため、平和維持活動(PKO)部隊を派遣する決議案を全会一致で採択した。
常任理事国のフランスが主導した。現在マリの周辺国が派遣している、アフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)の活動を引き継ぐ形。マリ北部を制圧したイスラム過激派の掃討に当たっているフランス軍も規模を縮小しながら当面活動を継続し、互いに連携する。(共同)
<マリ>仏軍、北部山岳地帯到達 過激派は拠点で自爆テロ(2013/02/09)
【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】西アフリカ・マリのイスラム過激派と戦闘を続けるフランス軍とチャド軍は7日、マリ北部キダルから160キロ北の山岳地帯にある都市アグロックに到達した。多数の過激派勢力が潜伏しているとみられる。一方、過激派は仏軍、マリ軍が奪還した拠点都市
ガオ周辺で自爆テロなどで奇襲する戦術を取り始めており、ゲリラ戦の様相を強めつつある。
<マリ>仏が北部キダル制圧に慎重 別の武装組織の管理下に(2013/02/09)
【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】西アフリカ・マリでイスラム過激派の拠点都市を次々と奪還してきたフランス軍が、最後の主要拠点都市キダルで制圧に慎重姿勢を見せている。イスラム過激派とは別の反政府武装組織がキダルを管理下に置いたことを宣言し、仏軍との交渉・協力姿勢を見せているためだ。仏軍の姿勢に対し、武装組織を過激派と同一視するマリ世論からは、反発も出始めている。
キダルではイスラム過激派は撤退した模様だが、代わって遊牧民トゥアレグ人の世俗主義反政府武装組織
「アザワド解放民族運動(MNLA)」が制圧を宣言し、仏軍に協力姿勢を示した。
仏軍、マリで空爆 暫定政府、全土に非常事態宣言(産経新聞)(2013/01/12)
オランド大統領は「安保理決議の枠内」で行動するとの方針を示しており、12月の決議を介入正当化のよりどころとしている。
マリへの部隊派遣を承認=アフリカ主導、過激派駆逐を支援−安保理(時事通信)(2012/12/21)
駆逐に向けた軍事行動の開始は2013年9月以降になるとみられている。
派遣が承認されたのは「アフリカ主導国際マリ支援団(AFISMA)」で、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が3300人規模の部隊を送る方針を表明済み。
マリ暫定首相を軍が拘束 政府総辞職、混迷深まる(産経新聞)(2012/12/11)
マリからの報道によると、同国軍兵士が10日夜、ディアラ暫定政府首相の身柄を拘束。ディアラ氏は11日未明、国営テレビを通じ暫定政府の総辞職を表明した。拘束は3月に首都バマコで起きた反乱軍のクーデターを主導した
サノゴ大尉の指示という。
マリ軍兵士がクーデター、大統領府攻撃後に「権力掌握」(2012/03/22)
首都バマコで大統領府に攻撃を仕掛けた軍兵士らは22日、国営テレビを通じ、クーデターで権力を掌握したと発表した。
軍事クーデターに乗じ、北部の遊牧民トゥアレグ人の世俗主義反政府組織
「アザワド解放民族運動(MNLA)」」とトゥアレグ人主体のイスラム過激派アンサル・ディーンが連携して4月に北部を制圧。アンサル・ディーンは
アルカイダの北アフリカ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」などと協力し、MNLAを北部の都市部から放逐し、過激派による支配を固めた。
関連項目
最終更新:2014年08月10日 20:46