ダニエル・ラッセルとは、アメリカの知日派といわれる政治家。


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米国:ラッセル国務次官補が会見 日本の成長戦略に期待(毎日新聞2013/07/23)

 【ワシントン白戸圭一】今月12日に東アジア・太平洋担当の米国務次官補に就任したダニエル・ラッセル氏が22日、ワシントン市内で就任後初の記者会見に臨んだ。ラッセル氏は、21日に投開票された参院選の与党圧勝について「安倍晋三首相が選挙で勝ち取った権限を背景に目標に向かって進むことを、期待をもって注視する」と述べ、安倍政権がアベノミクスの「第三の矢」に掲げる成長戦略の実現に期待感を示した。

 ラッセル氏は「日本経済の繁栄は日本国民のためだけでなく、アジア地域及び米国にとって疑いなく重要だ」と述べ、安倍政権が成長戦略と環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の早期妥結に取り組むべきだとの考えを示した。

 一方、日中・日韓関係の悪化について、ラッセル氏は「平和的で思慮深い方法で問題を解決することが極めて重要だ」>と関係改善の必要性を強調した。沖縄県・尖閣諸島を巡って対立する日中両国に対しては「緊張緩和と協力の精神で違いを乗り越える外交的対応を強く促す」と問題の平和的解決を求めた。

 北朝鮮の核・ミサイル開発については「北朝鮮が約束と国連安保理決議に基づいて交渉することを望む」と語り、北朝鮮が非核化に向けた具体的措置を取ることが対話の条件との考えを強調した。

米国務次官補、知日派のダニエル・ラッセル氏(2013/05/16 読売新聞)

 【ワシントン=白川義和】オバマ米大統領は15日、東アジア・太平洋担当の国務次官補にダニエル・ラッセル国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長(59)を起用する人事を発表した。2月に退任したカート・キャンベル氏の後任で、上院の承認を経て就任する。

 ラッセル氏は、駐大阪・神戸総領事や国務省日本部長など日本関係のポストを長く務めた知日派。アジア重視政策を進めるオバマ政権でNSC日本・朝鮮部長とアジア上級部長を歴任したことから、ホワイトハウスにパイプを持つ国務次官補として日米同盟強化への役割が期待されている。北朝鮮の核・ミサイル問題や中国の軍事力拡大などへの対応も担う。

 ラッセル氏は1990年代前半には在韓国米大使館に勤務し、朝鮮半島情勢にも精通している。(2013年5月16日11時55分 読売新聞)

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最終更新:2013年12月19日 22:07