ナレーション
帝国軍の侵攻から1年。
シャレム首長国連邦、
アルメリア魔導国、
ヴェローナ神国、中原、そして
ブレトワルダ王国。
さまざまな場所で、
多くの血が流れた。
アルトリウスはすべてを
終わらせるため、帝国軍に
最後の戦いを挑む。
編成前
アルトリウス「エグバードは解放された!」
アルトリウス「後は帝国軍を
中原から追い払うだけだ!」
アルトリウス「みんな、ブレトワルダを救うため、
力を貸してくれ!」
ガウス「中原から追い払うだけ、か」
ガウス「それがどれだけ難しいことか、
分かっているのか?」
ガウス「兵たちよ、誇り高き
グラン=メルーの戦士の力、
思い知らせてやれ!」
シナリオ開始時
シナリオ中
●ケイ⇔
アルベリヒ
ケイ「…………」
アルベリヒ「そんなににらまなくても、
言いたいことがあれば聞こう 」
ケイ「お前が帝国に寝返らないかと
心配しているだけだ」
アルベリヒ「一度、ガウスさまを裏切った私が、
またガウスさまの元に戻るだと?
そんなことはあり得んよ」
ケイ「本当か?」
アルベリヒ「私はそのつもりだ。
もし嘘だと思うのなら、その槍で
私を好きにするがよいだろう」
ケイ「……お前の評判はよく聞いている。
確かに、嘘をつくような人間では
なさそうだな」
アルベリヒ「評判で人を判断しないほうが
いいぞ?」
ケイ「私の目で確かめてのことだ」
アルベリヒ「そうか。
セルディック王子も、
良い部下に恵まれたようだな」
アルベリヒ「さあ、嘘と思われぬうちに、
前線に出るとするか」
ケイ「頼りにしてるぞ」
アルベリヒ「世辞を言っても、
私の身以上のものは出ないぞ」
ケイ「本音だよ」
アルベリヒ「そうか、ならば見事その期待に
応えてみせよう!」
●アルトリウス⇔ガウス戦闘時
アルトリウス「ガウス!
中原から軍を退け!」
ガウス「セルディック……いや、
アルトリウスか」
ガウス「残念ながら
そういうわけにはいかん。
退くのは貴様の方だ!」
アルトリウス「この分からず屋め!」
●アルベリヒ⇔ガウス戦闘時
ガウス「アルベリヒ、か。
まさか貴様が俺を裏切るとは」
アルベリヒ「私は、私の信じる道を行く」
ガウス「くくく、かまわん」
ガウス「それでこそ、
本気でお前と打ち合えるというもの」
ガウス「手加減はできんぞ?」
アルベリヒ「望むところ!」
●王国軍一定ライン越境時
教団枢機卿「……もうそろそろいいでしょう」
教団枢機卿「もう帝国に用はありません」
教団枢機卿「メフレイユさまの命令通り
王国軍共々
滅びを与えてやりなさい」
帝国守護騎士「ガウスさま、
教団が我々に向けて
攻撃を開始しました!」
ガウス「なんだと!?」
ガウス「メフレイユめ、俺たちはもう
用無しということか……」
ガウス「……しかたあるまい。
これ以上の戦いは無意味だ」
ガウス「全軍、速やかに撤退せよ」
●ガウス撃破時
ガウス「剣に生き、か。
くくく、後悔はない」
ガウス「グラン=メルーに栄光あれ……!」
シナリオ終了時
アルトリウス「帝国軍は撤退した……でも」
マリー「メフレイユが、残っています」
アルトリウス「だけど、
メフレイユはどこにいるんだ?」
アリオス「それは当然あそこだろうな」
アイギール「うむ、あそこじゃろう」
イグレイン「あそこしかないわね」
アルトリウス「な、なんだ。
みんな知っているのか?」
マリー「アルトリウス、
本当に分からないのですか?」
アルトリウス「む……し、しかたないだろう!
俺は記憶喪失なんだ!」
アイギール「都合がいい記憶喪失じゃのう」
アイギール「メフレイユの目的は
封じられていた闇の力を
手に入れることじゃ」
アイギール「つまり」
イグレイン「聖王アルトリウス
最後の決戦の地、アララテ山」
イグレイン「そこが、メフレイユのいる場所よ」
最終更新:2007年09月03日 14:10