暗黒兵団会話

ナレーション

帝国との総力戦に打ち勝った
神聖帝国軍は、敗走する敵軍の
追撃にかかった。
だが彼らの行く手をふさいだのは
人の意志を感じない、
奇妙な兵士たちだった。
大陸全土を巻き込んだ戦いに、
まだ終わりを告げられそうに
なかった。

編成前

アルベリヒ(左)「陛下が……。
         早くこのことを
         誰かに報せなければ」

エルネスト(右)「アルベリヒは
         まだ捕まえられないのか」
        「まあ、いくら奴といえど、
         この兵たちにかかれば
         時間の問題だろう」

ケイ(右)「なんだあの兵士は!」
マーガス(左)「うつろな目つきで戦っている。
        いったい何なんだ?」
アイギール(右)「セルディック!」
         誰かが襲われておるぞ!」
セルディック(左)「あれは、
          帝国軍第五師団長アルベリヒ?
          なぜやつが……」

シナリオ開始時


シナリオ中

セルディック⇔アイギール

アイギール(右)「なあ、いつまでこんなことを
         つづけるつもりじゃ」
セルディック(左)「言っただろう。
          やつらが抵抗する気力をなくすまで
          いつまでもだ」
アイギール「それでおぬしの気が
      晴れるかのう」
セルディック「俺の気?
       そんなものどうでもいい」
アイギール「では、マリーか? それとも、
      名も分からぬ別の誰かか?」
セルディック「…………」
アイギール「なあ、おぬしは何のために
      戦っているのじゃ?」
セルディック「大陸に、平和を」
アイギール「そんな答えが聞きたいのではない」
セルディック「……あえて言うのなら、
       償いのためだ」
アイギール「償い?」
セルディック「俺は自分の弱さから
       マリーを殺した」
      「きっと他の選択肢だって
       あったはずだ。
       でも、王になるために」
      「いや、王として認められないのが
       耐えられなくて、
       マリーを殺したんだ」
アイギール「それはおぬしのせいではない」
セルディック「俺のせいだよアイギール」
セルディック「そうだ、懺悔をするよ。
       俺はマリーを殺したその罪を
       許されたい」
       そして罪を背負っているゆえに
       自らを偽るしかなかった罪を」
      「許されたい」
アイギール「許されたい、か」
セルディック「どうだ?
       ヴェルンは許してくれるかな?」
アイギール「……無理じゃろうな」
セルディック「そうか。
       なら、戦い続けるしかないな」
アイギール「……なぜならな、セルディック」
     「おぬしの背負った罪は
      おぬし自身が許すしか
      ないからじゃぞ」

ユミルナ⇔アルベリヒ

ユミルナ(左)「あら、あなたは〜」
アルベリヒ(右)「あなたはヴェローナの
         ユミルナ殿」
ユミルナ「今度は私があなたを
     助ける番のようですね、
     アルバレスさん」
アルベリヒ「私はアルベリヒだが……」
     「私はけっきょく、
      あなたを助けられなかったし、
      それにこれは二度目だ」
アルベリヒ「ヴェローナで一度
      助けられている」
ユミルナ「そんな、謙遜しなくても
     いいのですよ〜」
    「ヴェルンは人の善行を
     すべて見ていらっしゃいます」
アルベリヒ「べ、別に謙遜しているわけでは…」
     「というか前から思っていたが、
      人の話を聞いたらどうだ、
      ユミルナ殿」
ユミルナ「うふふ〜」
アルベリヒ「うふふではなく」
ユミルナ「あはは〜」
アルベリヒ「あははでもなく」
ユミルナ「そんなことよりも、あなたは
     これからどうするのですか?」
アルベリヒ「これからどうするか、か。
      難しい質問だな」
ユミルナ「私はついてきていただけると
     嬉しいですね〜」
アルベリヒ「……そうだな。
      ガウスさまの元へ行かなければ
      ならない」
     「助けられた恩もある。
      いったん、あなたたちに
      協力させていただこう」

アルベリヒ⇔クロト(戦闘時)

クロト(右)「あらあら、
       神聖帝国につくとはねえ」
アルベリヒ(左)「帝国を食い散らかすお前に
         言われたくはない」
クロト「そりゃ否定できないけどね」
   「そこまで分かってるなら」
   「あたしがたとえ仲間だろうと
    手加減しないのも
    分かってるね?」
アルベリヒ「ああ」
クロト「そりゃよかった」
   「別に裏切り者は
    嫌いじゃないけど、アルベリヒ、
    あんたはここで死にな!」

クロト撃破

クロト(左)「あたしもここまで……か」
      「故郷で死ねるだけマシ
       か……ねえ……」

エルネスト撃破

エルネスト(左)「何でこいつらは
         いつもいつも俺の邪魔を!」
        「アルベリヒ……がはっ!」

シナリオ終了時

セルディック(左)「こいつらはいったい何だったんだ」
イグレイン(右)「死人よ。
         おそらくメフレイユが
         作ったものでしょうね」
セルディック「メフレイユが?」
イグレイン「ええ、
      ずいぶんと荒っぽいやり方だけど」
     「確かこのあたりに
      研究所があったはずよ」
セルディック「教えてくれるか?」
イグレイン「もちろん」
セルディック「よし、研究所へ急ぐぞ」

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最終更新:2007年09月11日 18:52
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