ファティマ要塞会話

ナレーション

慣れぬ砂漠を行軍する王国軍は、
やっとのことでアルメリアの
国境にたどり着いた。
しかし、アルメリアの国境を守る
要塞には、なぜか帝国軍が
駐屯していた。
このファティマ要塞
越えなければ、アルメリア市に
たどりつくことはできない……。

編成前

セルディック(左)「あそこがアルメリアの
          ファティマ要塞か。
          マリー、もう少しだぞ」
マーガス(右)「待ってください、
        セルディックさま。
        あの旗は帝国軍のものです」
セルディック「なんだって!」
セルマ(右)「アルメリアにも、帝国がやってきた
       ということですか……」
セルディック「どうすればいいと思う、セルマ」
セルマ「帝国軍がいるのは予想外でした」
セルマ「でも、ここを通らねば
    アルメリア市にたどりつくことは
    できません」
セルマ「突破するしかないでしょう」

シナリオ開始時

なし

シナリオ中

王国軍が門に攻撃した時

帝国守護騎士「しばらく持ちこたえれば
       増援がくる! それまで、
       敵の侵入をゆるすな!」

3か4ターン目 マップ下敵増援

セルディック(左)「!?」

奥の部屋

帝国軍戦列歩兵(右)「援軍が到着しました!」
帝国軍守護騎士(左) 「おお、来たか!」
帝国軍守護騎士「開門せよ!
        王国軍を挟撃するのだ!」

援軍到着前に味方内部侵入時

帝国軍守護騎士(左) 「敵に侵入されただと!?
           ええい、援軍はいつになったら来るのだ!」

マップ右上ルキア登場

ルキア(左)「さてさて、お宝……じゃなかった。
       水と食料はどこにあるのかなっと」

ルキア登場後次の味方ターン開始

ルキア(左)「あれ、戦う音がするような……
       ま、気のせいだなっ!」
帝国軍重装騎士(右) 「む、あやしいやつ!」
ルキア「やばっ、見つかった!?」
帝国軍重装騎士「さては王国軍だな?
        返り討ちにしてくれる!」
ルキア「えっ!?ちょっと!
    ぼくは王国軍なんて
    知らないよっ!」

セルディック⇔ルキア

ルキア(右)「ひーん、お宝は見つからないし、
       兵隊がうろつきまわってるし、
       いったいなんなんだよー!」
セルディック(左)「え、女の子?
          いったいどうしてこんなところに」
ルキア「むっ」
セルディック「むっ?」
ルキア「きみは誰?」
セルディック「別に名乗るほどの者では……。
       君こそ誰なんだ?
       どうしてこんなところに?」
ルキア「ふふふ、よく聞いてくれたね。
    ぼくはルキア」
ルキア「アルメリアにこの人ありと言われた世紀の大盗賊さ!」
セルディック「盗賊、ねえ。
       じゃあここにも何かを盗みに?」
ルキア「帝国のやつらが近くのオアシスから食料を持っていったんだ。
    だからとりかえしてやろうとね」
セルディック「それは大変だな。
       食料は自由に持って行ってかまわないよ」
ルキア「はあ、きみもお人好しだねー」
ルキア「ま、それはもらっておくとして……
    その剣!」
ルキア「ずいぶんと高そうだね!
    ねえ、それをぼくにくれない?」
セルディック「悪いがそういうわけには
       いかないんだ」
セルディック「これは大事なものでね」
ルキア「それをくれたらぼくを
    好きにしていいよ」
セルディック「す、好きに!?」
ルキア「そうそう」
セルディック「な、なにを言ってるんだ!」
セルディック「何をいわれても、この剣は
       渡すわけにはいかないぞ!」
ルキア「真っ赤になっちゃって、
    かわいいんだからっ」
ルキア「よし、決めた。
    ぼくはきみについてくよ」
セルディック「はあ?
       あのな、これは遊びじゃ……」
ルキア「き・め・た・の!
    なにか文句あるの!?」

ケイ⇔マーガス

マーガス(左)「ここにいるのはどうやら
        第四師団らしいな」
ケイ(右)「知っているのか、マーガス」
マーガス「ああ、聞いたことがある。
     帝国軍第四師団“碧獅子”」
マーガス「魔術師を中心にすえた兵団で、
     師団長は“雷帝”と呼ばれる
     魔術師エルネストだ」
ケイ「しかし、ここには魔術師は
   いないみたいだな」
マーガス「アルメリア市に
     向かわせているのかも
     しれないな」
マーガス「魔術師には魔術師を、
     ということだろう」
ケイ「なるほど」

マーガス⇔ルキア

マーガス(左)「こんにちはお嬢さん」
ルキア(右)「えーと、
       きみはマーガスだったっけ」
マーガス「そうそう。
     もう名前を覚えてくれたとは嬉しいね」
ルキア「それでなんなのさ」
マーガス「きみは帝国に苦しめられた人を助けるためにここにやってきたそうじゃないか」
マーガス「少しでもきみの力になりたいと思ってね」
ルキア「それでナンパしにきたってわけ?」
マーガス「そうナンパしに」
ルキア「…………」
マーガス「いや、今のは言葉の綾だ。
    つまり、きみの力になりたいと」
ルキア「それはノーサンキューだね。
    ぼくの恋人はお金だからねっ!」
マーガス「つまりお金さえあげればよいと。
     ほーれ」
ルキア「わーい。
    ……って、ぼくは子供かっ!」

アンセム⇔セルマ

アンセム(左)「アルメリアまで
        帝国が侵攻していると言うのか」
セルマ(右)「アルメリア市は〈箱庭〉の
       魔術師たちが守っていますから」
セルマ「そう簡単に陥落は
    しないはずですが……」
アンセム「〈箱庭〉?」
セルマ「アルメリア市にある、
    魔術学院です」
セルマ「ぼくも、アリオス先生も、
    そこの人間なんです」
アンセム「なるほど。
     今は〈箱庭〉を
     信じるしかないな」
セルマ「無事でいてください……」

コットン⇔ルキア

コットン(左)「ルキアは食べ物を取りに
        来たんだよね?」
ルキア(右)「うん、そうだけど
       どうかしたかい?」
コットン「食べ物、食べ物……
     うーん、何か思い出せそうな気が」
ルキア「もしかしてコットンは
    食べ物を探してるとかね」
コットン「あははは、そんなこと
     あるわけないよ!」
ルキア「はは、それもそうだね」

シナリオ終了時

セルディック(左)「まさか、アルメリアも帝国軍の手に
          落ちているのだろうか……」
セルマ(右)「考えていてもしかたありません。
       急いでアルメリア市に
       向かいましょう」
セルディック「そうだな、
       私たちには他に道がない」
セルマ「先生、どうかご無事で……」

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最終更新:2007年09月09日 11:59
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