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Re: 資料を比較すると言うこと

2006/ 8/30 21:46 [ No.37953/39216]
投稿者 :
ja2047

「戦争とは何か」第三章の文では安全区委員は明らかに、敗残兵の処刑を「国際法無視」とする表現を用いています。
そもそも、『戦争とは何か』(WHATWARMEANS)(外人目睹中之日軍暴行)って対敵宣伝本であったことが明らかになっているから、鼻から証拠資料にはならないよ。資料価値なしだよ。

文書とか出版物というのは、たいがい何かを伝える意図を持って出版されるものだから、宣伝意図があるから信用出来ないと言ってしまったら、何も資料にはならなくなってしまう。

『戦争とは何か』(WHATWARMEANS)(外人目睹中之日軍暴行)について言えば、ベイツとティンパリーが中心になって占領下の南京でその場で南京の状況を外部に知らせるために書かれた記事をまとめたものだ。

「曹虚白自伝」の中には確かに「金を出して書かせた」との一文があるが「事実を書かせた」と書いているのであって「ウソを書かせた」とは言っていない。

曹虚白は自分の書いた「国際宣伝計画書」の中で
「絶対に嘘を言って人を騙したり、誇張してごまかしてはならず、事実に基づいて本当のことを言ってこそ真に人を動かすことができる。」
と書いており、曹虚白自身によれば、内容は事実だと言うことになる。

いずれにせよ「自伝」は後に曹虚白が自分の功績をアピールするために書いたものであって、全ての記述をそのまま信用出来るものではない。「金を出して書かせた」の記述自体信憑性は以下に述べるように低い。

曹虚白自伝以上に信頼出来る資料としては同時代資料の
「中央宣伝部国際宣伝処二十七年度工作報告」(中国第二歴史档案館所蔵)
が挙げられるがこれによれば
「われわれはティンパリー本人および彼を通じてスマイスの書いた二冊の日本軍の南京大虐殺目撃実録を買い取り、印刷出版した」
と書かれており、既に成立していた文書を買い取ったものだ。

曹虚白が依頼して書いて貰ったというのは自分の功績をアピールするための記述に過ぎないと考えられる。


俺は、
「また、いま南京を占領している日本軍の同僚を殺してきたことを非難される支那軍便衣兵への仕返しのため、当該戦時国際法の捕虜資格の無効を明確に宣告している日本軍について(議論される場所)でもない。」
だと思う。

言いたいことは解るが、恣意的に言葉を付け加えるというのはどうかと思うぞ。


この場合は、【(3)〔法〕..の無効を宣告する】が相応しいのではないか?
つまり、日本軍は、「国際法を無視している」のではなく、「戦時国際法の捕虜資格の無効を宣告している」のだ。

国際法というものがあって、委員会は日本軍がそれに反した行動を取っていると考えていたことに変わりはないでしょ。
“setting aside of that law”、国際法の条文の無効を宣告したらやっぱり国際法無視だよ。

この文章自体は「捕虜資格の無効を宣告した」とは読めない。
ま、それでも、そのように宣言したことが委員会に伝わったということが伺える資料があれば、でりちゃんの日本語訳は一理あるし、宣言した記録がなければ、それより可能性の落ちる単なる推測になるというだけのことだ。

と言うか、そもそも、「戦友の復讐のために敵の捕虜資格の無効を宣言」したと読みとったところで、これは要するに「捕虜に対する復仇」だ。1929年のジュネーブ条約ではすでに明文で禁じられている。この条約は日本は未批准だったが、ハーグ規約の条文から見ても「非人道行為」と見なされるおそれのある行為だということぐらいはわかるだろうから、たいした違いはないと思うね。


返信


これはメッセージ37929deliciousicecoffeeさんに対する返信です

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