0406:ハイブリッド・レインボウ
アベシ!>○ ヒデブ!>○ ○<ウワラバ!
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(――なんてことにならなくて本当に良かったですねぇ)
Lが呑気そうにメモに落書きをする。
(いやいや、笑い事じゃねぇよ。実際あれは命懸けだったぜ?お前らよくあんなマネを……)
(まぁ、ある程度の予測と経験則から、誘爆はしないだろうとは考えていましたが。
それでも時間的な問題を考えれば、多少のリスクは負わないといけないでしょう)
(多少って……1個目の首輪を爆破したのはまだ良いとしても、2個目は俺達のすぐ傍だぞ!? アレが爆発してたら、今頃俺達は……)
(首輪が損壊しても爆発しないのは1個目の首輪を爆破した段階で分かっていたことだ。そのために爆発の大きさも加減したからな。
なにより、アレぐらいしておかないと主催者の監視を十分に逃れられるとは思えん。どうもお前らの演技は臭くて敵わん)
(大根役者で悪かったな!)
先程までのギスギスした空気からは考えられないような和やかな筆談。
それもその筈、鳴門大橋での不和は、主催者に怪しまれないためのパフォーマンスに過ぎなかったのだから。
その実、俺達がしていたのは首輪の爆破条件究明のための実地実験だったのだ。
Lが鳴門大橋に俺達を連れて行ったのは、あそこが禁止エリアとの境界が明瞭な場所だったからだろう。
そして目的の場所に着いた後、俺達は特に言葉を交わすことも無くお互いの意思を理解し、実験を開始した。
まず、Lが首輪にロープを結びつけたものを禁止エリアに投げ込んだ。
俺はその首輪が主催者にばれるんじゃないかと道中冷や冷やしていたが、それは幸運にも杞憂で済んだ。
首輪は確かに、爆発することなく、禁止エリア内に落ちた。
そして次に、パピヨンが首輪を爆破した。
だが、この際首輪はバラバラにはなったものの、首輪自体に仕掛けられた爆弾は爆発しなかったようだ。
これで、パピヨンは十分な確信を得たのだろう。
最後に、パピヨンは通常エリア内、それも俺達の目の前で、首輪を爆破した。
俺達は無事だった。
そして、倒れたLは起き上がる際に、首輪の破片を回収したのだった。
(さて、今回の実験で色々と有益なことが分かりましたが、
その前にまず、この首輪について、分かっていることを整理してみましょうか)
Lの鉛筆が踊る。そういえば何故俺はこの世界の文字を理解できるのだろうか。後で議題に挙げてみよう。
1.主催者の発言内容
- 爆弾が仕掛けられている。
- 首輪に大きな衝撃を与えると爆発する。
- 禁止エリア内に留まると爆発する。
- 24時間以内に誰も死ななければ爆発する。
- 列車の中に居れば禁止エリア内でも爆発しない。
- 首輪は精密機械で、雨に濡れれば故障するかもしれない。
(これらはしかし、全てが正しいとも限りません。
これらの内、いくつかは嘘、というか誤りのようなのですが――それはまた追々述べていきましょう)
2.首輪の外観、機能(確定事項)
- つるつるしていて、継ぎ目が無い。ネジなども見られない。
- 首輪内に一部比重の違う部分がある。そこに機械構造が入っている可能性がある。
- 生者の首輪は何らかの機能が作動しており、死後はそれが停止するのが分かる。
- 主催者が魔法で嵌めた。
- 盗聴機能がある。
- 最初に、スキンヘッドの男を爆死させた。
(これらは主に、生者での首輪の機能になります。
そして、今回の実験で分かったことを含め、死者の首輪について判っているのは以下の通りです)
3.首輪の機能(死後)
- 首から外しても爆発しない。
- 禁止エリアに投げ込んでも爆発しない。
- 破損しても爆発しない。
- 破損しても他の首輪は誘爆しない。
(そして――ですね、首輪の構造等についてなのですが……パピヨンさん、ご意見を頂けますか?)
いつの間にかパピヨンは首輪の破片を手に取り、各部分をいじっている。
(そうだな……まず、これを現代に存在する技術で作り上げるのは不可能だ。これは明らかにオーバーテクノロジーの産物だな)
勿論、俺の世界の技術力も遥かに超越しているのは一目で分かる。
(しかし、それぞれの機構がどのような装置なのかは見当がつくな。
これは何らかの信号を発信する装置。これは受信器だな。これはGPSか……?
カメラに相当するような装置は無さそうだな)
よくわからない単語は、逐一Lが適切な解説を加えてくれた。
要は、Lの世界でも一般的な装置が大半だということだ。驚異的に小型で軽量なのだそうだが。
(この装置はよくわからんが……おそらく、装備者の生死を判別する装置なのだろう。
そしてこれが……爆弾の火薬部分と、その起爆装置だ)
ひょいっ
パピヨンが無造作にそれを投げてよこした。
「でっ!」思わず声が漏れる。
(あ、危ねえじゃねえかよ!落っことして爆発でもしたら……)
(それは有り得んな。爆破による過度の衝撃と瞬間的な高熱にも反応しなかったのだから。
これには恐らく、起爆に特殊な仮定が必要なのだ。核兵器と同様――と言えば解りやすいか)
もちろん解りやすくもないのでLの解説を仰ぐ。パピヨンは気にせず続ける。
(そういった特殊な爆弾なら、このゲームのような苛酷な環境化でも誤爆の心配がない分扱いやすいと言えるだろう。
しかし、長時間リモートで作動し続けるこの耐久性、誤作動を起こさない安定性など、
どれをとっても驚異的と言わざるを得んな。まぁ、世間一般における常識の範囲内での話だが)
(すると、首輪の機能はほぼ全て科学的な装置で構成されていると?
先ほど貴方達が示唆していた、呪いや魔法の類は関与していないのですか?)
(それはそこの自称大魔導士に聞いてくれ)
2人の視線が俺に集まる。
そこで、改めて首輪の断面を凝視する。
銅でも鉄でも鋼でもない、しかし硬くて軽い金属でできたボディの内部に、複雑な装置が組み込まれている。
その仕組みまでは解らないが――
(正直、俺は魔法を使う側の専門で、魔法のかかったアイテムに関しては専門外なんだが……
でも、とりあえず解ることを言ってみるよ。
まず、今、この壊れた首輪からは、何ら魔力を感じない。
首輪の素材や仕組みの一部に魔法を介在させたってのも考えにくいだろう。それ用の依代が見当たらない)
(持ち主の死や破損時の衝撃で呪いが解けた可能性は?)
(う~ん、それは無いとは言い切れないが……
確かに、持ち主の死や破壊されることをきっかけに効果を発するアイテムってのは有るんだよ。命の石や、メガンテの腕輪とかだ。
でも、そういう魔力の籠ったアイテムってのは、壊れた後も魔力の『残り香』みたいなのが残るんだよ。
例えば魔力の籠った杖の輝石を砕けば、その破片を利用して結界を張れる、ってな具合にな。
だが、この首輪からは、そういった『残り香』が感じられねぇ。
だから、この首輪には呪いがかかってなかったんじゃないかと俺は思うんだ。
しかし一方で、呪いが解けりゃあ普通の武具、ってパターンも無いわけじゃねぇし……断言はできねぇなぁ)
(ですが、最初の大広間でバーンは一瞬で私達全員に首輪を嵌めましたよ?
魔法で嵌められた首輪に魔法が関与していないのも不自然な気がしますが……)
(そう言われりゃぁそうなんだが……)
(魔法と言えば、このゲーム内では参加者の力が極端に抑えられているようなのだが、それが首輪の効力、という可能性は無いか?)
(そういう能力減衰なんかは、正に呪いの効果、って感じがするなぁ。しかし、この世界の空気自体が原因な気もするし……
こればっかりは、実際に首輪を外してみないことには解らないな)
(なんだ、ほとんど何も解らないんじゃないか)
(面目ねぇ)
項垂れる俺を余所目に、Lとパピヨンが話を続ける。
(案外、取り付けるときに魔法を用いただけで、首輪には魔法の類は一切かかっていないのかも知れませんね)
(……どちらにせよ、魔法という概念の無い俺達には解り兼ねることだ。貴様が解らないのなら、俺達に解る筈も無い)
結局俺は首輪解析に役立つ知識はそれほど提供できなかったが、
珍しくパピヨンが俺を認めてくれたようで、すこし鼻がむずがゆかった。
(さて……首輪に関しては、それなりに情報が揃ってきたな。だが、まだ決定的な情報が不足している。
それを得るためには――実際に、首輪を爆発させるしかあるまい。
これには今までとは比較にならないリスクを伴うことになる。だが、首輪を解除するためには、この実験は避けては通れまい)
(一応、爆発に遭遇した者の話を聞くことでも代用は出来ますが、そのような人に出会える可能性は低いですね……
生きた参加者を使った人体実験になってしまいますが、『生きた者の首に着いた首輪』が必要ですね。
……戦闘中にうまく敵を禁止区域に追い込めれば良いのですが)
(こんなことなら、あの糞チビを使って実験しておけば良かったな)
喫茶店で自身が殺した少年の事を言っているのか。態々癪に障るような言い方をして、底意地の悪い奴だ。
パピヨンが不穏な笑みを浮かべる。一方、Lは完全に無視を決め込んでいる。
一転、重い空気が流れる……
どうにも居た堪れない。次の議題を振ろう。
(なぁ、それより主催者達はどうやって俺達を監視してると思う?)
(首輪を用いた盗聴、位置把握は確実だな。他に視覚的な監視が有るか無いかが重要だが)
(それに関してですが、私から少しお話があります)
Lが身を乗り出す。
(私の意見を述べる前に、まず
藍染惣右介という男のことを話させてください。
これは私の仲間から聞いた話なのですが、彼は強力な催眠術を使うことが出来たそうです。
そして彼は、自分が視覚的に監視されている可能性を逆手に取り、主催者達に催眠術をかけようと試みたそうです。)
(ほう、それは中々剛毅な男だな。だが、先ほどの放送で名前を呼ばれたということは、しくじったのか)
(ええ。詳しい状況や催眠方法などは判らないのですが、狙った効果を得られなかったのは確かなようです)
(バーン達に催眠術が効かなかったってことか?)
(いえ、何でもその催眠術は絶対的で、それを見た生物に等しく効果が及ぶらしいのです。
例え相手が人間でも、虫螻でも、大魔王でも)
(ということは、だ。視覚的監視が行われていなかった、とお前は言いたいのか?)
ええ、そうなのですが、と肯定しながらも、Lはここでは断定せずに話を続けた。
Lにしては珍しく煮え切らないな、と頭の隅で思っていた。
(もう一件判断材料があります。実は私も、主催者に働きかけていたんです。
詳しい話は秘密ですが、彼らが直接出向いて対処しなければならないような内容の行動をとったのです)
(なんだその行動とは?秘密にする意味も解らん)
(秘密と言ったら秘密なのです。さらに続けますが、その内容は途中で頓挫してしまっていたのですが、つい先ほど条件が整いました。
つまり、近いうちに主催者の手の者がこちらに出向く可能性が出てきた、と言うことになります)
(いきなり厄介な話をするな……しかし一体どうやって敵を誘い出そうとしたんだ?)
(詳細は秘密ですが、簡単に言えば、ブラフをかけたんです。『主催者の命を脅かす手段があるぞ』、と)
(えらく都合のいいブラフだな。大方ブラフだと見破られているんじゃないのか?)
(いえ、理論的には見破り様が無いブラフでした。
ですが、その時共に居たムーンフェイスと筆談で意思疎通を図ったため、視覚的な監視があれば主催者達にもバレバレでしょうね)
そこでピンときた。
Lは恐らくデスノートに関して何らかのブラフをかけたのだ。
だから主催者の命に関わるし、パピヨンには秘密にしなければならない。
もともとがLの居た世界のアイテムなのだから、Lがその扱いに長けていたのも頷ける。
Lは話を続ける。
(なお、要件を整理すると次の様になります)
1.音声のみの監視ならば自分(L)の元に出向かなければならない。
2.視覚的な監視が十分行われていれば、ブラフは見抜かれる。
(つまり、これ以降主催者側のアプローチがあれば監視は音声のみ、無ければ視覚的な監視が行われている。
……しかし、藍染の例があることから、かなりの高確率で主催者側が我々にアプローチをかけてくる、と言うことになります)
Lは監視が盗聴のみだと言いたいのだろうか。だが、なにか引っかかる。本当にそうなのか?
(もし監視が盗聴だけであれば、ここまでの盗聴対策でほとんどの情報を隠蔽できていることになり、
脱出や首輪の解除を実行する上でかなりの進歩になり得ますね)
(ここまで監視カメラ等の類は一切発見できなかった。上空から監視していたとしてもこの雨雲と家屋の下では監視のしようが無い。
もし思考を読み取るような特殊な装置を用いていたなら、俺の思考分を記録し貯めておくだけでも図書館が一軒立ってしまう。
お前らもそれなりに考えていることを合わせれば、到底管理しきれる情報量では無くなるだろう。
これらを踏まえれば、監視が盗聴だけというのも頷けるが……)
(俺の居た世界じゃ、占い師が水晶玉に遠隔地の映像を映し出したりしてたけど、バーンもそれぐらいは出来るかもしれねえぜ?)
(しかしそれでは先ほどの藍染の催眠術が効かなかったことの説明が付かん。
それに今までの首輪の解析もバレているなら、奴らも何らかの対応をするだろうが、一向にその気配が無い)
(やはり盗聴オンリーで確定でしょうかねぇ……)
違う。何かが間違っている。何か決定的な違和感を感じる。
この感覚は恐らく2人も感じているのだろう。先ほどから語尾から迷いが読み取れる。
大事なことを見落としているんだ。もっと根本的な、大事なことを……
(なぁ、ちょっといいか?)
(なんだ?話についていけなくなって脱落宣言か?)
(いや……ちょっと聞きたいんだけどよ、
お前らが『祭り』に行ったとして、面白そうな催し物が何個もあったら、どうする?)
「はぁ!?」
パピヨンが間抜けな声を漏らす。Lも不思議そうに俺を見つめている。
(なんだ、極限状態で狂ったか?何なら俺が一思いに楽にしてやろうか?)
(いや、俺は正気だし、巫山戯てるワケでもない。大事なことなんだ。お前らならどうする?)
これで伝わるのだろうか?
いや、伝えないといけない。俺の考えは間違っていない筈だ。
(一番面白そうな出し物から順に見ていきますね。うっかり見逃したら勿体無いですから)
Lは素直に答えてくれた。それを見てパピヨンも渋々答える。
(同時に見られる範囲の物は一緒に見てしまえばいいだろう。出し物の規模にも寄るが)
(もし、その中の催し物の中に、特別面白い物があったら?)
(その一つだけに絞って他は捨てだな。二兎追うものは一兎も得ず、だ)
(じゃあ、その出し物が130個同時に行われていたら?)
(――!!)
二人の目付きが変わった。
(主催者達の話を聞いてて思ったんだが、どうも奴らは俺達が戦い合い、殺し合うのを愉しんでいるみたいだ。
でも、そのお目当ての場面を、音声だけで我慢できるか? 普通自分の目でも見たいと思うだろ?
しかもどうやら奴らにはその手段もある。じゃあ、見ないで聞くだけ、ってのは明らかにおかしい話だ。
しかし、いくら奴らでも、参加者全員を視覚的には監視していないかもしれない。
いや、お目当ての殺し合いを見るのを優先して、くだらない馴れ合いなんか、わざわざ見ようとはしないだろう)
(つまり、藍染やLの行動は視覚的には監視されていなかったが、他の参加者は視覚的に監視されている筈だと?)
(そうだ。恐らくあいつらは、普段は音声で俺達の行動を盗み聞きしているが、
いざ面白そうな戦闘が起これば、その映像を見て楽しんでるんだろうよ)
(ふむ、あの藍染という男は相当な自信家のようでしたから、
自分が「見るに値しない」と見捨てられていた等とは思いもしなかったでしょうね)
(だが、いくら主催者共が人外の化け物だからといって、130人もの会話を全て把握しきれるのか?
……いや待て、何もあの3人だけで監視せずとも、手下共に監視させておけば良い。
では、視覚的な監視も手下に任せれば……だがそうすると藍染やLの場合と矛盾する……
視覚的な監視には同時に出来る数に限界があるのか?それとも解像度に難があるのか……)
パピヨンは独りぶつぶつと呟きながら考え込んでしまったが、
最終的に反論が来なかったことから考えて、概ね俺の考えに同調してくれているのだろう。
そして、どうやら二人とも俺の考えに乗った様だ。こいつらの了解を得られたとなると心強い。
だが、問題はこれで全て解決、というわけでもない。
(しかし、ということは人数が減ったこれ以降、監視の『目』がこれまで以上に厳しくなるのは必然ですね)
(ああ、それにさっきLが言った刺客のこともある。パピヨンの言った通り、これ以降は愚図愚図している暇はねぇな)
(全くその通りだ。一刻も早く首輪の爆破条件と、主催者の居場所を明確にせねばならん。
その為には……今まで以上に積極的に、こちらから他の参加者に接触していかねばならんだろうな)
(しかし、現在生存している30余人は、ここまで死線を越えてきた強者、曲者揃いの筈です。
他者への接触は賛成ですが、最大限、慎重に行動する必要があります。迂闊な行動が即、全滅に繋がりかねませんから)
(ああ、だがリスクを気にし過ぎてちゃあ何もできねぇ。今は多少の荒事をしてでも、主催者共に近づく糸口を広げねえと)
(フン、俺に刃向う者など踏み潰してやれば良いだけのこと。足元の蟻など気にせず前に進んで行けばいいのだ。
主催者の刺客が来るのなら、それも纏めて灰燼に帰してやろう!)
(何だかパピヨンが頼もしく見えるな……何か変なもの食ったんだろうか、俺)
(無駄口叩いている暇があったら会敵に備えておけ。この先はゆっくり休める保障は無いぞ? 精々気を引き締めておけ)
(……そうですね。これからが正念場、と言ったところです)
首輪を外し、主催者を倒し、この世界を脱出する。
最初は雲を掴むような話だったが、それが次第に骨を持ち、肉を帯びてきている。
だが実際には首輪も外れていないし、主催者も何処に居るのかははっきりしない。
でも、こいつらと居ると、それすら些細な問題に思えてくるから不思議なものだ。
橋に目をやり、これから出会う者、戦う敵のことを考える。
一方で、その時はなんとなく、主催者の刺客など来ないのではないか、と俺は思っていた。
――そして、雨が、止んだ。
雲の隙間から陽光が射し、虹が架かる――
【兵庫県・淡路大島・明石大橋付近の休憩所/二日目・午後】
【チーム:三賢者】
[共通思考]1:首輪を実際に起爆させる、若しくは起爆させた経験を持つ人物から情報を得る。
2:主催者の居城を確定できる情報を得る。
3:襲撃者に対する警戒、準備。
4:首輪の本格解除。
【L@DEATHNOTE】
[状態]:喧嘩傷、右肩銃創(回復済み)
[道具]:荷物一式×2(ナッパ、セナ)(片方には食料無し、食料一食分消費)
デスノートの切れ端@DEATHNOTE、GIスペルカード『同行(アカンパニー)』@HUNTER×HUNTER
雪走@ONE PIECE、斬魄刀@BLEACH、ショットガン(残弾不明、恐らく無か極少数)、野営用具一式
首輪の知識@パピヨン+ポップ 、世界の知識@L+ポップ
[思考]1:パピヨン、ポップらと同行し、主催者を打倒する。
2:沖縄の存在の確認。
3:ゲームを出来るだけ早く中断。
4:死んだ仲間のことは忘れない
【ポップ@ダイの大冒険】
[状態]:喧嘩傷(MP中程度消費)
[装備]:魔封環@幽遊白書、アバンのしるし@ダイの大冒険
ウソップ作の仕込み杖、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER
ボロいスカーフ(ウソップの形見)、ゴールドフェザー 3本 シルバーフェザー 2本@ダイの大冒険
[道具]:荷物一式×3(食料・水、4食分消費)、首輪@跡部、首輪@玉藻、爆破された首輪の破片@一輝
首輪の知識@パピヨン+ポップ、世界の知識@L+ポップ
[思考]1:L、パピヨンと同行。主催者を打倒。
2:ダイ・ウソップの仲間(ルフィ)との合流
3:夜になったら死者への往復葉書を使ってマァムに手紙を書く。
4:フレイザードを早めに倒す
5:死んだ仲間のことは忘れない。
【パピヨン@武装錬金】
[状態]:腹に大穴、体力消耗中、核鉄で常時ヒーリング
[装備]:核鉄LXX@武装錬金(火薬少量消費)、核鉄XLIV(44)@武装練金(腹の大穴内)
ボロいスカーフ(首輪から監視されていた場合への対策)
[道具]:荷物一式×4(食糧3食分消費)、ベアークロー(片方)@キン肉マン
首輪@ヒソカ、首輪@一輝、首輪の知識@パピヨン+ポップ、世界の知識@L+ポップ
[思考]1:蘇生は不可能。だが武藤カズキとの再戦は必ず果たす。そのための情報を集める。
2:L、ポップと同行し、首輪や主催者についての謎を究明する。
3:ツリ目の少年の情報を得る。ツリ目の少年は見つけ次第殺す。
4:ドラゴンボールは信用しない。
5:他の参加者と必要以上に馴れ合う気はない。
*首輪@中川は、鳴門大橋徳島県側で爆破されました。
<既知事項>
*首輪
・つるつるしていて、継ぎ目が無い。ネジなども見られない。特殊な金属で出来ている。
・首輪内に機械構造が入っている。
・生死判別機能、盗聴機能、GPS、起爆装置有り。
・破損しただけでは爆発しない。火薬は誘爆しない特殊なものを使用。
・禁止エリアに投げ込んでも爆発しない。
・破損しても他の首輪は誘爆しない。
・呪いがかかっているかどうかは未知数。
*監視
・盗聴だけでなく、視覚的な監視も行われている可能性が高い。その場合監視対象は少数で、その対象の決定も恣意的。
・筆談が読解されている可能性は非常に低い。
・上空からの監視の可能性は(あまり高くないが)有り。
*主催者の居城
・沖縄の可能性が現時点で最も高い。
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最終更新:2024年07月27日 15:00