432:愛しき世界 ◆SD0DoPVSTQ
同行(アカンパニー)のカードで鹿児島県へと単身移動した蝶人パピヨンは、南端の大隅半島を目指して歩いていた。
一歩踏み出す度に大穴が空いている腹部が痛みを訴えてくる。
ホムンクルスの再生力と核鉄のヒーリングで辛うじて動けるものの、
傷が治りきらない内から激しく動いているのだから、傷が治りきる訳がなかった。
傷を治す為大人しくしていれば、この傷で命を落とす事はないのだろうが、
活性化しているウイルスと反比例して体力が消耗され、足手まといになるのも間違いないだろう。
だがそこまでして生に執着してどうするというのだ。
武藤カズキがいた元の世界では生に執着していたものの、あれは全て宿敵と決着を付けたかっただけの事。
――居心地は決して悪くなかったがな。それはここの世界も同じか……
ホムンクルスになる前はどこにも居場所がなかったこの世界。
誰も見向きもしてくれなかった芋虫の様な自分自身。
しかしホムンクルスになり、パピヨンマスクを被って生まれ変わってからは、人々が――世界が自分を初めて見てくれた気がする。
自分で勝ち取った、自分だけの居場所。
「オレにも偽善者達の甘い考えが移ったか……」
そう言いながらもパピヨンマスクの間から覗く素顔は笑っている様にも思えた。
足手まといになって芋虫に戻るのはもうごめんだ。
華麗な蝶に脱皮して居場所を掴み取ったのだ。
――例え死んでもこの居場所だけは誰にも否定させはしない。
だが残された時間はもうあと僅か。
いつ禁止エリアに設定されるか解らない放送までの時間も、残されたこの肉体が持つ時間も……
幾度目が解らない吐血をパピヨンは袖で拭った。
遠目には解らなかったが、パピヨンの黒いスーツは全身赤黒く染まっていた。
「やっと到着したか」
鹿児島県の薩摩半島海岸に到着したパピヨンは、灯台に背を預けつつ肩で大きく深呼吸した。
だが休んでいる時間は少しもない。
放送が鳴る前に試しておきたい事は山程ある。
こうやっている間にも刻一刻と放送時間は迫ってきている。
「取りあえず……」
手元にあった首輪のうち片方を目の前の海へと投げ捨てる。
浅瀬だと反応しない可能性もあるので、なるべく沖の方へフリスビーの用量で飛ばす。
しかし想像通り首輪は派手な音を立てず、着水の音だけ立てて沈んでいった。
禁止エリアに首輪を放り投げた時と同じく、対象人物が死んだ後では首輪の効力が全て消えて、もしくは停止してしまっているのだろう。
暫くそのままで待ってみたが、水面に変化が無い事から水中で爆発したって可能性もないと思われる。
誘爆の危険が無い事を確認してから改めて水際に出て、残ったもう一つの首輪を浅瀬の観察出来る範囲に落としてみた。
――気泡が出てこない。見た目通りこの首輪は完全密封されているという事か。
つまり気にかかっていた、第六回目の放送で主催者が言っていた、
首輪が精密機械で雨に濡れた位で故障するかもしれないって話は、ただのはったりだったという事になる。
たかが雨位で主催者達が、愉しんでいるこのゲームを台無しになる程度の用意しかしてなかったとは最初から思っていなかったため、
驚くことでははかった。
「次だ」
パピヨンは浅瀬に立ったまま、ニアデスハピネスを起動する。
現れた黒蝶の羽は静かに音を立てながら、主を空へと導いていく。
高く、もっと高く。
いつもであれば、どこまでも飛んでいける自慢の羽が、今日に限っては重く感じる。
島にかけられている制限の所為か、はたまた重くて羽の荷物になっているのは、怪我をして消耗しきった自分自身か……
両方の制限で限界と思われる高度に達してから改めて、沖縄がある方角に目を凝らしてみる。
――流石に見えないか。
地図通りに考えたら流石に見えなくて当然であろう。
鹿児島から沖縄といえば、鹿児島から福岡の距離と大して変わりがない。
その距離を把握できる位飛ばれてしまえば主催者としても面白くはないであろう。
お互いに飛べる者同士なら、飛べばあっという間に仲間を捜し出せてしまうのだから。
それでも日本を小さくした舞台を用意できる位なのだから、
もしかしたら沖縄の位置を操作して近くに配置しているとも考えて飛んでみたが、そう甘くはなかったらしい。
それと沖縄が確認できなかった理由に高度以外にももう一つ問題があった。
沖縄の方角に未だに雨雲が多く漂っていたからだ。
考えようによっては雲で島の存在、ひいてはなにか大切な場所を隠しているとも考えられる。
――いや、待て。それだといくら何でも単純過ぎる。
今、何かが引っかかった気がする。
パピヨンはニアデスハピネスの爆発を調節しながら、身体に負担のかからないように砂浜に着地した。
何かを見落としている気がする。
赤黒く染まった灯台の指定席にパピヨンは再び戻り、背を預けた。
つかの間の休憩で額から落ちてくる汗を、血で固まったスーツの袖で拭う。
――お気に入りの服が台無しだな。
華麗とはほど遠い今の姿を客観的に見てパピヨンは苦笑した。
――汗なんてかいたの何時ぶりだ。
不健康で汗すらあまりかかなかった自分を思い出す。
よくよく考えれば雨位で首輪が故障するのであれば、塩分を含んだ水である汗なんて天敵ではないのか。
生き死にを左右するこの島だと汗が流れ出るまで動いている人の方が多いはずである。
――冷静に考えればそんな多少の水で故障する筈がないではないか。
考えている間に思考がぐるりと一周し最初の思考に戻ってしまった。
時間がないと焦れば焦るほど、思考がどつぼに嵌る。
――何かとっかかりさえ見つかれば……
灯台に背を預けたまま、ふと空を仰ぎ見る。
眼に入ったのは、この場にそぐわない透き通った青い空と遠くで漂う雨雲。
――雨でいいから、お気に入りの一張羅から血と汗を洗い流して欲しいな。
そして火照ったこの身体と脳味噌を冷やして欲しい。
そこまで考えた後、パピヨンは急に身体を起こしいつものパピヨンスマイルを取り戻した。
そう、謎は解けた。
◆ ◆ ◆
「パピヨンの奴、無事に到着できたかなぁ」
パピヨンが大隅半島に到着した、ほぼ同時刻の大阪府。
パピヨンと別れたLと
ポップは滋賀県に向けて歩いていた。
「このゲームに乗った参加者と出会わなければ無事に到着出来る事を考えれば、無事に到着できる可能性の方が圧倒的に高いでしょう。ゲームに乗った参加者であればあるほど、鹿児島県みたいな閉じ込められてもおかしくない、そして人がいなさそうな場所には近づかないと思います」
この程度ならどうせ主催者側に動きでばれているのだから、と二人は気にせずに話を続ける。
しかし大丈夫な筈だと断言する割にLの表情は優れないでいた。
――ポップ君にいつ、どうやって説明するべきでしょうか……
ポップが気がつかなかったのも無理はない。
まだ残ってる非戦闘員や情報収集の事で頭が一杯なのであろう。
別に責めている訳ではない。
むしろこう言っては不謹慎であろうが、凄く助かった。
『パピヨンが死ぬつもりで鹿児島県へ単身情報を集めに飛んだ事』
死者への往復葉書の使用を非難した事で気がつく事ができた。
腹に大穴空けていた割に元気であるとは思っていたが、彼なりのやせ我慢だったのだろうか。
核鉄のヒーリング力も、ホムンクルスの再生能力も、住んでいた世界が異なる自分には解らない。
パピヨンが苦痛を表情に出さなかった間は、凄い便利なアイテムと能力程度にしか思っていなかったが、
ポップ達が感じていた制限とやらを考慮すると、そこまで万能な存在がある方がおかしかったのかも知れない。
あのパピヨンの発言は文字通り『死んででも情報を手に入れてくる』という事なのだろう。
死ぬかも知れないパピヨンにできる最後の抵抗。
そんなパピヨンを止めるなんて、同じ負けず嫌い同士、野暮な事はできなかった。
――いや、違いますね。
違う。
そんな格好の良い理屈なんかではない。
自分は頭の何処かで算盤を弾いていたのだ。
パピヨンの命でなにか情報が掴めれば、他の複数の命が助かるかも知れない。
一よりは複数の方が多い。
そんな当たり前で、ドライな理論。
いやそれすらも結果論で、ただ単純に主催者との知恵比べに勝つ為という利己的な理由なのかも……
だが別に例えそうだとしても、決して恥じるつもりはない。
それが自分自身――『L』なのだから。
――偽善者……ですか。
パピヨンの残した言葉がLの心に突き刺さる。
――ポップ君より私にぴったりの言葉ですね。
Lは苦々しい表情で頭を掻いた。
ポップがパピヨンの真意を知ったならきっと止めたに違いない。
だが彼は心の底からパピヨンを信じていたからこそ、疑わず送り出したのだろう。
しかしそんな彼にもいつか伝えなくてはいけない。
そうしなくてはパピヨンの命と引き替えに得た情報が、全て無駄になってしまうかも知れないのだから。
――勿論、全部私の杞憂で、無事にパピヨンが戻ってきてくれればいいのですけど。
次の放送でもしパピヨンの名前が呼ばれたら、その時こそがポップに話す時なのだ。
その時にはもう情報を得終わっている筈なので、
死者への往復葉書をパピヨンに出すという行動を主催者側に知られても、向こう側としては手遅れになる筈だ。
ポップからは解っていながら、何故止めなかったと非難されるかもしれないが、その罪ならば自分が被ろう。
――それで正義が勝つならば。
そう思って気がついた。
――やっぱり私は偽善者ですね。
◆ ◆ ◆
「さて、最後の実験だ」
パピヨンはゆったりと砂浜を歩きながらそう言った。
沖縄県についての謎は大体推測できた。
残ったのは首輪に関する謎。
手持ちの首輪は鞄に入っていた二つだけではない。
そう、最後の首輪はパピヨン自身が着けている首輪。
――首輪の持ち主が死んでいたら首輪の機能は全て動かなかった。ならば生きている人間の首輪なら一体どんな反応が起きるのか。
首輪の問題が殆ど進展しなかった理由は正にそれ。
機能が生きている首輪でデータを集めようとしたら、つまるところ生体実験をするしかなかったのである。
――踏み出せば待つものは確実な死。
「いいね、蝶サイコーだ」
潮風が傷口に染みて、痛みという形でまだ生きているという事を実感させてくれる。
パピヨンマスクの下の表情は痛みを耐える苦痛の表情でもなく、死を恐れる畏怖のそれでもなく、恍惚の表情が浮かんでいた。
死ぬ事は決して恐ろしくない。
何度も生と死の境界線を彷徨った事もある。
それになにより人間――
蝶野攻爵としては既に一度死んでいる。
無理矢理連れてこられたこの世界に愛着があるはずもなく、決着を付けたかった好敵手は既にこの舞台から去ってしまった。
だが、死者への往復葉書にて死後の世界があるのは確認できた。
そしてその世界に因縁の相手が先にいる事も。
――貴様は死んだ後でも他人の事を……オレの事までを心配していた、どうしようもない偽善者だ。
だがオレが貴様の言う通りにすると思っていたのか?嫌だね、オレはオレのしたいように生きたいように生きる。
一歩。
パピヨンは崖の向こう側へと右足を運ぶ。
そして右足が踏み場を見失って、身体のバランスが崩れると同時に残った左足で思い切り地面を蹴った。
「舞え、ニアデスハピネスッ!」
火薬でできた蝶の羽がパピヨンを空中へと、水平線の彼方へと誘う。
遠くへ、可能な限り遠くへ。
身体が完全に崖の向こう側へと移動すると同時に、首輪から小さくアラート音が鳴り出した。
ここまでも予想通り。
パピヨンは首輪がすぐには爆発しないだろう事も予想していた。
県ごとに禁止エリアにして、人数と共に徐々に隠れる場所を狭めていくという理論は効率的だ。
だが山道や空中など県境が解らない、解りづらい場所を移動する奴らはどうなる。
禁止エリアに入ってなんの警告もなく、爆発されたのではもっと首輪による死因が増えても良いはずだ。
今回は首輪の爆発でお亡くなりになった愚か者がいますので。
それなのに首輪を利用した殺害が出るまで、首輪の死者が零であった事が、すぐには爆発しない事を教えてくれていた。
それになにより主催者達はそんな下らない死因など望んでいないだろう事も、考えなくても解る事だ。
――問題はこのアラートがどれだけの長さか、という事だ。
首輪による死者が出ている以上、このアラートが警告だけで終わる訳がない。
警告音が鳴っても戻らない場合は爆発する。
死がすぐ隣に潜んでいる事にはなんら変わりない。
遠く、唯々遠くへ。
火薬の弾ける音と匂い、それと首輪の警告音だけを崖に残し、パピヨンは一瞬で彼方へと駆け抜けていた。
こんな時に、いやこんな時だからこそか、嫌でも今まで出会った人物の顔が脳裏にフラッシュバックされる。
偽善者。カズキ。武藤カズキ。
脳裏に浮かぶ顔の多くは武藤カズキであった。
「あぁそういえば彼奴はこんな事もしていたっけな」
思い出すのは人間からホムンクルスへと生まれ変わった夜。
そこで対峙した好敵手は核鉄をこんな使い方もしていた。
パピヨンは大穴の空いている腹に手を伸ばし叫んだ。
「W――武装連金ッ!」
好敵手はこれを用いて、サンライトハートの二槍流を使いこなしていた。
武藤カズキにできて、このオレが出来ない筈がない。
その叫びに呼応して、腹に仕込んでいた核鉄より更に火薬が生まれ出る。
生まれ出た新たな火薬もパピヨンの背中に蝶の羽として用いられ、一際大きな羽となった。
その大きくなった羽を盛大に爆発させ、推力と変換して更に加速させる。
更に遠くを目指して。
まだまだ遠くではあるが、沖縄の方角を覆っていた雨雲が徐々にではあるが大きくなってきて、着実に近づいているのが解った。
首輪が雨に弱い。
その主催者の言葉で首輪ばかりに目が行っていた。
だがそうではなかった。
目をつけるべきは後半の『雨』であったのだ。
首輪を会話に出してまで、雨から目を背けさせる必要があったとしたら。
雨を降らせたいという主催者側の意図が知られたくなかったのだとしたら。
放送で天気が崩れると言い出したのは五回目の放送だった。
思い返せばその時自分を含め
ウソップやポップはまだ九州にいた。
本州に行くという方針は固まっていたが、周囲の状況次第では鹿児島に引き返していた可能性も零であったとは断言できない。
その時沖縄だけに雨を降らせていたら、雨雲で怪しまれただろう。
万が一の可能性まで考えた末の雨だったとしたらどうであろうか……
雨を降らせたかった理由は簡単だ。
沖縄周辺の温度を下げたかったから、である。
この機械みたいな首輪をコントロールしてるものがあるとしたら。
それだけではなく、参加者を監視していたりするのにもなんでも機械は必要である。
そして機械は熱に弱い。
鹿児島でこれだけ汗をかく程暑いのだ。
沖縄で大規模な機械を扱うとなったら温度調整も必要であろう。
大規模な機械、もしくは基地全体を冷却する為の雨。
そしてその意図を隠す為のあの発言であったとしたら……
――だが、そろそろ時間の様だ。
小刻みに鳴っていたアラートが止まった。
アラートが鳴り始めてから止まるまで、その時間は僅か十秒。
――だが、十秒あれば……いや、後は奴ら次第か。
Lとポップの顔が思い浮かんでくる。
彼らも偽善者であったが、決して馬が合わなかった訳ではなかった。
彼らが死者への往復葉書に気がついてくれさえすれば、
この推測と、首輪と水は無関係であった事、禁止エリアに入ってもすぐに爆発する訳ではない事を伝えられる。
そうすればこの死にも意味が出てくる。
運命は残酷である。
結局パピヨンは沖縄県に辿り着くどころか、雨雲の向こうすら確認する事は出来なかった。
「――武藤、待ってろよ」
そうして黒い蝶は大空に散った。
首輪の爆発は大量の火薬を巻き込んで空に最後に大きな華を咲かせる。
だがその華もすぐに散り、元の静かさを取り戻した。
大爆発によりその一帯の気圧が低下する。
その気圧の底に、沖縄一帯に漂っていた雨雲が引き寄せられていく。
雨雲が剥がされた沖縄からは、何かの施設と思われる建物が顔を覗かせていた。
《デンデロデンデロデンデロデンデロデンデデン》
おきのどくですが
ぼうけんのしょ3ばんは
きえてしまいました。
残った冒険の書は後二つ。
新規作成もコピーももうできない。
【パピヨン@武装錬金 死亡】
【残り24人】
【大阪府・駅舎隣の喫茶店/二日目・夜】
【L@DEATHNOTE】
[状態]:喧嘩傷、右肩銃創(回復済み)
[道具]:荷物一式×2(ナッパ、セナ)(片方には食料無し、食料一食分消費)
デスノートの切れ端@DEATHNOTE、雪走@ONE PIECE、斬魄刀@BLEACH
ショットガン(残弾不明、恐らく無か極少数)、野営用具一式
首輪の知識@パピヨン+ポップ 、世界の知識@L+ポップ
[思考]1:ポップと滋賀や東京に仲間を集めに行く。
2:パピヨンが死んでいた場合、彼の意図をポップに伝え死者への往復葉書を出す。
3:沖縄の存在の確認。
4:ゲームを出来るだけ早く中断。
5:死んだ仲間のことは忘れない。
【ポップ@ダイの大冒険】
[状態]:喧嘩傷(MP中程度消費)
[装備]:魔封環@幽遊白書 、アバンのしるし@ダイの大冒険
ウソップ作の仕込み杖 、死者への往復葉書@HUNTER×HUNTER
ボロいスカーフ(ウソップの形見)、ゴールドフェザー 3本 シルバーフェザー 2本@ダイの大冒険
[道具]:荷物一式×3(食料・水、4食分消費)、首輪@跡部、首輪@玉藻、爆破された首輪の破片@一輝
首輪の知識@パピヨン+ポップ、世界の知識@L+ポップ
[思考]1:Lと滋賀や東京に仲間を集めに行く。
2:ダイ・ウソップの仲間(ルフィ)との合流。
3:死者への往復葉書は今後の主催者打倒の為に取っておこう。
4:フレイザードを早めに倒す。
5:死んだ仲間のことは忘れない。
6:全部が終わったら、マァムとウソップに手紙を出す。
<既知事項>
*首輪
・つるつるしていて、継ぎ目が無い。ネジなども見られない。特殊な金属で出来ている。
・首輪内に機械構造が入っている。
・生死判別機能、盗聴機能、GPS、起爆装置有り。
・破損しただけでは爆発しない。火薬は誘爆しない特殊なものを使用。
・禁止エリアに投げ込んでも爆発しない。
・破損しても他の首輪は誘爆しない。
・呪いがかかっているかどうかは未知数。
・完全密閉されていて、水につけても平気。
・禁止エリアに間違って入っても少しの間は爆発しない。(十秒程)
*監視
・盗聴だけでなく、視覚的な監視も行われていると判断。その場合監視対象は少数で、その対象の決定も恣意的。
・その場合筆談も無意味な可能性は高い。
・上空からの監視の可能性は(あまり高くないが)有り。
*主催者の居城
・今回沖縄に現れた施設は本拠地ではない可能性もある。
・沖縄の可能性が現時点で最も高い。
・居城に、爆破信号の発信装置がある可能性が高い
*雨雲に関して
・主催者は雨を降らせたかったのではないか。
・だが降らせたかったのを参加者に気づかれては困る事があったのではないか。
・降らせたかった理由として、施設や機械などを冷却する目的だったのではないだろうか。
・その他の理由もあるかもしれない。
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最終更新:2024年08月02日 04:11