マスターがいない時間を使って編んでいたものが、もうすぐ完成する。途中、毛糸玉と戯れる猫と遊んでいたりしたので思ったより時間がかかったのだけれども、季節の訪れにはちょうどよかったようだ。
サイズは間違えようがない。デザインはシンプル。色合いも落ち着いたものにしたので、マスターの好みに合うはず。
サイズは間違えようがない。デザインはシンプル。色合いも落ち着いたものにしたので、マスターの好みに合うはず。
マスターも、私が編んでいる姿をよく眺めていたっけ。
「飽きませんか?」
「え! いやいや、気にしないで続けてよ。見ていたいんだ」
「ふふっ、そんなに見られたら照れちゃいます」
「え、あー、そうか。じゃ、猫と遊んでるよ」
そう言いながらも私を見つめていたマスター。溢れる想いが伝わってくるのだが、さすがに気恥ずかしい。
「もー、意地悪なマスター。恥ずかしいですよぉ」
「ごめんごめん。いやー、なんていうかな。君が、こうして僕の部屋でくつろいで編み物をしているのが訳もなく嬉しかったりする。君が何かをしている姿が、とても好きなんだ。見ているだけで幸せになる。胸の中が温かくなってくるんだ。変かな?」
「もう、そこまで言われたら、何も言えないじゃないですか。今日のマスターはやっぱり意地悪です」
マスターの言葉に私も気持ちが抑えられなくなる。胸にしがみついて赤くなった顔を隠す。意地悪なマスターには見せてあげないからっ。
「え~と、ペリドットさん?」
「意地悪した罰です。落ち着くまでこのまま、こうしていて下さいね」
背中にまわされた腕が温かかった。
「飽きませんか?」
「え! いやいや、気にしないで続けてよ。見ていたいんだ」
「ふふっ、そんなに見られたら照れちゃいます」
「え、あー、そうか。じゃ、猫と遊んでるよ」
そう言いながらも私を見つめていたマスター。溢れる想いが伝わってくるのだが、さすがに気恥ずかしい。
「もー、意地悪なマスター。恥ずかしいですよぉ」
「ごめんごめん。いやー、なんていうかな。君が、こうして僕の部屋でくつろいで編み物をしているのが訳もなく嬉しかったりする。君が何かをしている姿が、とても好きなんだ。見ているだけで幸せになる。胸の中が温かくなってくるんだ。変かな?」
「もう、そこまで言われたら、何も言えないじゃないですか。今日のマスターはやっぱり意地悪です」
マスターの言葉に私も気持ちが抑えられなくなる。胸にしがみついて赤くなった顔を隠す。意地悪なマスターには見せてあげないからっ。
「え~と、ペリドットさん?」
「意地悪した罰です。落ち着くまでこのまま、こうしていて下さいね」
背中にまわされた腕が温かかった。
その温かさを守りたくて、編み上げた成果が目の前にある。
マスターが気に入ってくれますように……。
マスターが気に入ってくれますように……。