「ねっこさんねっこさんにゃーにゃーにゃー♪」
のんきな声、そして妙な歌。
うちの庭にやってきた猫と、天河石がじゃれ合っている。
はっきり言って、どっちが動物でどっちが人間……いや、宝石乙女か分からない。
天河石って、実は猫娘なんじゃねーのか?
「にゃんにゃんっ♪」
……無防備な後ろ姿を見ていると、どうしてもやりたくなることが一つある。
天河石に悟られないよう、気配を消して近寄る。
「ねっこさん♪」
こいつ、俺が真後ろに来ても気づいてないよ。
まぁいい。それじゃあさっそく……。
「だーれだ?」
「にゃあーっ!?」
突然の大声に、猫が逃げる。
つーか驚きすぎ……。
「ってぇ、暴れるなぁーっ」
「まっくらーっ、いきなりまっくらぁーっ!」
のんきな声、そして妙な歌。
うちの庭にやってきた猫と、天河石がじゃれ合っている。
はっきり言って、どっちが動物でどっちが人間……いや、宝石乙女か分からない。
天河石って、実は猫娘なんじゃねーのか?
「にゃんにゃんっ♪」
……無防備な後ろ姿を見ていると、どうしてもやりたくなることが一つある。
天河石に悟られないよう、気配を消して近寄る。
「ねっこさん♪」
こいつ、俺が真後ろに来ても気づいてないよ。
まぁいい。それじゃあさっそく……。
「だーれだ?」
「にゃあーっ!?」
突然の大声に、猫が逃げる。
つーか驚きすぎ……。
「ってぇ、暴れるなぁーっ」
「まっくらーっ、いきなりまっくらぁーっ!」
「マスタぁーっ、いたずらはめーっ」
で、何で俺は天河石に説教受けてるんだ……。
「いや、普通あそこまで驚く方がどうかと……」
「めーっ!」
「わ、分かったからそんな拳を震わせるなって。つーか笑いながら涙目で怒るって器用だなおい」
「めーっ!!」
「はい」
結局、素直に謝るしかないようだ。
いやぁしかし、驚いた……。
「ねこさんどこぉー?」
と、一通り言いたいことを言って、また庭へと向かう天河石。
うぅむ……つまらんな、あいつ。
「おっ」
俺の視線の先に、我関せずと背中を向けて斧の手入れをする珊瑚の姿が。
……たまには悪ふざけにもつき合ってもらうか、家族なんだし。
というわけで、珊瑚に気配を消して接近。
まだまだ俺の間合いには遠い……あと少し、あと少し、あとすこ……。
「曲者っ!?」
……鼻先に、斧の鋒。
全く身動きが取れなかった。それだけ、珊瑚の斧は速い。
冷や汗が一気に溢れ出る。
「む、なんだ主か。中途半端に気配を消して近寄るな、敵かと思ってしまったではないか」
「……はい」
喉から、か細い返事だけが出る。
やべぇ、マジ怖いよ……。
「で、某に何か用か?」
「いえ、別に……」
「そうか。某にも天河石にやっていたことをやるのかと思ったぞ」
「だとしたらもう失敗しています。本当に」
「ふむ……では、やるときはもっと堂々と来てくれ。でないといつ主を切り伏せてしまうか分からん」
こいつ、主を切り伏せるとか無茶苦茶だぞ。
まぁ、あいつの背中に気配を消して近寄るのはマジ危険だ、二度とやらん……。
あぁ、嫌な汗かいた……。
で、何で俺は天河石に説教受けてるんだ……。
「いや、普通あそこまで驚く方がどうかと……」
「めーっ!」
「わ、分かったからそんな拳を震わせるなって。つーか笑いながら涙目で怒るって器用だなおい」
「めーっ!!」
「はい」
結局、素直に謝るしかないようだ。
いやぁしかし、驚いた……。
「ねこさんどこぉー?」
と、一通り言いたいことを言って、また庭へと向かう天河石。
うぅむ……つまらんな、あいつ。
「おっ」
俺の視線の先に、我関せずと背中を向けて斧の手入れをする珊瑚の姿が。
……たまには悪ふざけにもつき合ってもらうか、家族なんだし。
というわけで、珊瑚に気配を消して接近。
まだまだ俺の間合いには遠い……あと少し、あと少し、あとすこ……。
「曲者っ!?」
……鼻先に、斧の鋒。
全く身動きが取れなかった。それだけ、珊瑚の斧は速い。
冷や汗が一気に溢れ出る。
「む、なんだ主か。中途半端に気配を消して近寄るな、敵かと思ってしまったではないか」
「……はい」
喉から、か細い返事だけが出る。
やべぇ、マジ怖いよ……。
「で、某に何か用か?」
「いえ、別に……」
「そうか。某にも天河石にやっていたことをやるのかと思ったぞ」
「だとしたらもう失敗しています。本当に」
「ふむ……では、やるときはもっと堂々と来てくれ。でないといつ主を切り伏せてしまうか分からん」
こいつ、主を切り伏せるとか無茶苦茶だぞ。
まぁ、あいつの背中に気配を消して近寄るのはマジ危険だ、二度とやらん……。
あぁ、嫌な汗かいた……。
「……某にだって、してくれてもいいじゃないか」
「何か言ったか?」
「何でもない」
そう言う珊瑚の顔は、妙に不機嫌な気がした。
「何か言ったか?」
「何でもない」
そう言う珊瑚の顔は、妙に不機嫌な気がした。