さて、朝と夜がなんだか爽やかになってきているこの季節。
そろそろ落ち葉なんかが自己主張をし始めて焼き芋か何かが食べたくなるものだ。
だが焚き火かなんかをする間に寒い思いをするぐらいなら家の中でぬくぬくしていたい。
とんとやる事がないこのような日は珊瑚の家にでも突撃するのがいいんだろうが
今は人に会うような気分ではないし迷惑だと思うので自重しておく。
主人は最近出たゲームにのめりこんでいて相手すらしてくれない。
携帯ゲーム機から出る銃声やら叫び声が少々癪に障るものの気にしない事にしておく。
つまり今現在私が置かれているこの状況は実も蓋も無い言い方をすれば暇なのである。
秋の夜長だ夜更かししようと大量に買い込んだ本はすべて読破した。
じゃあスポーツの秋だといわれても身体なんかあんまり動かしたくない。
それなら食欲の秋。と言われても朝食の後だ、食欲なんか沸くはずもない。
芸術の秋という意見についてはもはや語るまい。そんなセンスは持ち合わせてないのだ。
ああ、暇だ。暇で暇で死にそうだ。こういう時置石ならば悪戯の一つ考えるのだろうが
私は愚直に突っ込む性格なので悪戯などという高尚なまねはとてもとても……。
もう耐え切れない私は相手にされないとわかりきっている主人との接触を試みた。
「なぁ主人」
「んー」
「ソレそんなに面白いのか?盾で他のプレイヤーどついているだけじゃないか」
「いいんだよそういうルールで遊んでるんだから」
それはそういうものなのか。ただの殺し合いゲームかと思っていたが
なるほどオンラインゲームの類はプレイヤーが新しく遊び方を編み出せるものなのだな。
「で、とてつもなく暇なのだがどうすればいいと思う」
「僕は今楽しくてたまらなくて他の事に気がまわらないや」
「……主人、熱中すると他のものがどうでもよくなる現象を今実体験したぞ」
「これ終わったら遊んであげるからそれまでー」
……私は幼児か何かと同じ扱いなのか。そうなのか。ひどい主人だ。
主人の言葉を発端に私が怒り狂う――なんてのは体力の無駄だからやめる。
というか傍から見たらとてつもなく微笑ましいものになる危険性がある。
そういうわけで何か納得はできないが愚直に待つことにした。
当然ではあるが待っている間は暇である。あと何分ぐらいでソレが終わるのかわからない
……つまりあまり状況はかわっていないのである。ひどすぎる。
窓から心地よい風と暖かな日が差し込んでくる。こうなると私だけかもしれないが
耐え難い眠気が私を襲う。寝不足なのかもしれない。それというのも主人が毎夜毎晩
私を求める所為で寝させてもらえない――というのは当然冗談だ。ただ単純に
寝てないだけなのだ。何しろ買った本を一晩で読破したのだからな。あの量を。
我ながらすごい事を成し遂げたと思う。電話帳みたく厚かったあの本を一晩で読破だ。
そういうわけで私がこの眠気に逆らえないのは至極当然なのだ。だから、おやすみ。
そろそろ落ち葉なんかが自己主張をし始めて焼き芋か何かが食べたくなるものだ。
だが焚き火かなんかをする間に寒い思いをするぐらいなら家の中でぬくぬくしていたい。
とんとやる事がないこのような日は珊瑚の家にでも突撃するのがいいんだろうが
今は人に会うような気分ではないし迷惑だと思うので自重しておく。
主人は最近出たゲームにのめりこんでいて相手すらしてくれない。
携帯ゲーム機から出る銃声やら叫び声が少々癪に障るものの気にしない事にしておく。
つまり今現在私が置かれているこの状況は実も蓋も無い言い方をすれば暇なのである。
秋の夜長だ夜更かししようと大量に買い込んだ本はすべて読破した。
じゃあスポーツの秋だといわれても身体なんかあんまり動かしたくない。
それなら食欲の秋。と言われても朝食の後だ、食欲なんか沸くはずもない。
芸術の秋という意見についてはもはや語るまい。そんなセンスは持ち合わせてないのだ。
ああ、暇だ。暇で暇で死にそうだ。こういう時置石ならば悪戯の一つ考えるのだろうが
私は愚直に突っ込む性格なので悪戯などという高尚なまねはとてもとても……。
もう耐え切れない私は相手にされないとわかりきっている主人との接触を試みた。
「なぁ主人」
「んー」
「ソレそんなに面白いのか?盾で他のプレイヤーどついているだけじゃないか」
「いいんだよそういうルールで遊んでるんだから」
それはそういうものなのか。ただの殺し合いゲームかと思っていたが
なるほどオンラインゲームの類はプレイヤーが新しく遊び方を編み出せるものなのだな。
「で、とてつもなく暇なのだがどうすればいいと思う」
「僕は今楽しくてたまらなくて他の事に気がまわらないや」
「……主人、熱中すると他のものがどうでもよくなる現象を今実体験したぞ」
「これ終わったら遊んであげるからそれまでー」
……私は幼児か何かと同じ扱いなのか。そうなのか。ひどい主人だ。
主人の言葉を発端に私が怒り狂う――なんてのは体力の無駄だからやめる。
というか傍から見たらとてつもなく微笑ましいものになる危険性がある。
そういうわけで何か納得はできないが愚直に待つことにした。
当然ではあるが待っている間は暇である。あと何分ぐらいでソレが終わるのかわからない
……つまりあまり状況はかわっていないのである。ひどすぎる。
窓から心地よい風と暖かな日が差し込んでくる。こうなると私だけかもしれないが
耐え難い眠気が私を襲う。寝不足なのかもしれない。それというのも主人が毎夜毎晩
私を求める所為で寝させてもらえない――というのは当然冗談だ。ただ単純に
寝てないだけなのだ。何しろ買った本を一晩で読破したのだからな。あの量を。
我ながらすごい事を成し遂げたと思う。電話帳みたく厚かったあの本を一晩で読破だ。
そういうわけで私がこの眠気に逆らえないのは至極当然なのだ。だから、おやすみ。
「うー。終わったぁ。で、何だっけ?あれ、寝てるよ。やれやれ」