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世界観

七神

かつて勃発した魔神戦争を勝利し、天理から七つの元素の権能を割り振られた七柱の神々。
セレスティアに属しているが、俗世の七執政と称して地上に降臨し、国家を統治している。

天理

テイワットの外から来訪した降臨者であり、テイワットの七つの元素の権能（元素大権）を七神に付与し、地上の統治を委ねている。
セレスティアを管理しており、禁忌を犯した地上に対する罰則を適用することがあるほか、禁忌を浄化するための釘を落とすこともある。
テイワット在来の元素龍との戦争によって元素大権を簒奪した経緯があり、元素龍とその眷属からは忌み嫌われている。

元素力

風・岩・雷・草・水・炎・氷の七つの元素で構成されるもので、七神の権能によって神の目を授かることにより扱えることができる。

七国

俗世の七執政が統治するテイワット大陸諸国。

モンド

自由を象徴する風神を信仰する大陸東方の国であり、四風守護と西風騎士団、風神教会が統治している。
風神によって拓かれた平原が広がっており、大樹が聳える。
魔神戦争中の旧モンドは風神バルバトス庇護下になく、魔神デカラビアンが君臨する暴政が敷かれていた。風神と協力し、デカラビアンを打倒した後の旧貴族時代を経て自由を求めた再革命によって貴族を打倒し、現在に至る。

いわゆるリンゴ。果樹としては一般的だが、モンドではリンゴ酒の原料としてワイナリーの傍で果樹園が営まれる。
風神の好物と知られており、風神への感謝と豊穣への祈りの催しとして春先に行われる風花祭（ウィンドブルーム祭）では、モンド城内でリンゴパイが多く食される。
その際のパイ生地に使われる小麦もまた風の恵みによって稼働する風車の粉挽きによって製粉される。

風車アスターと呼ばれるモンドの固有種であり、風の変化を敏感に捉えて風車のように花びらが回転することから命名された。
贈り物の花として好まれ、その名の通り〝風〟という花言葉を持つ。

水辺を好むドドリアンという薬草。強い苦味を持つことから酔い覚ましとして普及している。

蒲公英は〝自由〟と〝抗争〟という花言葉であり、西風騎士団の紋章として掲げられている。
風によって種が運ばれて別の場所に根を下ろすため、風が無くては生きられないことからモンドを象徴する植物とされている。

璃月（リーユェ）

契約を象徴する岩神を信仰する大陸中央の国。三眼五顕仙人と呼ばれる秘境に住まう仙人たちと開祖である岩王帝君を名乗る岩神モラクスが君臨し、璃月人の有力者から選任された璃月七星が行政組織として統治する。
七国としては最も歴史が古く、太古の遺跡群が残されている。
近年は岩神の意向により神仙の時代から人の時代へと移行を試みており、岩神自らが隠棲し、姿と名を偽って市井の人々と接している。

• 瑠璃袋

璃月固有の植物で崖際を好む植生を持つ。入手難度が高い一方で優れた薬効を有し、璃月では高額で取引される薬草の一つとなっている。

• 清心

瑠璃袋と同じく璃月固有の植物。清涼な環境を好み、特に標高の高い岩山などの頂上で生育することから仙薬として瑠璃袋以上に珍重されている。

• 霓裳花

水辺に好んで群生し、赤い花を咲かせる。美しい紅の色合いから染色原料となるほか、赤は璃月では火をイメージすることから鎮魂を込めて葬儀や墓前の供え花としても使われる。

主人公

ウェンティ（Venti）

自由と風の国モンドで信仰される七神の一柱〝風神バルバトス〟の仮の姿。
テイワット大陸で勃発した魔神戦争に勝利し、風元素の権能を有する風神の座を天理から手にした。