幻想御手聴いたんだけど質問ある?
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
幻想御手聴いたんだけど質問ある?
夜も明けかかっている。
海に囲まれた島に、朝が訪れようとしていた。
海に囲まれた島に、朝が訪れようとしていた。
(さっきの佐天ちゃんはどう考えてもおかしかったお。
何か原因があるに違いないお)
何か原因があるに違いないお)
「あは、内藤さん、これ見て!どう?似合うかなー」
「おっおっおっ」
「おっおっおっ」
二人がいるのは水着コーナー。
内藤はDTなので似合うとか似合わないとかそういうのは分からない。
もし第三者がいれば、彼は縁の無い場所にいておろおろとしていたようにしか見えなかっただろう。
内藤はDTなので似合うとか似合わないとかそういうのは分からない。
もし第三者がいれば、彼は縁の無い場所にいておろおろとしていたようにしか見えなかっただろう。
「んー、やっぱりこれかな。今年はかわいい系でいこっと」
「かわいいお」
「かわいいお」
会話になっていないが気にしないのがブーンクオリティ。
一刻も早く、ここから立ち去りたいと切に願う内藤であった。
一刻も早く、ここから立ち去りたいと切に願う内藤であった。
「あぁっ!あたしお金持ってない!」
「今頃気付いたのかお?」
「今頃気付いたのかお?」
基本的に個人の持ち物は没収されている。
衣類や装飾品はその限りではないが、それ以外のものは大体支給品として配られたりしているのだろう。
勿論、携帯電話がそうであったように、財布を持ち合わせていなかったのである。
衣類や装飾品はその限りではないが、それ以外のものは大体支給品として配られたりしているのだろう。
勿論、携帯電話がそうであったように、財布を持ち合わせていなかったのである。
「むー。やっぱり諦めるしかないのかなー」
「誰もいないし盗んじゃえばいいんじゃないかお?」ボソッ
「誰もいないし盗んじゃえばいいんじゃないかお?」ボソッ
少し落胆した表情を見せた佐天に、内藤ホライゾンは悪魔の囁きをする。
「それは駄目!だってあたし、ジャッジメントにそっち方面で世話になりたくないし!」
佐天は首と手を振って反論する。
第一七七支部で喋ったりくつろぐのは良いが、厳重注意されるのは望まない。
内藤は、思い出したように呟いた。
第一七七支部で喋ったりくつろぐのは良いが、厳重注意されるのは望まない。
内藤は、思い出したように呟いた。
「とはいっても、もう既にご飯食べてるから犯罪だお」
「へ…」
「へ…」
佐天は時が止まったように停止した。
目の焦点は合っておらず、呆然と立ち尽くしていた。
目の焦点は合っておらず、呆然と立ち尽くしていた。
(…地雷だったお)
「だ、大丈夫だお!後で払えば何も問題ないから心配する必要はないお!!」
「…そう、かなぁ」
「だったら僕があとで払うお!」
「だ、大丈夫だお!後で払えば何も問題ないから心配する必要はないお!!」
「…そう、かなぁ」
「だったら僕があとで払うお!」
佐天はどうしよっかなーと迷った後、内藤の言葉に甘えることにした。
いくつも気に入ったものがあったが、その中から一つを選び、ポケットにしまった。
自分でも全く払わないつもりはないので、欲張らないことにしたという、彼女なりの配慮だった。
いくつも気に入ったものがあったが、その中から一つを選び、ポケットにしまった。
自分でも全く払わないつもりはないので、欲張らないことにしたという、彼女なりの配慮だった。
「まぁお金がなかったんなら仕方ないお」
内藤はなだめるように諭す。
食い逃げの件は、この際忘れることにした。あまりいい思い出ではなかったから。
食い逃げの件は、この際忘れることにした。あまりいい思い出ではなかったから。
「そういえば佐天ちゃん」
「んー?何?」
「んー?何?」
気にしているようだったからあまり聞きたいと思わなかったが、内藤は気になっていた。
例の、音楽についてのことだ。
例の、音楽についてのことだ。
「これなんだお」
「……!」
「……!」
佐天の表情が一瞬強張ったのを内藤は見逃さなかった。
疑問は確信に変わっていく。
疑問は確信に変わっていく。
「一体何が入っているんだお?」
「……どうしても言わないと駄目、かな」
「……どうしても言わないと駄目、かな」
佐天は目を背け、低い声で言った。
「そうだよ、ね。言わないといけないよね。
それ、その曲、さ。幻想御手(レベルアッパー)って言うの。
あたしは消したはずの曲なんだけど」
それ、その曲、さ。幻想御手(レベルアッパー)って言うの。
あたしは消したはずの曲なんだけど」
幻想御手。
使用者の脳波に干渉する音声ファイルで、能力の処理速度が向上し、その幅と演算能力が一時的に上がるもの。
同時に、個人差を無視した特定の脳波を強要され続けるため、 脳は徐々に疲弊していき、最終的に意識不明となるもの。
使用者の脳波に干渉する音声ファイルで、能力の処理速度が向上し、その幅と演算能力が一時的に上がるもの。
同時に、個人差を無視した特定の脳波を強要され続けるため、 脳は徐々に疲弊していき、最終的に意識不明となるもの。
今にも消え入りそうな声で、ゆっくりと告げられていく言葉。
内藤は黙ってそれを聞いていた。
内藤は黙ってそれを聞いていた。
「聞いたら、レベルが上がる。だけど、その代償で気絶しちゃうんだ。
あたしはそれで、親友を、みんなに迷惑をかけた。だから、だから……内藤さんには」
あたしはそれで、親友を、みんなに迷惑をかけた。だから、だから……内藤さんには」
「別に迷惑だなんて思ってないお」
「えっ」
「えっ」
内藤は真面目な顔で…はなくいつもの(^ω^)な顔のままで言った。
本人の名誉のためにも言っておくが、決してふざけているのではなく、本人は大真面目だ。
本人の名誉のためにも言っておくが、決してふざけているのではなく、本人は大真面目だ。
「佐天ちゃんを守るのは僕の意思でやってることなんだお」キリッ
傍から見ればおちょくっているようにしか見えないし、内藤は特別アホなわけではない。
ただ、見た目がちょっとアレなだけで、あ、ちょっとアレとはいっても馬鹿にしてるわけではないよ。
まあ、なんでも、いいですけれど。とにかく、内藤はイケメンってことで。
ただ、見た目がちょっとアレなだけで、あ、ちょっとアレとはいっても馬鹿にしてるわけではないよ。
まあ、なんでも、いいですけれど。とにかく、内藤はイケメンってことで。
「それって、ドラマとかアニメの見すぎじゃない?」
(^ω^)!?
内藤は驚いた。そして頭を抱えた。
(言われてみれば…てかどうしてバレたんだお!?)
「ふふっ、ごめん冗談だよ。
ありがとう。内藤さんって意外にもカッコいいところあるんですねー」
ありがとう。内藤さんって意外にもカッコいいところあるんですねー」
しかしそんな鬱屈な雰囲気は解消されていた。
いつもの元気で明るい佐天涙子に元通り。
内藤はそれだけでも嬉しかった。
いつもの元気で明るい佐天涙子に元通り。
内藤はそれだけでも嬉しかった。
「きっと大丈夫です。あたしだって回復したんですから、内藤さんだって」
「心配しなくても気絶なんて絶対しないから大丈夫だお。
それに、レベルが上がってるんだったら佐天ちゃんをもっと安全に守れるお」
「あはは、すごく心強いな~」
「心配しなくても気絶なんて絶対しないから大丈夫だお。
それに、レベルが上がってるんだったら佐天ちゃんをもっと安全に守れるお」
「あはは、すごく心強いな~」
なんとか丸く収まった状況に、内藤は胸をなでおろす。
内藤は心に決めたのだ。絶対に佐天を守ってやると。
内藤は心に決めたのだ。絶対に佐天を守ってやると。
だからこそ、内藤は佐天を突き飛ばしたのだ。
「危ない!!」
「え!?」
「え!?」
% % %
「いたた…って、あれ?」
突き飛ばされた佐天が驚くのも無理はない。
つい5秒前に自分が立っていた床がまるまる消し飛んでいたのだ。
もしその場にいたままなら、と思うと冗談では済まされない。
つい5秒前に自分が立っていた床がまるまる消し飛んでいたのだ。
もしその場にいたままなら、と思うと冗談では済まされない。
「■■■■■ーーーーーーッ!!」
轟く咆哮。
鳴り響く方向は二人の正面。
鳴り響く方向は二人の正面。
「怪我はないかお!?」
「う、うん……。何が起こってるの?」
「う、うん……。何が起こってるの?」
未だ状況が掴めず動揺する佐天に、内藤はゆっくりとした口調で告げる。
「敵襲だお。危ないから逃げるお」
バーサーカーの進路に、ただデパートがあっただけのこと。
理由などない。あるとすれば道を作る為。
バーサーカーは黒く染まった神剣ファルシオンを叩きつけ、次々と破壊していく。
理由などない。あるとすれば道を作る為。
バーサーカーは黒く染まった神剣ファルシオンを叩きつけ、次々と破壊していく。
「うおおっ!」
バーサーカーの足が商品棚を倒し、拳が壁を破壊する。
散らばったガラスや砕けた壁の破片でデパートは無残な姿に変わっていく。
それが一瞬で行われてしまった。
佐天も内藤も、歴然な力の差に戦慄する。
幸い、まだバーサーカーに見つかってはいないようだが、それも時間の問題か。
散らばったガラスや砕けた壁の破片でデパートは無残な姿に変わっていく。
それが一瞬で行われてしまった。
佐天も内藤も、歴然な力の差に戦慄する。
幸い、まだバーサーカーに見つかってはいないようだが、それも時間の問題か。
「捕まるお!」
意を決した内藤の手に従って、佐天は導かれる。
逃げる先は何故か上へ上へと昇っていく。
逃げる先は何故か上へ上へと昇っていく。
「ど、何処に逃げるの?」
内藤は何も言わず、屋上へと走り込む。
そして、こう放った。
それはいささか驚くべきことであったが。
そして、こう放った。
それはいささか驚くべきことであったが。
「レベルの上がった今なら、空も飛べるはず」
「え、待って」
「え、待って」
内藤は聞く耳を持たず、佐天を背負って足を宙に浮かせた。
そのまま内藤たちは、重力に従って真下へと落ちていくかと思いきや、不思議と平行に進んでいった。
そのまま内藤たちは、重力に従って真下へと落ちていくかと思いきや、不思議と平行に進んでいった。
「す、すごい!飛んでる…というか滑ってる!」
「おっおっおっ」
「おっおっおっ」
空を飛ぶ彼らは、刻一刻と放送の時間が迫っていることを知らない。
【F-3/1日目・早朝】
【佐天涙子@とある科学の超電磁砲】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品、ニューナンブ@現実、ブロッケン@MUGEN
[思考・状況]1:ゲームから脱出
1:レベルアッパー…
2:拳銃は使わない
3:内藤さんと行動
4:御坂さんなら…
5:ロボット?
※アニメ本編最終話より参戦。
※幻想御手を聴いていません。
※幻想御手のトラウマを少しだけ克服しました。
【佐天涙子@とある科学の超電磁砲】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品、ニューナンブ@現実、ブロッケン@MUGEN
[思考・状況]1:ゲームから脱出
1:レベルアッパー…
2:拳銃は使わない
3:内藤さんと行動
4:御坂さんなら…
5:ロボット?
※アニメ本編最終話より参戦。
※幻想御手を聴いていません。
※幻想御手のトラウマを少しだけ克服しました。
【内藤ホライゾン@2ちゃんねる】
[状態]:⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン 調子がいい
[装備]:幻想御手@とある科学の超電磁砲
[道具]:支給品、ダイソン・エアマルチプライアー@これはゾンビですか?、七色の薬@ファイアーエムブレム
[思考・状況]1:とりあえず主催は許さない
1:佐天ちゃんを守る為、逃げる
2:一体どうしたんだお?
3:やっぱり水が一番!
4:御坂という人を探す
※幻想御手を聴きました。空を飛べます。
※七色の薬を飲みました。4時間能力が上昇しています。
[状態]:⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン 調子がいい
[装備]:幻想御手@とある科学の超電磁砲
[道具]:支給品、ダイソン・エアマルチプライアー@これはゾンビですか?、七色の薬@ファイアーエムブレム
[思考・状況]1:とりあえず主催は許さない
1:佐天ちゃんを守る為、逃げる
2:一体どうしたんだお?
3:やっぱり水が一番!
4:御坂という人を探す
※幻想御手を聴きました。空を飛べます。
※七色の薬を飲みました。4時間能力が上昇しています。
【バーサーカー@Fate/stay night】
[状態]:狂化、全身に痣
[装備]:ファルシオン@ファイアーエムブレム
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:イリヤを守れるようにする
1:出会った者は殺す
2:黒い魔術師(ほむら)をいつかは倒す
[状態]:狂化、全身に痣
[装備]:ファルシオン@ファイアーエムブレム
[道具]:支給品、不明0~2
[思考・状況]0:イリヤを守れるようにする
1:出会った者は殺す
2:黒い魔術師(ほむら)をいつかは倒す
※アニメ14話、アーチャー5回殺された状態で参戦
ほむらによって1回死にました。
あと6回死亡しても蘇ります。
・万能地雷グレイモヤを無効化しました。
※ファルシオンが黒く染まっています。
※内藤ホライゾンと佐天涙子に気付いていません。
ほむらによって1回死にました。
あと6回死亡しても蘇ります。
・万能地雷グレイモヤを無効化しました。
※ファルシオンが黒く染まっています。
※内藤ホライゾンと佐天涙子に気付いていません。
| No.053:魔弾の舞踏 | 時系列順 | No.055:タイプ:ワイルド/前向きロケット団 |
| No.042:フードコートでレバニラ炒め食う奴wwww | 佐天涙子 | No.061.Real Force |
| No.042:フードコートでレバニラ炒め食う奴wwww | 内藤ホライゾン | No.061.Real Force |
| No.034:そっと戦ってサッと終わるAA | バーサーカー |