二ッ岩マミゾウ Mamizou Futatsuiwa
初登場作品 |
東方神霊病 |
種族 |
化け狸 |
性別 |
女性 |
一人称 |
儂 |
特殊能力 |
化けさせる程度の能力 |
「さあ、弾幕変化十番勝負!始めようじゃないか!」
概要
由緒ある正統な妖怪化け狸。その中でも、他の化け狸をまとめる頭領のような存在である。
元々は外の世界にある狐が一匹も居ない化け狸の国佐渡で、化け狸の頭領として暮らしていた。
化け狸という種族故か社会に対する柔軟性が非常に高い。彼女の地元である佐渡では人間と共に暮らしていたようで、貧しい人物にはお金を貸したり、依頼された仕事をしたりと、妖怪でありながら人間社会にかなり馴染んでいた。
しかし幻想郷において復活した
豊聡耳神子に対抗すべく、旧友である
封獣ぬえが「聖人にも対抗し得る強大な妖怪」として佐渡から呼び寄せられた(既に騒動が収まっていたため結局出番は来ず、そのまま命蓮寺に住まうことになった)。
化け狸という種族自体が妖怪の中でも上位クラスの存在であり、その中でもマミゾウは三本指に入る化け力を持ち、外の世界でも国の3分の1の狸を統べる頭領だった実績があるなど、非常に高い実力を持っている。
外見
赤みがかった茶髪。丸眼鏡をかけており、狸の耳と大きな尻尾が特徴的。
葉っぱを模した大きな傘を被り、厚底の草履を履いている。笠と草履には鈴も付いている。
口には煙管をくわえている。
性格
老婆のような口調が特徴的で、常に余裕を感じさせる落ち着き払った態度が目立つ。
柔軟性が高く、寛大な性格や面倒見の良さから他の妖怪の相談役にもなっている模様。
人間を驚かせるのが好きであり、日常的に行っている。
能力
化けさせる程度の能力
あらゆるものを「化けさせる」能力。
自分自身を他人の姿に化けさせたり、木の葉を別の物に変化させたりと応用が利く。
マミゾウはこの能力を使い、人間に化けて里に出入りすることもある模様。
物を変化させる場合、幻覚とは違って、元となる物質が無い状態から何かを作り出すことはできない。
性質を変えることも出来ないので元に近い物でないとすぐに見破られてしまう。
+
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
詳細
第38話「 途方も無い夜に集う」にて初登場。
逃げる様に走り続ける 鈴仙・優曇華院・イナバを発見、彼女と接触。
半錯乱状態だった 鈴仙から事情を聞き出そうとするも、恐怖を再起させた彼女に逃げられてしまう。
冷静さを失った者を放ってはおけないと判断したマミゾウは 鈴仙を追いかけることに。
第54話「 狐狸大戦争、そして」にて竹林の複雑な構造によって 鈴仙を見失ってしまう。
その後竹林の中を逃げ回る チルノ、彼女を追いかける 八雲藍の二人を発見。
藍が殺し合いに乗っていることを認識したマミゾウは「追いかけっこ」に割り込み、 チルノを逃がして 藍と一騎打ちに乗り出す。
勃発する「狐狸大戦争」。単純な力比べでは 藍に一歩遅れを取るも、スタンドDISC「ドラゴンズ・ドリーム」を自身に挿入したことで形勢が逆転。風水を司る能力を駆使して優位に立つ。
しかし水を変化させた鏡とドラゴンズ・ドリームの能力を利用した 藍が一手先を行った。
藍に敗北し、命を奪われる寸前になるも戻ってきた チルノによる機関けん銃の掃射で難を逃れる。
藍はそのまま撤退し、マミゾウは援護を行ってくれた チルノに礼を言いつつ彼女の持つ機関けん銃を預かろうとする。
しかし チルノは「最強だと思っていた 藍を、銃の力とは言え追い詰めた」という事実に愉悦を覚えてしまっていた。それ故に彼女は銃を預かろうとしたマミゾウを無意識の内に撃ってしまう。
動揺のままにその場から逃げ出す チルノ。撃たれたマミゾウはもはや自分の命が長くはないことを悟り、この殺し合いを仕組んだ忌まわしき主催者達に啖呵を切りながら命を落とした。
最後まで主催者への反抗の意思を見せたマミゾウは、死に際にスタンドDISCを鳥に化けさせて飛ばした…
実力、精神力共に申し分無く、安定した対主催に成り得たであろうマミゾウ。
そんな彼女も殺し合いによって歪んでしまった参加者の被害者になるという形での早期退場となった。
しかし殺し合いに乗った 藍も、自身を死に至らしめた チルノも、最期まで恨むことは無かった。
彼女が憎んだのは黒幕である主催者達のみだった。最期に残した意思とも言えるスタンドDISCは、果たして誰の手に届くことになるのだろうか。
【二ッ岩マミゾウ 死亡】
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最終更新:2014年02月06日 01:04