鈴仙・優曇華院・イナバ

鈴仙・優曇華院・イナバ Reisen Udongein Inaba

初登場作品 東方永夜抄
種族 玉兎(月の兎)
性別 女性
一人称
特殊能力 狂気を操る程度の能力(物の波長を操る程度の能力)

「私の目を見て、もっと狂うがいいわ!」


概要

八意永琳の弟子。
元々は月に住む「月の兎」だったのだが、月面戦争の噂を聞いて真っ先に月から逃げ出す。
その後あてもなく彷徨った末に幻想郷に辿り着き、現在は永遠亭で暮らしている。
永遠亭での位置づけは雑用係であり、薬師の師匠である八意永琳に学びつつ、日々様々な雑用をこなしている。
その仕事内容は永遠亭の主である蓬莱山輝夜のお守から師匠である永琳の補佐、永遠亭の家事全般や迷いの
竹林に住む妖怪ウサギたちの監視統率、そして人間の里へのお使いなど、恐ろしく多岐にわたる。
特に同居人にして迷いの竹林の主である因幡てゐには手を焼かされており、てゐと師匠たちの板挟みで中間管理職のような苦労をしいられているとか。
逆に戦闘のセンスは高いらしく、月にいた頃の上司である綿月依姫や綿月豊姫からも高く評価されていた。


外見

長い薄紫色の髪に、紅い瞳を持つ。頭にはウサミミがある。
紺色のブレザーの下に白いワイシャツと紅いネクタイ、薄いピンクのミニスカートと現代の女学生のような服装。


性格

基本的には真面目な性格の苦労人だが、戦争の噂を聞いて真っ先に逃げ出す臆病な面も持つ。
妖怪にしては珍しく人見知りで人間に対して苦手意識がある模様。


能力

狂気を操る程度の能力

正確には「物の波長を操る程度の能力」。
月の兎である鈴仙の赤い瞳には満月と同じ狂気が宿り、覗き込んだものを狂気に落とす。
解説によると感情の波長を乱され、振幅が極端に短くなるため短気を通り越し狂気に至るようだ。
光や音の波長を操り幻覚や幻聴を引き起こす事や、位相をずらすことで相手と全く干渉しなくなる事も可能。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 011:地獄の番人
死亡話 :[]
登場話数 4話
登場時期
スタンス 不明→敵討ち(ディアボロ殺害)

詳細

初登場は第11話「地獄の番人」。
開始直後に妖怪である古明地さとりを容易く蹂躙するドッピオの姿を物陰から目撃。
人間に敵意を向けられることを恐れ、同時にドッピオの力に恐怖した鈴仙は真っ先に逃げ出す。
自身にとっての安息の地である永遠亭を目指して…

第38話「途方も無い夜に集う」にて竹林を逃げ回っている所を二ッ岩マミゾウに発見され、対話を求められるも
彼女からの些細な問いかけにより死への恐怖をフラッシュバックし、逃げるように走り去る。
鈴仙は竹林を駆け抜け、そして目的の永遠亭まで辿り着く。しかし時を同じくして、永遠亭には彼女が恐れたドッピオが迫っていた。

第62話「Anxious Crimson Eyes~切望する真紅の瞳~」で先に永遠亭に辿り着いていたアリス・マーガトロイドから事情を問われるも、錯乱状態だった鈴仙は彼女に介抱されることに。
少しずつ落ち着きを取り戻していった鈴仙だったが、ドッピオが永遠亭を襲撃。
アリスと共に絶体絶命の危機に陥るも、アリスのスタンド「サーフィス」の持ちかけで彼女を助けるべく単身ドッピオに立ち向かう。
「精神の波長を操る」というスタンド使い相手に抜群の相性を誇る能力を駆使してドッピオを追い詰めるが…
ついに『彼』は正体を現す。ドッピオがディアボロの人格へと変化し、鈴仙が逃がしたアリスに瀕死の重傷を与えたのだ。
恐怖に戦きながらも鈴仙はスタンド『キング・クリムゾン』の能力に気付き、ディアボロとの搦め手と策略の応酬の末に彼を自らの能力の術中に嵌めることに成功した。
しかし最後の最後でドッピオの人格が復活、彼の逃走を許してしまう。
その後鈴仙はアリスの傷を何とか治そうとするが時既に遅く、彼女は息を引き取ってしまう。
最後にアリスをコピーしていたサーフィスの遺した言葉を胸に抱き、鈴仙はアリスの仇を打つべく行動を開始した。

第76話「月の兎は眠らない」。
鈴仙はアリスの仇・ディアボロを追う最中に、サイボーグ軍人ルドル・フォン・シュトロハイムと遭遇する。
やたらテンションの高いシュトロハイムに辟易しつつもお互いの情報を交換し、
師匠・八意永琳に支給された携帯電話の電話番号を教わった。
鈴仙はシュトロハイムに簡単な礼を告げ、彼の元を立ち去ろうとした。そこで
「お前は『死ぬぞ』。その『復讐』の心を捨て去らなければな」
と、彼から忠告を受ける。
ディアボロへの復讐心に燃える鈴仙がそんな言葉に聞く耳を持つはずもなかったのだが。
さて、シュトロハイムと別れた鈴仙だったが、スタンドDISC『サーフィス』の能力で
ちゃっかり彼のコピーを作っていた。
かくして、彼女の孤独な復讐の戦いにやかましい同行者が誕生することとなったのだった。

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最終更新:2014年10月23日 23:05