比那名居天子

比那名居天子 Tenshi Hinanawi

初登場作品 東方緋想天
種族 天人くずれ
性別 女性
一人称
特殊能力 大地を操る程度の能力

「貧しくも恨み無きは難し。地上に居るからって僻まない事ね!」


概要

天界という雲の上に住む天人で、比那名居一族の娘。
だが生まれついての天人ではなく、修行を積んで天人になった訳でもない。
元々「比那名居」は幻想郷での功績が認められて天人になることを許された神官「名居」の一族の部下であり、名居に仕えていたことで共に天人へ格上げされた一族であった。
それ故に比那名居一族は天人としての格を備えておらず、他の天人から「不良天人」と呼ばれている。
加えて天子は、親が名居一族に仕えていたという理由だけで天人になっており、さらに幼い頃から裕福な家庭で育ったため自己中心的な性格であり、不良の名に磨きをかけてしまっている。
人間であった時は「地子(ちこ)」と言う名前であり、天人になる際に「天子」と改名した。
永江衣玖からは比那名居一族のお嬢様ということで「総領娘様」と呼ばれている。

天界での退屈な生活に不満を感じており、天界の宝具「緋想の剣」を使って幻想郷に異常気象による異変を発生させ、犯人を突き止めて自分の元を訪れた者たちと戦うことで、退屈しのぎをしようと試みた。
また、幻想郷の博麗の巫女である博麗霊夢を出動させるために博麗神社に局所的な地震を発生させ、神社を倒壊させた。


外見

腰まで届く青髪のロングヘアに真紅の瞳。
頭には桃の実と葉が付いた丸い帽子をかぶり、半袖、ロングスカート、ブーツ姿。


性格

温室育ちで自分勝手、非常に我が儘な性分。
自分の能力に絶対の自信を持っており、少しでも思い通りにならない事があると激昂したりする等、短路的で大人気ない。
したたかな面も持ち合わせており、時に教養の深さを伺わせる発言をしたりと相応の知恵や知識はある模様。


能力

大地を操る程度の能力

地震、地盤沈下、土砂崩れなど、有効範囲は狭いが幻想郷内なら遠隔地でも自在に操ることができる。
主に(大地に関する)自然災害を鎮めたり起こしたりする力(制御)のようである。
また、要石を扱うことができ、これにより強力な地震を鎮めたり起こしたりすることができる。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 014:偽りの空を裂く
死亡話 :[]
登場話数 3話
登場時期 少なくとも非想天則以降

詳細

第14話「偽りの空を裂く」で初登場。
不良天人である天子は殺し合いを前にしても全く怖じる様子を見せず、むしろ殺し合いを「一つの異変」として認識。
彼女は気に入らない「黒幕」である主催者達を徹底的に叩きのめし、「異変解決」をするべく対主催となる。
そのまま彼女は飛び立とうとするも、飛行不可の制限を忘れて転げ落ちるという少々間抜けな姿を晒していた…

第55話「世界を惑わす愚かなる髪型よ 」では東方杖助と邂逅。幻想郷の住人特有の容姿と年齢の不釣合いさが誤解を招き、
どうやら杖助は天子に年下の女の子のような扱いをしてしまったようだ。
杖助は自らの無礼を詫び、天子は礼節を重んじる良い心がけだと杖助を褒める、微笑ましい光景がそこにはあった。
天子が杖助のタブーに触れるまでは……
杖助の髪型をこれでもかとコケにしてしまった天子に、クレイジー・ダイヤモンドの拳が顔面にぶちかまされた。
この一撃を受け、天子は杖助をマーダーと認定。よもや、杖助の禁句に触れたとは露とも知らずに。
異変解決の第一歩を踏みしめるべく、鼻血を滴らせながらも嬉々として迎え撃とうとした。

第77話「和を以て貴しとなせ」では意気揚々と杖助に立ち向かう天子の姿があった。しかし、プッツンした杖助相手に苦戦を強いられる。
龍魚の羽衣で攻撃をいなし、一旦は主導権を掴み取るものの、自らの弾幕が仇となり身動きを封じられ、クレイジー・ダイヤモンドのラッシュをモロに受ける。
肉体的には元より精神的に効いたのか、更に詰め寄る杖助に思わず泣きそうになる天子だが、二人の戦いに気付いた上白沢慧音がこちらに声をかけてきたのだ。
ホッとする天子だが、突如杖助が髪型をコケにしたことを謝ってくれと頼んでくる。最初は応じる姿勢を見せなかったが、
杖助の鬼気迫る表情を見て、深い事情があることを察する。そして自身のプライドの復権のため、
杖助を自らの舎弟として扱き使うことを条件に、仕方がなしに頭を下げ和解と相成った。
杖助と共に慧音から説教と頭突きのセットを受けるものの、その後主催打倒のため協力してくれないかと誘われ、これを快諾。
結果的に5人のメンバーを率いる対主催のリーダー(自称)へと躍進することに成功し、異変解決の一歩をようやく踏みしめる天子。
しかし、その集団に殺人鬼が潜んでいること、自身の舎弟がその存在に頭を抱えていることなど、今はまだ知る由もなかった。

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最終更新:2014年08月06日 23:27