上白沢慧音 Keine Kamishirasawa
初登場作品 |
東方永夜抄 |
種族 |
ワーハクタク |
性別 |
女性 |
一人称 |
私 |
特殊能力 |
人間時:歴史を食べる程度の能力 白沢時:歴史を創る程度の能力 |
「今夜は、お前達の歴史で満漢全席だ!」
概要
ワーハクタクと呼ばれる半獣の妖怪。普段は人間だが、満月の夜になると角と尻尾が生える。
彼女は元々人間であったが、何らかの原因で獣人になったとされる後天性の妖怪である。
半分妖怪の身でありながらも人間を愛しており、常に人間側に立って行動している。
その能力も人間の為になる事にしか使っていない。現在は子供たちの為に人間の里で寺子屋を開いている。
だが、難解で退屈なことに定評のある授業らしく、求聞史記でも
阿求に「私が授業した方が面白いと思う」と書かれる始末である。
また、宿題を忘れたりするとお仕置きとして頭突きが待っている。すごく痛いらしい。
満月の夜に白沢になったときには幻想郷中の知識を持ち、幻想郷の歴史の編纂作業を行なっている。
一夜漬けの編纂作業の為か、はたまたハクタク化によって好戦的な性格に変わった為か、不用意に近付くと角のある頭で頭突きをされる恐れがある。ものすごく痛いらしい。
不老不死の人間である
藤原妹紅の数少ない理解者。
外見
腰まで届こうかというまで長い、青のメッシュが入った銀髪。
頭には頂に赤いリボンをつけ、六面体と三角錐の間に板を挟んだような形の青い帽子を乗せている。
衣服は胸元が大きく開き、上下が一体になっている青い服。胸元に赤いリボンをつけている。
ワーハクタク化すると角と尻尾が生え、髪の色も緑がかった銀髪になる。
性格
面倒見がよく、生真面目で他人を放っておけない性質。大切な者の為には命も張ることも止さない。
ただし、少々思い込みが激しく先走りするところがあり、物事を決め付けて掛かる癖がある。
能力
歴史を食べる程度の能力
人間時の能力。
特定の場所、人物、事象に対しての認識を操作する、一種の催眠や暗示のような能力。
これによって慧音は一時的に人間の里を存在しなかったように見せかけ、主人公たちから隠した。
だがこれには欠点もあり、記憶自体は操作できなかったり、強い妖怪には効かない。
あくまで無かったかのように見せかけるだけ。実際はそこに存在する。
歴史を創る程度の能力
妖怪時の能力。
歴史を創る程度の能力は二次的な能力である。
慧音は白沢になると幻想郷中の知識を一時的に知ることができる為、これを使って知られざる幻想郷の歴史なども知ることができる。そして慧音は幻想郷の歴史の編纂などもやっていることから、この能力を使って知った歴史を書物に纏めている。これが所謂「歴史を創る程度の能力」である。
ただし記している内容がすべて事実だとは限らない。編纂者の特権である。
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
初登場話 |
013:藁の砦を築く者 |
死亡話 |
:[] |
登場話数 |
1話 |
登場時期 |
(少なくとも命蓮寺のことは知っている) |
スタンス |
対主催(主催撃破) |
詳細
第13話「 藁の砦を築く者」にて初登場。満月の夜である為にワーハクタク状態でのスタート。
望まぬ者達による殺戮を強要する主催者に憤り、悲しい歴史を紡がせぬ為に殺し合いへ反抗することを決意。
遭遇した 吉良吉影、 封獣ぬえを仲間に率いれ、殺し合いを止めるべく行動を始めた。
しかし慧音は気付いていない。 ぬえが保身と奉仕の狭間で揺れ動いている不安定な人物であるということに。
吉良が狂気的な連続殺人鬼であるということに、そして彼が自身の『手』を狙っているということに…
第77話「 和を以て貴しとなせ」の冒頭では、戦っていたはずの 杖助と 天子を新たに仲間に加え、5人の集団となり行動をしている。一体何があっただろうか。
守矢神社を出発した慧音ら3名は何やら争っている 杖助と 天子を発見。慧音は持っていた拡声器を使い、争いを止めるよう警告する。
すると、意外にも両者はあっさりとこれに応じ、喧嘩がヒートアップしただけだと 杖助が説明する。若干訝しがる慧音ではあったが、一先ずそこは良しとした。
とは言っても女性に暴力を振るった 杖助、不用意に言葉で相手を傷つけた 天子にそれぞれ、罰を与えることにする。
寺子屋の生徒が味わうことはないであろう白沢状態での頭突きを、お仕置きとして下すことにした。
人間の 杖助はともかく、頑丈な肉体を有する天人の 天子ですら、しばらく悶え苦しむ恐ろしい威力だ。
その後、天子をクレイジー・ダイヤモンドの能力で治療する 杖助を見て大いに感動する。その力があればより多くの存在を救えると。
天子と 杖助に打倒主催に協力してもらうように頼み、そして幸いにも両者共に快く引き受けてくれる。
とんとん拍子で仲間を増やし、クレイジー・ダイヤモンドという新たな希望を手にした慧音であったが、彼女は知らない。
今回の邂逅が強い因縁の、スタンド使い同士の巡りあわせであることを。不和を生み出すを影が潜んでいることを。
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最終更新:2014年08月09日 14:16