紅美鈴

紅美鈴 Hong Meirin

初登場作品 東方紅魔郷
種族 妖怪
性別 女性
一人称
特殊能力 気を使う程度の能力

「みんなまだまだね!四千年の歴史から見ればみんな子供のようだわ」


概要

紅魔館の主であるレミリア・スカーレットに仕え、紅魔館で門番をしている。
名前は中国語で「ホンメイリン(Hong Meiling)」と読む。
朝には太極拳を舞い、昼には稀に昼寝をしていたりと、暢気さを感じさせるエピソードが多い。
門番以外にも色々と仕事を任されているらしく、『文花帖』では庭にある花畑の管理人も任されていることがわかる。
館でしっかりした衣食住が保障されてるためか性格は穏和で、紅魔館へ不法侵入を試みたり喧嘩を売ったりしなければ襲ってくることはない。
人間とも親しく話すこともあったりと、紅魔館の一般人からのイメージアップに貢献している。
武術の試合を申し込まれることも多く紅魔館の主も試合の観戦を楽しんでいるらしい。
メイド長である咲夜との上下関係のついては明かされていないが、基本的に美鈴が敬語で話し咲夜がため口という描写が殆ど。


外見

華人服とチャイナドレスを足して2で割ったような淡い緑色を主体とした衣装。東方キャラの中では高身長。
髪は赤く腰まで伸ばしたストレートヘアー。側頭部を編み上げてリボンを付けて垂らしている。


性格

妖怪らしからぬ温厚で暢気な性格。
生真面目な性分に見えて職務中に居眠りをすることがあったりとマイペースな一面も。
しかし決してそれだけの性格ではなく、有事の際にはしっかりと気を引き締める模様。


能力

気を使う程度の能力

体内のエネルギーやオーラを目に見える形にする能力。
弾幕を撃ったり空を飛んだりするのはこの能力によるものと思われる。

体術

中国拳法にも似た格闘技術を体得している。
彼女自身弾幕ごっこよりも格闘戦を得意とし、気を使う程度の能力と組み合わせて使用することも。
妖怪としての身体能力も相俟って接近戦においては強力。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 005:ナイトウォッチ
死亡話 049:”HAIL”2U!
登場話数 3話
登場時期
スタンス 対主催(殺し合い反対)

詳細

初登場は第5話「ナイトウォッチ」。
殺し合いという現実を前に不安に駆られる中、一先ず殺し合いには乗らないことを決めた直後に小傘の声を聞きつける。
駆け付けた彼女が目にしたものは、踞る小傘とそれを殺そうとするウェス・ブルーマリン
寸での所で小傘を逃がし、殺し合いを止めるべくウェスとの一騎打ちに臨むという勇ましい面を見せた。

第28話「Golden Weather Rhapsody」にて、その身体能力と格闘技術を以てウェス相手に互角以上の戦況に持ち込む。
しかし後一歩の所でウェスの「天候を操る能力」に嵌めらてしまう。気流を操り、付近に存在していた無名の丘から鈴蘭の毒を運んできたのだ。
毒により戦況は一変、昏睡状態に陥り絶体絶命の危機を迎えるも逃がした小傘が連れてきたジョルノトリッシュに助けられる。

第49話「”HAIL”2U!」では戦闘をトリッシュ達に任せ、昏睡状態のまま身を隠していた。
しかしウェスの降らせた無数の雹、それを防ぐ為に小傘が発動したスペルカード『化鉄「置き傘特急ナイトカーニバル」』の残骸の山によって生き埋めとなる。
ウェスの撤退後、残骸の山に乗るジョルノ小傘に退いてもらって『オチ』を付けようとしたのだが…
…美鈴はウェスの残した『ピンの抜かれた手榴弾』が残骸の山に紛れ込んでいることに気付く。
彼女は手榴弾の存在に気付いていない二人を力づくで突き飛ばし、ありったけの『気』で手榴弾を包み込む。
『気』によってジョルノらを護ることには成功したが、爆発の衝撃と破片は美鈴に容赦なく襲いかかる。
手榴弾の爆発を一身に受けた美鈴は、別れの言葉も言えぬまま絶命した。

初登場時から身を呈して小傘を護るという勇ましい面を見せていた美鈴。
戦闘においてもウェスを相手に互角以上に立ち回るという紅魔館の門番の名に恥じぬ実力を見せていた。
最期の最期まで他者を護って散っていった美鈴の遺体はジョルノによって無数の花に包まれ、丁重に葬られた。

【紅美鈴 死亡】

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最終更新:2013年12月06日 22:08