ジョルノ・ジョバァーナ

ジョルノ・ジョバァーナ Giorno Giovanna

登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第5部「黄金の風」
種族 人間
性別 男性
一人称
特殊能力 スタンド「黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)」

「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」


概要

第5部「黄金の風」の主人公。
歴代主人公ジョースター家の宿敵DIOと日本人女性との間に生まれた日英ハーフ。
本名は汐華初流乃(しおばな はるの)だが、イタリアで生活する都合上ジョルノ・ジョバァーナを名乗っている。
四歳のとき母親がイタリア人と結婚。幼少期に両親からかまってもらえず、さらに養父の陰での虐待や周囲からのいじめに苦しみ、人間性が捻じれかけてしまっていた。しかし、偶然にギャングの男を匿うことになり、その男から一人の人間として敬意をもって接してもらえたことから「人を信じること」を知り、その仁義にあふれる姿に正義と希望を見い出し、彼に眠っていた『黄金の精神』を呼び覚ますきっかけとなった。
父親は邪悪の化身DIOだが、彼はジョナサン・ジョースターの肉体を奪っており、そのためジョルノには誇り高きジョースター家の血が受け継がれたらしい。 しかし時にはDIOのような冷徹な面を見せることも。
ギャングによって腐りきった街を救うため、自らがギャングのボスになり街を救うことを決意。
DIOのカリスマ性とジョースター家の黄金の精神を併せ持ち、その覚悟の強さで多くの苦難を乗り越えていった。


外見

金髪で、前髪はコロネに似たようなカールをしている。胸元がハート型に開いた学ランを着用している。
胸とへその部分には、第5部のシンボルマークともなっているテントウムシのアクセサリーが付けられている。


性格

常に冷静で理知的、時には戯けてみせたりと味方をして何を考えているのか分からないと言われることが多い。
ジョースター家の正義感と覚悟の強さはしっかりと受け継がれており、機転が回る頭脳派な一面も備えている。
一方、相手が自身の障害となると考えればそれを躊躇なく排除するDIOにも似た冷徹な面も持つ。
その覚悟と器の大きさは、味方からも感嘆や敬意で表されるほどの「凄み」に溢れている。


能力

黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)

破壊力 - C / スピード - A / 射程距離 - E(2m) / 持続力 - D / 精密動作性 - C / 成長性 - A
テントウムシがモチーフの接近パワー型スタンド。
触れた物体に生命力を注ぎ込み、そこから動物や植物といった生物を生み出す能力を持つ。
生み出した生き物はジョルノの意思で生き死にが決められ、死ぬと元の物体に戻る。
過酷な環境下では、ある程度ならそれに適応した生物が生まれる。
生命に更に生命力を注いだ場合、過剰になった生命力が暴走を始め、動作やものの見え方が非常にゆっくりとなる。
もしこの状態で攻撃を受けると、ゆっくりとダメージを受けて行き必要以上の痛みを感じることになる。
チームでの戦闘にも有効な能力であり、ウィルスが散布された場所の物体に生命を与えヘビを生み出して体内のウィルスを中和する、てんとう虫のブローチに生命を与えたものを敵の衣類にくっつけて発信機代わりにする、銃弾に生命を与えてヘリコプターへの着弾後に木の根を張り巡らせて身動きを封じるなどの使用法が見られた。
また、人体の部位を生み出して負傷した箇所に移植、外傷の治療を行うこともできるが、単にパーツをつけるだけなので痛みを消すことはできない。
ラッシュ時の掛け声は父親を彷彿させる「無駄無駄無駄無駄···無駄ッ!」


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 028:Golden Weather Rhapsody
死亡話
登場話数 3話
登場時期 五部終了後
スタンス 対主催(主催撃破)

詳細

第28話「Golden Weather Rhapsody」にて初登場。
開始直後にトリッシュ・ウナと合流し、現状について話し合っていた時に多々良小傘が転がり込んでくる。
小傘から「女の人が私を男の人から逃がしてくれた」という事情を聞いたジョルノ達は現場であるポンペイへ急行。
ウェスと交戦し、鈴蘭の毒によって昏睡していた紅美鈴を助け出した。
同時に星型のアザの共鳴によって、ウェスへの奇妙な既視感を感じていた…

第49話「”HAIL”2U!」にて美鈴の治療を行い、彼女を治療した…のだが。
ウェスのスタンド「ウェザー・リポート」の攻撃が容赦なく降り注ぐ。
天候を操作し、自動車を凹ませる程の雹を無数に降らせたのだ。
しかし小傘の身を呈した行動によって助けられ、ウェスの投げた手榴弾の対処にも成功する。
ウェスの撤退後にトリッシュの無事を確認し、瀕死の状態となった小傘を治療しようとしたのだが…『残っていたもう一つの手榴弾』に気付いた美鈴によって突き飛ばされ、身代わりとなった美鈴は手榴弾の爆発に巻き込まれ死亡してしまう。
ジョルノ達は美鈴を弔った後、小傘の治療を行うべく彼女を抱えてポンペイを後にした。

第74話「何ゆえ、もがき生きるのか」でも半死状態の小傘を死なせないため、三時間もの間彼女の手を取り続けるジョルノ。
具合は一向に回復の兆しを見出せず、覚悟を決めて諦めようかという頃。
ふとした些細なきっかけからトリッシュのデイパックにあったスタンドDISCが小傘の方向へとコロコロ転がった。
スタンド「キャッチ・ザ・レインボー」のDISCは小傘の抜け落ちかけた魂の余白を補い、彼女の生命をこの世まで戻したのだ。
何が起きたのか分からない小傘は動揺するも、ジョルノたちはそのまま彼女への質問責めへと移ったのだった。

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最終更新:2015年05月14日 18:49