うい

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 形容詞 (ほとんど連体形の用法だけ) 好ましい。愛すべきだ。殊勝だ。けなげだ。主に目下の者にいう。 ※狂言記・烏帽子折(1660)「『それがしがゑぼしが、はげてあったが、なにとした物であらふぞ』『こころへまして、此中ぬりにやって御ざりまする』『一段ういやつぢゃ、いそいでとってまいれ』」
※浄瑠璃・義経千本桜(1747)二「今の難義を救ふたるは業に似ぬうい働」
広辞苑 形容詞 うい(憂い)7 愛い
大言海 連体詞 〔よき、よい(好)ノ轉ナルカ、 ()ノ語原、參考〕
(カシ)()キ。ケナゲナル。
狂言記、烏帽子折「一段うい奴ヂャ、急イデトッテ參レ」
一本朝三國誌(享保、近松作)一「うい 若者 (ワカモノ)、出カシタ、出カシタ」
諺草「有意奴、下郞ノ、ケナゲナルヲ譽ムル詞ナリ」

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附箋:口語 形容詞 連体詞

最終更新:2023年12月25日 21:25