け(故)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 理由を示す語。ゆえため。せい。 ※竹取(9C末‐10C初)「千度ばかり申し給ふけにやあらん。やうやうかみ鳴り止みぬ」
広辞苑 名詞 ゆえため 竹取物語「千たびばかり申し給ふ―にやあらむ、やうやう(かみ)鳴りやみぬ」
大言海 名詞 (カレ)ノ約カト云フ、(カラ)、同ジ〕
(ユヱ)
(カラ)タメ
竹取物語「泣ク泣ク(ヨバ)ヒタマフ事、 千度 (チタビ)バカリ申シ給フけニヤアラム、ヤウヤウ、(カミ)鳴リヤミヌ」
源、九、葵 廿一 產ノ所「限リナキ願ドモ立テサセタマフけニヤ、平カニ、事ナリハテヌレバ」
大和物語、中「此在次君、在中將ノ、(アヅマ)ニ行キタルけニヤアラム、此子共モ、人ノ國通ヒヲナムシケル」
落窪物語、一「猶、我ガ君ノオハシマスけナリト云ヘバ」
榮花物語、一、月宴「ソノけニコソアラメ」

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最終更新:2023年05月04日 18:53