から(故(名詞))

日本国語大辞典
辞書 品詞 解説 例文 漢字
広辞苑 名詞 ①理由を示す。ゆえため 万葉集20「我が母の袖持ち撫でて我が―に泣きし心を忘らえぬかも」
あいだうち 万葉集6「故郷は遠くもあらず一重山越ゆるが―に思ひそ吾がせし」
大言海 名詞 ()()りノ約轉カ、(斯く程、。 在處 (アリカ)、あらか)〕
ユヱ。ソレガタメ。
齊明紀、七年十月「君ガ目ノ、(ホコ)シキ舸羅ニ、()テテ居テ、斯クヤ戀ヒムモ、君ガ目ヲ欲リ」
萬葉集、二十 廿三 「我ガ母ノ、袖持チ撫デテ、我ガ可良ニ、泣キシ心ヲ、忘ラエヌカモ」
古今集、五、秋、下「吹クからニ、秋ノ草木ノ、(シヲ)ルレバ、(ムベ)山風ヲ、嵐ト云フラム」

日国は同じ見出し語の扱い。「から(自・従)」を参照。

検索用附箋:名詞名称

附箋:名称 名詞

最終更新:2024年04月27日 19:52