あ(畔)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 あぜ」のこと。上代、中古に用いられた。 古事記(712)上「天照大御神の営田(つくだ)の阿(ア)〈此の阿の字は音を以ゐよ〉を離ち、其の溝を埋め」
広辞苑 名詞 田のあぜ 古事記上「営田つくだの―を離ち」 畔・畦
大言海 名詞 (アゼ)ノ本語ナリ〕
アゼクロ
古事記、上 廿三 須佐之男命「(ハナチ)天照大神之營田之阿、埋其溝
神代紀上 廿七 (ハナチ?)()
箋注倭名抄、一 七十六 「畔、田界也久路、一云、阿」
靈異記、中、第廿六緣「上總國畔蒜郡」訓釋「畔、阿。蒜、ヒル」
源順集「アラサジト、打返スラム、小山田ノ、苗代水ニ、濡レテツクルあ」(首尾ニ、あヲ詠ミ入レタル歌ナリ)
躬恆集、下「 木芽 (コノメ)張ル、時ニナルマデ、苗代ノ、あヲダニイマダ、作ラザリケリ」

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附箋:人工物 名詞

最終更新:2023年07月16日 23:22