あぜ(畔)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 名詞 ① 田と田の間に土を盛って堤をつくり、水をため、また、境界とするもの。くろ ※二十巻本和名抄(934頃)一「畔 陸詞曰畔音半田界也 和名久呂 一云阿世」
※寂蓮法師百首(1187)「苗代の水にうきねやまかすらん蛙の声のあぜつたひ行く」
畔・畦
② 敷居または鴨居のみぞの中間にあるしきり。
広辞苑 名詞 ①田と田との間に土を盛り上げて境としたもの。くろ 〈倭名類聚鈔1〉 畦・畔
②敷居または鴨居のみぞとみぞとの間にある仕切り。→樋端 (ひばた)2
大言海 名詞 〔本語、()ナリ、 畔畝 (アセ)ノ意ナリ、(橘守部ノ俗語考)倭訓栞、あぜ「畔ヲ()メリ、 閒塞 (アヒセキ)ノ義ニヤ」イカガアラム〕
クロ。田ノ 周圍 (メグリ)ニ、細長ク土ヲ盛リテ、界トスルモノ。
倭名抄、一「畔、田界也、久呂、一云、阿世」
夫木抄、五「苗代ノ、水ノウキネヤ、マカスラム、蛙ノ聲ノ、あぜツタヒ行ク」

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最終更新:2023年10月05日 19:50