こら(感動詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 感動詞 [ 一 ] ( 相手に対して発することば )
① いばって人をとがめたり、怒って他人に注意する時に発する語。これおい
夜行巡査(1895)〈泉鏡花〉一「唐突(だしぬけ)にこら!って喚(わめ)かれましたのに驚きまして」
② 相手の注意をうながして、軽く言う語。ほら 道草(1915)〈夏目漱石〉三六「まだ斯んなものが這入ってゐたよ。是も君にゃ関係のないものだ。さっき見て僕もちょいと驚いたが、こら」
[ 二 ] 民謡などのはやしことば。 俚謡・そんでこやー(明治‐大正)岩手県上閉伊郡「まんさうがなー、コラ、雪の下からいそいそと。ナッコラ、そんでこやー」
広辞苑 感動詞 他人を(とが)め叱る時、また、軽く呼びかける時に発する語。これ 「―、駄目じゃないか」
大言海 感動詞 (コレ)ノ轉(これほど、こらほど)〕
人ヲ呼ビカクルニ發スル聲。こらこらトモ云フ、もしもしニ比ブレバ、 傲慢 (タカブ)リタル(コワ)ヅカヒナリ。
「こら、待テ」こら、何ヲスル」

検索用附箋:感動詞

附箋:感動詞

最終更新:2024年08月10日 17:48