さし(狭)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 形容詞 せまい 日本書紀(720)神武即位前戊午年(北野本室町時代訓)「其の路、狭(サク)嶮(さかし)くして人、並行(なみゆ)くこと得す」
万葉集(8C後)五・八九二「天地は 広しと言へど 我がためは 狭(さく)やなりぬる」
広辞苑 形容詞 せまい 万葉集5「天地は広しといへど吾が為は―・くやなりぬる」 狭し
大言海 形容詞 細小 (ササ)ノ語原ヲ見ヨ、()しト通ズ(ふせぐ、ふさぐ。さざらぐ、せぜらぐ)〕
(セバ)セマシせし
神武紀「其路 狹嶮 (サクサカシクシテ)、人不並行
萬葉集、五 廿九 長歌「天地ハ、廣シトイヘド、我ガタメハ、()くヤナリヌル」
廣瀨大忌祭、祝詞「靑梅原ニ住ム物ハ、(ハタ)ノ廣キ物、鰭ノ 狹支 (サキ)物、云云」(大小ノ魚)
名義抄「狹、サシ、セバシ」窄、サシ、セバシ、スボシ」

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附箋:ク活用 形容詞

最終更新:2024年09月01日 19:58