そく(退(他動詞))

日本国語大辞典
広辞苑
辞書 品詞 解説 例文 漢字
大言海 他動詞 前條ノ語ノ他動〕
()。離ス。()ク。
萬葉集、十一 四十 「夏草ノ、刈リ()くれドモ、生ヒシク如シ」
同、十四 廿二 「アカミ山、草根刈リ曾氣、逢ハズガヘ、爭フ妹シ、アヤニカナシモ」
古事記、中(仲哀) 六十 (オシ) 退 (ソケテ)御琴(ヒキ)(タマハズ)默坐」
土佐日記、二月五日「(アシ)漕ギそけテ、御船來ニケリ」
六帖、五、下「ササラガタ、錦ノ紐ヲ、解キそけテ、數多ハ寐ズト、只一夜ノミ」
(シリ)ぞくる」
退
動詞活用表
未然形 そけ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 そけ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 そく べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 そくる も、かも、こと、とき
已然形 そくれ ども
命令形 そけよ

日国と広辞苑は同じ見出し語の扱い。「そく(退(自動詞))」を参照。

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附箋:下二段 他動詞

最終更新:2025年02月23日 21:06