ね(名詞)

辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 接尾辞 男女を問わず、親愛・尊敬の気持で相手を呼ぶときに用いる語。上代語「いろね」「なね」など。ただし、それぞれ「いろと(同母弟)」「なおと(汝弟)」と対をなして用いられるので、この「ね」は接尾語でなく、「え(兄)」の変化した形とも考えられる。
広辞苑 接尾辞 あね。また、人を親しんで付ける語。 万葉集9「いもな―が作りきせけむ」
大言海 名詞 名兄 (ナセ)ノ約カト云フ〕
男ヲモ、女ヲモ尊ビテ云フ稱。
萬葉集、四 五十 「朝髮ノ、念ミダレテ、カクバカリ、 名姉 (ナネ)ガ戀フレゾ、夢ニ見エケル」
神代紀、下 十五 我姉 (イロネ)磐長姬在」
古事記、上「姉阿夜訶志古()命」
倭名抄、二 十七 兄弟類「兄、伊呂禰」

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最終更新:2023年07月24日 19:29