ま(真(名詞))

日本国語大辞典
辞書 品詞 解説 例文 漢字
広辞苑 名詞 まこと。本当。真実。 狂言、仏師「―でもないものを、そぢやというて売り付くるを」
接頭辞 (体言・形容詞などに冠する)
①それそのものであることを表す。完全である、真実である、正確であるなどの意を表す。↔ (かた)
万葉集20「―袖持ち涙をのごひ」。
万葉集3「―白にそ富士の高嶺に雪はふりける」。
万葉集4「うち日さす宮に行く子を―悲しみ留むれば苦し」。
万葉集20「旅とへど―旅になりぬ」。
日葡辞書「マムカエ」。
「―南」「―心」「―新しい」
②純粋さや見事さをほめる意を表す。 「―弓」「―木」「―熊野」
③生物の或る類のうち標準となる種類に冠する。 「―鴨」「―(いわし)」「―昆布」
大言海 名詞 マコト。ホンタウ。イツハリナラヌコト。眞實。 「眞ニ承ケテ」

又、「ま(真(接頭))」と「ま(真(発語))」も参照。

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最終更新:2023年08月20日 22:45