ん(助動詞イ)

大言海
辞書 品詞 解説 例文 漢字
日本国語大辞典 助動詞 (打消の助動詞「ず」の終止形と連体形とが共に「」となり、その変化したもの) 打消の意を表わす。…ない。 ※足利本論語抄(16C)里仁第四「何とて佗国へゆかんとありければ、此処は苛政なしとまうす也」
※洒落本・中洲の花美(1789)小通の登楼「おれがとこへばかり盃をよこしてくれちゃアうらみだ。もふのめんのめん」
[補注]「伎・五大力恋緘‐一幕返し」の「エエもそっと此方へ寄りんかいな」、「浪花聞書」の「いきんか 行んか也」など、連用形に付いている例もある。
広辞苑 助動詞 ①⇒
②打消の助動詞の転。 「出来ん」

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最終更新:2024年05月10日 22:12