あふ(韲・和)

日本国語大辞典
辞書 品詞 解説 例文 漢字
広辞苑 他動詞 野菜・魚介類などに味噌・胡麻・酢・辛子などをまぜ合わせて調理する。 今昔物語集31「そのつきかけたる物を鮨鮎にこそ―・へたりけれ」 和ふ・韲ふ
大言海 他動詞 前前條ノ(三)ナリ〕
()ゼ合ハス。 ()。(味噌あ()、胡麻あ()
天治字鏡、十二 三十一 「調和、(シホ) 安不 (アフ)、韲、諸味 阿不留 (アフル)
字類抄「調和、シホニアフ」
倭名抄、十六 十九 「韲、(ツキ)( ヲ)、以醋和之、安不」
今昔物語、三十一、三十二語「ソノツキカケタル物ヲ、鮨鮎ニコソ、韲ヘタリケレ」
韲・和
動詞活用表
未然形 あへ ず、らゆ、らる、む、じ、さす、しむ、まほし
連用形 あへ たり、き、つ、ぬ、つつ、たし、ても
終止形 あふ べし、らし、らむ、ましじ、まじ
連体形 あふる も、かも、こと、とき
已然形 あふれ ども
命令形 あへよ

日国は同じ見出し語の扱い。「あふ(合(他動詞))」を参照。

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附箋:下二段 他動詞

最終更新:2025年02月23日 21:47