婿になれといわれてから初めて、2人きりでの再開
htmlプラグインエラー: このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。
1.待ち合わせ
新幹線からローカル線に乗り継ぎ、待ち合わせ場所に向かう俺
心を締め付けるような・・ドキドキしたこの気分をまさか楓で感じる事になるとは
心を締め付けるような・・ドキドキしたこの気分をまさか楓で感じる事になるとは
待ち合わせの予定時刻まで電車2本分を残し早々と到着
まぁ・・・これは予定道理・・待たせちゃ失格だしな
まぁ・・・これは予定道理・・待たせちゃ失格だしな
空を見上げると、あいにくの天気
「まぁ・・・そうそううまくはいかないか・・・」そう独り言をつぶやいた
それにしても寒い・・・その寒さに対して
自分の心配よりも、楓の心配をする・・もうそんな思考回路になってしまっていた
「まぁ・・・そうそううまくはいかないか・・・」そう独り言をつぶやいた
それにしても寒い・・・その寒さに対して
自分の心配よりも、楓の心配をする・・もうそんな思考回路になってしまっていた
電車が一本通過し、予定の電車が来るまであと5分・・・
俺は温かい缶ジュースを一本買いに行った
俺は温かい缶ジュースを一本買いに行った
しばらくすると予定の電車が見えてきた
到着するまでの一秒、一秒が本当に長く感じた
まるで別の世界にいるんではないかと思うくらいに・・・
到着するまでの一秒、一秒が本当に長く感じた
まるで別の世界にいるんではないかと思うくらいに・・・
電車が到着して、車掌がホームに出る
このローカル線は、車掌が切符を受け取るのだ
このローカル線は、車掌が切符を受け取るのだ
電車のドアが開く・・・そして1人の女性がホームに降りた
白のトレンチコートの女性だ
少し遠くから見ていたのだが、その女性が楓であることはすぐに分かった
白のトレンチコートの女性だ
少し遠くから見ていたのだが、その女性が楓であることはすぐに分かった
楓もすぐに俺のことに気づき、車掌に切符を渡したあと
俺のもとへ走ってきた
俺も楓のもとへ駆け出していた
俺のもとへ走ってきた
俺も楓のもとへ駆け出していた
お互い、人一人くらいの間隔をあけ、そこで立ち止まった
少し駆けただけなのに、お互いの白い息が空に舞った
少し駆けただけなのに、お互いの白い息が空に舞った
寒いから・・だろうか・・・?
最初に言葉を切り出したのは俺である
「おはよう、楓」
この一言を出すのに、ものすごくドキドキしたのを覚えてる
「楓」と名前 だけ で言葉に出して呼ぶのは初めてなのである
「おはよう、楓」
この一言を出すのに、ものすごくドキドキしたのを覚えてる
「楓」と名前 だけ で言葉に出して呼ぶのは初めてなのである
楓は、俺の言葉を聴いて、少しうつむいたが
「おはよう、耕一君」・・・と言い、うつむいた顔を上げ笑顔を見せてくれた
「おはよう、耕一君」・・・と言い、うつむいた顔を上げ笑顔を見せてくれた
そんな楓に少し見とれながら
「楓、手・かして」と言った
「楓、手・かして」と言った
「はい」・・・と言う言葉とともに楓は右手を俺に差し出した
俺は左の手で、楓の少し小さめの手を掴んだ
やわらかい感触とともに、寒さのせいか冷たさを感じた
やわらかい感触とともに、寒さのせいか冷たさを感じた
俺は、ポケットからさっき買った缶ジュースを取り出し
「これで暖まるといいぞ」・・と言いながら楓の手にそっと当てた
「これで暖まるといいぞ」・・と言いながら楓の手にそっと当てた
「ありがとう」 といいながら楓は缶ジュースを受け取ると
少し考え込んだ様子を見せ
「耕一君空けてくれる?」と言い缶ジュースを渡してきた
少し考え込んだ様子を見せ
「耕一君空けてくれる?」と言い缶ジュースを渡してきた
気が利かないな・・・俺・・・と自分に反省しながら
缶ジュースをあけようとした・・・
缶ジュースをあけようとした・・・
缶を開ける・・・そう・・・両手が塞がるのである
そして無意識に少し前かがみになる
これをとっさに思いついたのか・・・?楓・・・
そして無意識に少し前かがみになる
これをとっさに思いついたのか・・・?楓・・・
俺が缶を開けようとした時・・・左の頬に冷たくやわらかい物が触れた
とっさの出来事に俺は固まった・・・
俺は何とか動揺から気を持ち直し缶を開け
「ほら!」・・・と照れ隠し混じりな言葉とともに缶ジュースを渡した
「ほら!」・・・と照れ隠し混じりな言葉とともに缶ジュースを渡した
その時の楓は・・少し頬を赤らめている様子だった
多分俺も赤くなっていたと思う
多分俺も赤くなっていたと思う
「ありがとう」・・と言いながら楓は缶ジュースを受け取った 。
その後喫茶店へと場所を移した
2.喫茶店編
喫茶店のドアを開けるとカランカラン・・・という音・・・
ドアについているこの音を出すもの・・・俺は好きだ・・・
ドアについているこの音を出すもの・・・俺は好きだ・・・
いらっしゃいませー・・・という声とともに、店のお姉さんが出てきた
手際よく席に案内される俺たち・・・
周りを少し見渡すと、立地の割りにそこそこの客数・・・
なかなかいいお店のようだ
手際よく席に案内される俺たち・・・
周りを少し見渡すと、立地の割りにそこそこの客数・・・
なかなかいいお店のようだ
お品書きに目をやり俺は無難に、モーニングセットを頼んだ
楓も、「同じ物でお願いします」・・・と店員さんに告げると
「かしこまりました」・・・という一言を残し、店員さんはその場を去った
楓のほうに目をやると、それに気がついたのか
また笑顔を見せてくれた
「かしこまりました」・・・という一言を残し、店員さんはその場を去った
楓のほうに目をやると、それに気がついたのか
また笑顔を見せてくれた
さぁ・・・何から話そうか・・・そう考えながら、暫く無言と時が流れたが
俺は「楓・・・楓自身は、何歳くらいで結婚したいと思ってる?」・・と聞いてみた
楓は少し考え、「今まで、考えたことが無かったです・・・」と答えた
俺はその答えを聞いて、もうひとつ聞くことにした
「じゃあ、結婚についての話は、お父さんがきっかけかな?」
楓は「はい」・・・と答えた
俺は、聞いていくのは少しづつゆっくりでいいだろう・・・と思い
「そか・・・今日は、とにかく楽しもうな」・・・と言い楓の手をそっと握った
楓は少し考え、「今まで、考えたことが無かったです・・・」と答えた
俺はその答えを聞いて、もうひとつ聞くことにした
「じゃあ、結婚についての話は、お父さんがきっかけかな?」
楓は「はい」・・・と答えた
俺は、聞いていくのは少しづつゆっくりでいいだろう・・・と思い
「そか・・・今日は、とにかく楽しもうな」・・・と言い楓の手をそっと握った
軽く きゅっ・・という感じで握り返されたかと思うと
注文の品を持ったお姉さんがそばにまで来ていた
お互いスッと手を離した・・・
見られたかな・・・と思い少しドキドキした俺だった
注文の品を持ったお姉さんがそばにまで来ていた
お互いスッと手を離した・・・
見られたかな・・・と思い少しドキドキした俺だった
お姉さんは「お待たせしました、モーニングセットになります」・・・と
笑顔で言うと、お皿をスッと二人の前に手際よく置き
「失礼します」・・と言いその場を去った
笑顔で言うと、お皿をスッと二人の前に手際よく置き
「失礼します」・・と言いその場を去った
モーニングセットの詳細は
大き目のトースト一枚、目玉焼き、サラダ、紅茶
これで380円なら大満足である
大き目のトースト一枚、目玉焼き、サラダ、紅茶
これで380円なら大満足である
そこで二人また沈黙し、動作も止まる
なんというか、恥ずかしい(この気持ちは察してくれ表現が難しい
自分から食べ始めるか・・・そう思い、トーストに手を伸ばし食べ始める・・・
自分から食べ始めるか・・・そう思い、トーストに手を伸ばし食べ始める・・・
すると同じく楓もトーストに手を伸ばす
ただ違うのは、俺は片手で豪快に・・・
楓は、両手で少しづつ・・・
昔とはホントに変わった・・・
ただ違うのは、俺は片手で豪快に・・・
楓は、両手で少しづつ・・・
昔とはホントに変わった・・・
結果早く食べ終わった俺は、紅茶を飲みながら
楓の食べてる姿を見ていた・・・
楓の食べてる姿を見ていた・・・
それに気がついたのか楓は「もぅ・・・」・・・と言い
トーストを置き俺の鼻を人差し指でツン・・と突付いた
トーストを置き俺の鼻を人差し指でツン・・と突付いた
俺は急におかしくなりちょっと笑うと
楓にははちょっと不満だったのか、少しふくれっ面になり
俺のほうをジー・・・と見た・・・
暫くして、楓はトーストに手を伸ばし
もしょもしょと食べ始めた
楓にははちょっと不満だったのか、少しふくれっ面になり
俺のほうをジー・・・と見た・・・
暫くして、楓はトーストに手を伸ばし
もしょもしょと食べ始めた
俺が食べ終わって7,8分位して楓もようやく食べ終わる
さぁ・・・どうしようかなぁ・・・そう思っていると
楓が声をかけてきた
「この後、○○○へ行かない?」・・・○○○は某有名百貨店
俺は特に、どこかに行く順番を決めていたわけではないのでそこへ向かうことにし
「うん、いいよ」・・・と答えた
楓が声をかけてきた
「この後、○○○へ行かない?」・・・○○○は某有名百貨店
俺は特に、どこかに行く順番を決めていたわけではないのでそこへ向かうことにし
「うん、いいよ」・・・と答えた
そうすると楓は、時刻表を取り出し、電車の時間を調べ始めた
その手際のよさ、準備に感心させられた
その手際のよさ、準備に感心させられた
乗り継ぎを考えると、後20分くらい後の電車に乗るといいということが分かり
もう暫く、この喫茶店にいる事にした
もう暫く、この喫茶店にいる事にした
外は寒いことが分かっているので、少しでも温まろうと思い
俺は店員のお姉さんを呼び、紅茶をもう2つお願いした・・・
俺は店員のお姉さんを呼び、紅茶をもう2つお願いした・・・
後8分くらいで電車の時間だ・・・
おいしい紅茶も頂いて、体もすっかり温まった
おいしい紅茶も頂いて、体もすっかり温まった
「ちょっとトイレ」・・・と言い席を立つ俺
これ位しか席を立つ言い訳が見つからない・・・
これ位しか席を立つ言い訳が見つからない・・・
お店のお姉さんのところへ行き、そっと会計を済ませる
席に戻ると、「おまたせ、行こうか」・・・と楓に出発を促す
お店から出ようとした時、楓はレジのところで立ち止まったが
俺が説明するより先に、お店のお姉さんが
「お会計はあちらの方に頂いてます」・・・と言ってくれた
楓は、お店のお姉さんに軽く会釈をすると、トトトッ・・・とこちらに駆け寄ってきた
お店から出ようとした時、楓はレジのところで立ち止まったが
俺が説明するより先に、お店のお姉さんが
「お会計はあちらの方に頂いてます」・・・と言ってくれた
楓は、お店のお姉さんに軽く会釈をすると、トトトッ・・・とこちらに駆け寄ってきた
俺が「じゃ、いこうか?」・・・と言うと
楓は「うん」・・・と答えた
楓は「うん」・・・と答えた
カランカラン・・・と心地よい音・・・
店から外に出ると楓がスッと俺の手を掴んできた
俺はそれに答えるようにキュッと握り返した・・・
店から外に出ると楓がスッと俺の手を掴んできた
俺はそれに答えるようにキュッと握り返した・・・
電車編
ホームにつくと間もなくして、電車がやってきた・・・
電車がホームに到着し、ドアが開く・・・
このホームから電車に乗るのは僕たち二人だけ
電車の中に入っても、ポツリポツリと人がいるだけで
ほとんどガラガラ状態である・・・
この電車の座席は長椅子ではなく、二人腰掛け用の座席を並べたタイプ・・・
ほとんどガラガラ状態である・・・
この電車の座席は長椅子ではなく、二人腰掛け用の座席を並べたタイプ・・・
お互い、手を繋いだまま二人で並び腰掛ける
電車の発車とともに、外の風景が流れていく・・・
見慣れない田舎の風景は眺めていて飽きないものである・・・
電車の発車とともに、外の風景が流れていく・・・
見慣れない田舎の風景は眺めていて飽きないものである・・・
少し外を眺めていると、ツンツン・・・と裾を引っ張る楓
少しでも、他に気をさらしたらダメ・・・そんな感じなのだろうか
楓は、俺の顔を覗き込むような仕草を見せた・・・
俺は楓のほうに向き直り「ん?」っと言った
楓は「ん~ん」といいながら少し首を左右に振った
少しでも、他に気をさらしたらダメ・・・そんな感じなのだろうか
楓は、俺の顔を覗き込むような仕草を見せた・・・
俺は楓のほうに向き直り「ん?」っと言った
楓は「ん~ん」といいながら少し首を左右に振った
俺はその時、(外に目を向けずにいよう)・・・と思った・・・
電車に乗ること、数十分・・・
メールでも聞いたことだけど、どんな食べ物が好きなのか?
などの話をした
やはり、じかに聞くのはイイ・・・
メールでも聞いたことだけど、どんな食べ物が好きなのか?
などの話をした
やはり、じかに聞くのはイイ・・・
そして、目的の駅に到着した・・・
ホームに降りる俺たち、さすがに都市部の駅なので人が多い・・・
ホームに降りる俺たち、さすがに都市部の駅なので人が多い・・・
駅の改札口を出る頃に気づいたのだが
楓は俺の手ではなく、裾を掴んでいる・・・
楓は俺の手ではなく、裾を掴んでいる・・・
さすがに多くの人前で、手を繋ぐのは恥ずかしいのだろうか?
俺は(まぁ・・このままでもいいか)と思いそのままの状態で百貨店に向かった
俺は(まぁ・・このままでもいいか)と思いそのままの状態で百貨店に向かった
つづく・・・
クリスマス前後の出来事
俺が寝かされて、楓が「私も寝る・・・いいよね?」って言いながら布団に入ってきたんだ
俺は「いいよ・・・」と言うしかなかった
まぁ・・・嬉しかったけどな
俺は「いいよ・・・」と言うしかなかった
まぁ・・・嬉しかったけどな
布団に入ってきて、楓が横になって俺の顔をじーっと見て
「風邪、速く治そうね」・・・て言ってきた
俺は「うん、ありがとな」・・・手答えた
そしたら楓は俺の頭に両手を回して頭をなでた後に
楓がスッと身を寄せてきて、俺の頭を胸の谷間にうずめる感じにもって行った
「風邪、速く治そうね」・・・て言ってきた
俺は「うん、ありがとな」・・・手答えた
そしたら楓は俺の頭に両手を回して頭をなでた後に
楓がスッと身を寄せてきて、俺の頭を胸の谷間にうずめる感じにもって行った
楓の胸は昔と違って大きくなってて、あったかくてやわらかかった
俺は安心してそのまま寝ちまった
俺は安心してそのまま寝ちまった
そして別れの時
楓
「もうすぐお別れの時間だね・・・」・・・腕をぎゅっと掴んでくる
俺
「三日間一緒にいれて楽しかったよ」
楓
「うん」
「もうすぐお別れの時間だね・・・」・・・腕をぎゅっと掴んでくる
俺
「三日間一緒にいれて楽しかったよ」
楓
「うん」
いよいよ別れのとき
楓
「やっぱり帰りたくない・・・一緒にいたいよぅ・・・」
もう泣き出してた
俺
「お正月に会いに行くし、すぐだし・・・ね?」「今日は帰ろう?」
楓
「うん・・・分かってる・・・分かってるけど・・・」
「でも、この気持ちはどうしたらいいの?止められないよぅ・・・」
俺
無言で抱きしめる・・・
その後楓を離し・・・楓の目を見つめて色々な気持ちを込めて俺は2度うなづいた
「やっぱり帰りたくない・・・一緒にいたいよぅ・・・」
もう泣き出してた
俺
「お正月に会いに行くし、すぐだし・・・ね?」「今日は帰ろう?」
楓
「うん・・・分かってる・・・分かってるけど・・・」
「でも、この気持ちはどうしたらいいの?止められないよぅ・・・」
俺
無言で抱きしめる・・・
その後楓を離し・・・楓の目を見つめて色々な気持ちを込めて俺は2度うなづいた
その意味を、楓は感じ取ったのか・・・泣きながらも電車に乗って帰っていった