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獅門 凱(シモン ガイ)【戌】
性別 男性
年齢/所属 16歳/大和山学園一年【】級所属
容姿
 天然パーマを金髪に染めた三白眼の少年。身長約165cm程度と、平均よりやや小柄な体型。
学校指定の制服は動きやすく着崩しており、不良とまではいかずとも真面目には見えない雰囲気。

能力使用時には肉体が大きく変わり、拭えぬ恐怖と戦慄の伝承に歪められた怪異の性質を表面化させたような外見となる。
即ち、樹皮を思わせるゴツゴツとした力強く赤黒い体表、剥き出しの口腔と牙、尖った爪といったあからさまな異形の姿。
膝丈まで伸びた赤いクロークマントじみた皮膜は、変異した頭部の形状と合わさり、遠目には旧来軍隊の将校じみたシルエットと化す。
性格
-
能力
『準上級被呪者・赫呪骸套』
 肉体に怪異を宿した存在。彼の場合は先天的なものやそういう家系などでなく、単純に取り憑かれてしまったケース。
その力を一時的に表層化する事による身体能力及び戦闘力の更なる向上と、怪異そのものが持つ幾つかの武器の使役が能力となる。

時を経るにつれて様々な逸話と混ざったこの怪異は、獲物を斬り刻み血に染める刃と、肉を貫き一滴残らず血を啜る数本の管を生成する能力を持つ。
が、器となる獅門の素質もあってその力を完全に使いこなせてはいない。基本的には力任せに振り回して暴れ回るだけとなっている。

怪異の自我は既に消失しているが、その本能は深く昏いところで少年の物と混じり合っており、彼が純粋な人間でない事を表す最大の要素となっている。
また、強力な術式や呪具、怪異を祓うための圧倒的な力を見ると「なんか嫌だな」程度の居心地の悪さを感じる。
擬似反転『住慄吸呪・外法骸歌』
 霊力で構成され、人の感情を元に生まれる存在の力を拡大解釈した、怪異としての能力。圧倒的な力による死に瀕した事で内より引き出された、道を外れし業。
恐怖、噂から生まれた仮想怪異の力を持つ彼は、特にその感情を摂取しやすい他者の血肉を糧とし、肉体の再生に充てる事が出来る。再生力は摂取した量に依存する。
血、特に強い感情を持つ人物の流す物が一番効果が高く、次いで肉、爪、髪、体液の順に効き目がある。触手を突き刺し血を啜る以外にも、経口摂取でも可。
ただし、怪異の力をより強く使用する行為であるこの能力は、獅門自身の人間としての自我に影響を及ぼす事が憂慮される。
当人もそれを後から理解したので、あまり使いたがらない諸刃の剣。

霊力で構成される怪異、特に高位の存在にとって肉体の再生はそう難しいものでもないが、人間と混ざり合った怪異である彼の肉体は何らかの外的要因を必要とする。
人のまま死ぬか、怪異となっても足掻くか。今はまだそのどちらかしか選べない。力無きが故に。
『幻層掌握:住慄吸呪・閻浮提下血風叫喚』
より強く現れた怪異としての特性と精密性を増した霊力操作が繋がり合い、それに伴い覚醒した不完全な幻層掌握。
国を揺るがす混乱と恐れから生み落とされたただ一体の残留思念が
時を経るにつれて尾鰭を足され幾つもの面と性質を押し付けられ変化を遂げた
仮想怪異『赤マント』の持つ業の一つ。

死に歪められ彩られた憧憬の幻層に対象と自身を封じ
『赤か白か』という簡素な問いの答えに応じた処刑を急接近し執行する。ただそれだけのシンプルな術式。
赤は血に染まった身体の事。無数の刃が獲物を切り裂き朱に染める。
白は血を抜き取られた身体の事。無数の吸血管が血を啜り蒼白に変える。

本来ならば完全覚醒を果たしていないが故の出力不足により一分たりとも維持出来ず
また効力も弱々しい物となってしまう術式だが、
凱は嘗て会敵した複合怪異に倣い五秒以内の展開に収める『縛り』を課す事でその効力を高めている。

難点は相手が答えるまで精神的汚染と重圧以外での干渉は出来ない事と
そもそも五秒という限られた時間内に選択されなかった場合は無駄に終わってしまう事。
また、当の処刑に関しても練度不足と格の弱さにより必中ではあるが必殺ではない。
全身に襲い掛かるそれを防ぐ/耐える手段があるのなら、同様に無意味に終わる可能性はある。
概要
 私立大和山学園一年。十二支級では『』に属する、お調子者の気がある今時の若者。
特別な家系でも特殊な技能を引き継ぐ家柄でもない彼が学園に入れた理由は、その身に取り憑いた怪異のみにある。
本人曰くの「不可抗力の事故」によりとある怪異に憑依された彼は、本来ならそのまま悪辣なる惨禍の依代となるはずが逆に怪異を制御、その能力を半端な形で操る事が出来るようになった。
怪異との相性、所謂「器」としての適性が中途半端に良かったが故の事例であり、事件を追ってきた術者の推薦もあって転入する事となる。
最近の少年としては珍しく携帯電話の類を持っていないので、連絡手段は任務の際に貸与される通信端末が殆ど。

経歴は当人曰く「トップシークレット」。生まれも以前の生活も何もかも、根源的な所ではのらりくらりとはぐらかそうとする。
実際生まれや血に術者の気配は一切無く、また知ったところで何かが変わるわけでもないので、学園側にも当人の口からは最低限の情報しか伝えられていないがスルーされている。
追記
『準上級被呪者に関する補遺』
・1936年の新聞記事より抜粋

『一部青年将校蹶起し首相始め重臣を襲撃』
首相、内府、教育総監即死し蔵相、侍従長重傷、牧野伯不明───(以下略)───

『十五名本日死刑執行さる』
去る七月五日の判決言渡ありたる香川道命、狛山虎巳───(以下中略)───、海堂直、獅門號一は本十二日其の刑を執行せられたり。

・数年前のネットニュースより抜粋

12日午後1時20分ごろ、神奈川県■■■■■■で、海岸沿いの崖が崩れているのを■■■署や消防が確認し、土砂の中から男女二人の遺体を見つけた。県は、亡くなったのは同市■■■の獅門達器さん(34)、獅門薫さん(32)と発表。
───(中略)───
県や署によると、獅門さん夫婦は息子一人を加えた三人暮らし。■■■■■市では8日に雨が降ったが、土砂崩れの発生時期や原因は不明。現場付近の防犯カメラの画像などから、11日ごろに土砂崩れに巻き込まれた可能性がある。

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最終更新:2021年04月09日 10:24