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尊怒(ぞんど)
性別 不明
分類 怪異/接触禁忌級
容姿
《"金"の形態》
怪異としてもっとも世に知られている姿。
赤い襤褸布の背から延びた錆金の中華鎧に、天高く射す日光を模した冠のようなものを頭に載せ、様々な文化様式の鬼面を紐で連ねた吊るし飾りを何揃いも身に垂らしている。
黄金色の眠たげな片目だけが灯った漆黒の無貌躯は両腕が欠損しており、周囲の地や壁から出現する巨大な黒い掌のようなものに常に背をもたげて座っている。

《"黒"の形態》
後述の『抜山怪蛇(ばつざんかいだ)』を発動した姿。
概して13、4間(25m)ほどの禍々しい黒巨体で、下半身から何百にも枝分かれして生えそろった無数の腕で百足のように大地を蠕動する。
頭部は耳鼻口のパーツのない無貌の顔、その端から端へ、斜めに一文字大きく切り裂かれたような黄金色の一つ目が開いている。
封龍中心の祓魔省地下霊堂には、この姿を凄絶に傷つけた形で封印されている。

《"銀"の形態》
人間態。
特級術師でも確かな違和感を掴めないほどの極めて高い偽装度を持ち、この状態でも上級怪異程度の術式を行使できる。
時にあどけなさの薫る童年であったり、時に痩長身の男であったり、時に拐かしい少女であったり、その姿の口伝は一定しない。

《"赤"の形態》
棄てられた家具物品に遺った"怨み"に尊怒の妖力残滓が取り付いた状態。
赤く脈打つ硬い泥のようなものが廃棄物の周囲にまとわり付き、知性の低い下~中級の怪異として四足、二足、這い進む不定形など様々な形をとる。
俗に「泥鬼」と呼ばれ、現在は封龍中心の廃墟等に出現する。
性格
不明。特定の目標を持たず気の赴くまま世を滅する快楽殺戮者とも、怪異だけの世界を目指す理想主義者とも言われる。
少なくとも過去幾度も他の怪異を率いて術師と戦っている点から、通常の人間を超える高度な知性とカリスマ性を持つとされる。
能力
『万顧掌融(ばんこしょうゆう)』
万力を誇る無数の手足を出現させる。術を扱う場合は、この巨大な手を出現させて印を結ぶ。
『赫嬉抉空(せっきけっくう)』
尊怒の使う術の中でも特に強力なもの。清き力を瞬時に焼き焦がす一薙ぎの光撃。
『抜山怪蛇(ばつざんかいだ)』
怪異としての真の姿にして本懐。手にした鉄を、肉を、力を、魂を、分別無く平らに喰らう規格外の進撃。
概要
春秋戦国時代後期より存在が確認されており、その強大な妖力からあらゆる種の生命を手に掛けたとも言われる伝説の怪異。
度々姿を表して来たなか田沼意次の時代以降より長らく存在を眩ましていたが、200年程の時を経て1960年についに他個体の接触禁忌級怪異を率い東京湾上空へと出現。
当時最も優秀とされる術師達を集め日中英合同での討伐作戦が決行されたが、他の個体が存在を潰滅させられる程の攻撃を受けてなお倒しきれておらず、一時的に行動不能の状態でその場に封印される。
現在は、封龍中心における祓魔省第一支部の深部霊堂にて厳重に封印安置されている。
1960年の現界時、大和山学園を最初の目標地点としていたという記録があるが、特に詳しい情報は残っていない。
追記
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最終更新:2020年11月11日 11:47