ミ・デア文字(ミ・デア語:Kasta Mi-Dea)は、ミ・デア語の表記に用いられる架空の音素文字。ヨシュア・レカ・テルラにより考案されたという設定である。
概要
ミ・デア文字には5種類の母音字と36種類の子音字、及び長音記号の計42文字で構成されるアルファベットであり、文字と音素が完全に対応するように設計されている。
ミ・デア文字の書体は歴史的に二種類存在し、ヨシュアによる初期書体と簡略化された後期書体に分けられる。十三国世界騒乱記の時代においては、前者を碑文体と呼称し、後者を筆記体と称しており、専ら筆記体の方が広く用いられている。
ラテン文字転記法
ミ・デア文字のラテン文字転記においては、以下の二種類の体系が用いられている。
- Unicode転記
- Unicodeに存在する文字を用いて一対一の対応をさせた表記法。ただし長音記号は用いられず、母音字の上にマクロンを置いて表現される。当Wikiをはじめ、Unicodeに対応した環境で用いられる。
- ASCII転記
- Unicode非対応の環境で用いられる、英字、アポストロフィ、チルダの組み合わせによって表現された表記法。
字母
以下、ミ・デア文字の部分は形状の類似するUnicode文字を用いる事とする。
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- ASCII転記において、隣接する二つの子音を二重子音ではなく単子音二個として記す場合、~をその二文字の間に挟む事で記す。
- 例:šashoa(10月)→shas~hoa (shashoaでは、šašoaという意味のない語となってしまう)