かがみ「久しぶりだね、こなた」
こなた「おー、かがみんいらっしゃい、いらっしゃい。今布団片付けるから・・・」
かがみ「あ、いいよ。腰悪いんでしょ」
こなた「うん。でも今日は痛くない方なんだ」
かがみ「でも無理しないでよ」
こなた「それで今日はどうしたの?」
かがみ「あのね、、、、つかさが見つかったの」
こなた「ええっ?どこで? 」
かがみ「富山の方。パチンコ屋で清掃員してたみたい」
こなた「こっち帰って来れないのかい? 会いたいよ。もう30年くらい会ってないもの」
かがみ「・・・・死んだのよ。事故で」
こなた「え? 」
かがみ「去年の秋ね。なんか雨の日に自転車走らせて滑って転んで頭打って・・・バカだよね・・・。全然連絡も寄こさないから安心してたのに」
こなた「つかさが・・・」
かがみ「清掃会社の人がわざわざ半年かけて身内を調べて私のところに辿り着いたみたい。これで柊家も私一人だけになったわ」
こなた「泉家もだよ。やっぱり結婚しておくべきだったかな・・・。まぁ今ではあんたが身内みたいなもんだけど」
かがみ「そうだね。5年前みゆきも亡くなってついに私たち二人になっちゃったよ。みさおやあやのはどうしているだろうか・・・」
こなた「いたたた」
かがみ「大丈夫? 横になってなさいよ。お医者さん呼ぼうか?」
こなた「ありがとう。大丈夫だよ」
かがみ「私これからパートに行かなくちゃならないから帰るけど、また寄るから元気でいてね」
こなた「あいよ。いつでも遊びに来ておくれ」
かがみ「それじゃあね。ホームの人たちと仲良くね。」
私はそう言ってこなたのいる老人ホームを後にした。ここまで来るのに電車を乗り継いで2時間掛かるため半年に一回程度しか来れない。
もっと近くに越して来たいと思っているが、そんな体力も予算もない。
だからこうしてたまに顔を出すだけなのだが・・・
3ヵ月後こなたのいる施設から一通の手紙が届いた。
それを読んで私は涙が枯れるまで一人で泣いた。
先日会ったこなたが、私の生涯で最後に見たこなたとなったからだ。
わたしはついに本当に一人になってしまった。
最終更新:2008年05月17日 23:05