by講義後直帰(アラバマ州)
今日は楽しいクリスマス。
街はネオンで彩られ、恋人たちが楽しそうに笑顔で歩いている。
「クリスマスケーキはいかがですか~?」
しかし、あたしはむなしくコンビニの前でサンタの格好をしてケーキを売っている。
寒い・・・誰かのぬくもりが欲しい・・・
しかしあたしの近くに寄ってくるのはケーキを買いに来た恋人たちばかり。
「はぁ・・・あたし何やってるんだろう・・・みんな・・・今頃何してるのかな・・・」
ふと空を見上げると雪がパラパラと降り始めていた。
「かーがみちゃん!!」
「あ、桜井さん。あ、もう時間かー。じゃぁあたし上がりますね」
「うん!!寒い中ごくろうさん!!」
・・・雪が降る中、あたしは恋人たちが行き交う街を1人で歩いていた。
すれ違う恋人たちの楽しそうな笑い声がとても耳障りだ。
・・・ん?どこかで聞いたことのある声・・・
「こなた!?」
振り向くと背の低い、青い長髪の女の子と黒髪の男が手を繋ぎながら歩いている。
「・・・こ・・・こなた!!」
思わず叫んでしまった。
「ん?あ、かがみーん!!どうしたの?今日1人?あたしは今日デートなんだぁ~」
「あ・・・そ・・・そうなんだぁ~。あ、あたしも今から彼氏と待ち合わせ場所に向かってるんだ~」
「こなちゃん、そろそろ行かないと間に合わなくなっちゃうよ」
「あ、そうだった。じゃぁまたね~かがみ~ん」
「ぅ・・・うん!!またね~」
涙が止まらなかった・・・あたしには遊ぶ友達もいない・・・恋人もいない・・・
もうこなたもつかさもみゆきも・・・みんなバラバラになっちゃったんだ・・・
最終更新:2007年08月28日 22:05