深緑ヘンゲン

深緑ヘンゲン(しんりょく・-)

『変幻』より。

応募者

アカサカ

初登場

未定

一人称

わし(盛明や雪に対しては『拙者』)

メインカラー

緑+暗紫色

詳細

バットウビャクヤと同じく、あやかし研究所では最古参の第1期改装機。若者のような、それでいて異様な老齢を思わせる怪しげな雰囲気を持つ。研究所に対して非常に強い誇りと忠誠心を持っているのは確かなのだが、老獪で自信過剰と性格にやや問題があり、盛明にも(一応の上下関係はわきまえているものの)歯に衣着せぬ物言いをするため、バットウとは折り合いが悪い。
怜悧冷徹にして計算高い卑劣な謀略家で、目的のためには手段を選ばない。
また、サディスティックかつ強欲。任務のついでに我欲に走る行為も少なくない。

バットウが改装機達のまとめ役であるのに対し、彼は「研究所のナンバー2」といった立ち位置である。

彼の最大の能力は『不死身』である(後述)。研究所の関係者達は、彼の不死身のメカニズムは知らないまでも、彼が不死身であるという事は皆知っているため、例え彼がその辺りでスクラップ状態で転がっていても「ヘンゲン様がまた死んでるぞ」程度で済まされてしまっている。

実は正体は元人間で、自身の脳内情報をAIに移植し、現在の改装機のボディに生まれ変わった。人間だった頃は盛明の古い友人で、研究所の出資者でもある実業家だった。

かつて盛明が仲間を失った事故の一件から、アームズテックに対して非常に強い憎しみを抱いている。

仲間内では「ヘンゲン様」と敬称を付けて呼ばれるが、オイガタナネンドゴネカツユガイなどの古参メンバーからは呼び捨てで呼ばれる。

来歴

不明(「元人間である」ということだけ判明している)

機能

不死身

『不死身』と言っても本当に不死身という訳ではなく、複数の科学技術とメカニズムの複合からなる。彼の前身が研究所の出資者であったからこそ可能な事である。
  • 頭脳とボディが別個に存在する
彼の頭脳は研究所内にあり、改装機のボディを遠隔操作している状態。ただし「脳みそだけが別の場所にある」という感覚なので、ボディの視覚や聴覚、触覚などはそのまま自分の事として感じている。
  • 内蔵式の自己修復機能
ボディ内部(通常のロボットであれば、本来AIが収まっているスペース)に自動修復用の機構が内蔵されており、有る程度の損傷なら生物の傷が治るように、自身で修繕が可能。
  • 複数のスペアボディ
常に予備のボディを複数ストックしており(一説では、研究所には彼のボディ専用の製造ラインがあるらしい)、現在使用中のボディが重大な損傷を受けた場合、即座に次のボディにコントロールが移る。ただし『生き返る』までには若干のタイムラグがあり、最大で1~2時間程度かかる事もある(その間は『気絶』のような扱い)。

武装

散魂裂斬爪(さんこんれつざんそう)

左右の手にそれぞれ装備する、特殊な合金製の爪。それぞれ三本の刃がついている。切れ味は鋭く、ロボットのボディでも易々と刺し貫く事が可能。

その他

外見の元ネタはスーパー戦隊シリーズの一つ『侍戦隊シンケンジャー』に登場する筋殻アクマロ

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最終更新:2020年04月08日 02:38