中期制アルカ詩(一部古アルカ) -- kakis 2007-10-03 14:35:39


sec li
あの日

fifa, ti anx-u fifi e nan lex fifi
祖母よ、汝は自らの孫娘を孫娘と呼ばぬ
tate, ti anx-u tama e nan lex tama
伯父よ、汝は自らの姪を姪と呼ばぬ
lai, ti anx-u noa e nan lex noa
父よ、汝は自らの娘を娘と呼ばぬ
noi, ti anx-u laa e nan lex laa
息子よ、汝は自らの母を母と呼ばぬ
mic, ti anx-u mac e nan lex mac
夫よ、汝は自らの妻を妻と呼ばぬ。
sec li im ti lap-a an del mac e nan ked-u kot.
汝が自らの妻たる我を愛したあの日は帰らぬ。

teel emis sos-a ert ma-i en
我侭な運命は言葉に自らを変えさせた。
ne estel-o amalis daa e an un yu-a sed al pai?
誰が闇へ消えた我が偉大なる思い出を訳そう?
ti un yol-i ert sad
新たな言葉を使う汝
ti na-i kaf al an?
汝は我に哀れみを感ずるか?
tal ti na-o isk emt kak an.
されど何時も我と同じく悲しみをまもなく感じよう

arka, non pas dyussou arkad han
アルカは、わらわと貴殿を繋いでいた
arka, non pas dyussou arkar den
アルカは、わらわと貴殿を今繋がぬ





  • 悲しい、のですね・・・・・・・・・・。思い出が過去の闇に消えてゆくのが・・・・・・・・。一緒に楽しい日々を過ごしたあの言葉はなくなって・・・・・・・誰も自分の思い出を読み解くものもいなくなってしまうのが・・・・・・・・・・。 -- luni (2007-10-03 14:52:47)
  • まるで何か・・・・・・・怨霊じみたものが取り憑いて書かせたみたいな詩ねぇ・・・・・・。ふふふ、でも私たち自身も憑き神様なのよねぇ。シャーマン気質の人っていろいろなのが憑きやすいのかしら? -- mitora (2007-10-03 14:57:31)
  • 昨日の名詞におけるn対語案でアルカの語彙構成が大きく変化する展望が示されたことで、Kakisは中期制アルカ(?~2005/12/19)の始まりと共にセレン殿の元を去ったエスタ殿と自分を重ね合わせたのだろう。そして、彼らが語り合った中期制アルカが消え去った今に儚さを覚え、エスタ殿に対しても後期制アルカでセレン殿を楽しませている自分自身への罪悪感を覚えたのだろうな。 -- koreori (2007-10-03 15:09:27)
  • おお、古アルカ入ってる。いや、それはともかく、悲観杉です。大丈夫、ここまで来た言語はそうそう大転換しづらいです。というわけで後で昨日分の記事に付け足したものをアップします。さっきの記事の続き+レスです。長いけどご勘弁。あと、エスタ殿は忌々しい記憶を消してくれてトンクスと思っているのでわ?w -- seren (2007-10-03 16:17:16)
  • 忌まわしい記憶扱いというのも物悲しいものですね。 -- kakis (2007-10-03 16:44:20)
  • 恨みがましい女だからね。。。ところで、予告ですが、アプラウト考が落ち着いたらアスペクト考を展開しようと考えています。多分、アプラウトと違ってアスペクトはみんな持ってるので、ほかの言語屋も参加しやすいかと。そういえば今回ネームさん、まだ沈黙ですね。 -- seren (2007-10-03 18:39:05)
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最終更新:2007年10月03日 18:39