従属節とは格詞節と
関係詞節のことで、それ以外は主節となる。
従属節の時制は主節との比較で行う。従属節の時間が主節と同じ時間なら、たとえ過去のことであっても従属節の時制は現在で良い。
逆に、従属節が主節より前の出来事なら従属節の時制は過去になる。つまり、主節を過去にして従属節も過去にするだけで大過去が作れる。過去完了を取る必要はない。このことは全ての節にいえることなので、関係詞節の場合も同様である。
但し、主節より従属節が先に来ると、この規則は崩れる。従属節は主節との対照ではなく、発話時点との対照になる。
後者の場合、
ol節が主節の前に来ているため、時制が現在から未来に変わっている。このように、従属節が先に来ると対照相手がまだ見えないため、発話時点との対照になる。
また、主節が省略されるときは対照する相手がいなくなるので、従属節は発話時点と対照される。
ol la vast-o(もし彼が勝てば……)などが例である。
最終更新:2007年11月11日 22:45