―――激戦且つ混戦であった。

 13人対22人の大乱戦は。
 これはほんの一部である。

 ムネリン達(2009年WBC決勝イチローの逆転二点打を打った時の川崎宗則、 マリナーズとマイナー契約した川崎宗則、
 メジャーリーグオープン戦首位打者川崎宗則、ファンに愛されるシアトルマリナーズの川崎宗則、
 ダイハード打線の一人川崎宗則、 2004年福岡ダイエーホークスの遊撃手のレギュラーになった川崎宗則、
 2005年プレーオフの川崎宗則、2006年WBC日本代表川崎宗則、福岡ソフトバンクホークス遊撃手レギュラー川崎宗則
 2004年福岡ダイエーホークスの遊撃手のレギュラーになった川崎宗則)の
 千本ノックと称し、『飛んできたボールをバットで打ち返すを繰り返す』攻撃。
 ※分り易く言えば、ソフトバ○クのCMでホークスが優勝していた時に選手たちがやっていたアレ。
 それをアーカード、天道総司、エネル、相川始、浅倉威は避ける。
 なお、柊かがみには命中し、千本ノックの餌食になる。

 フェイト・T・ハラオウンとリニスと聖王モードヴィヴィオから放たれたパニッシャーの銃撃を……
 「セーフ!!」という素晴らしい発音と共にメジャーリーグの主審と2009年WBCでイチローの復活に喜ぶ川崎宗則とマリナーズとマイナー契約した川崎宗則が避ける。
 素晴らしい動体視力と反射神経である。

 薩摩のイチロー川崎宗則と福岡ダイエーホークスにドラフト4位で指名される川崎宗則、
 そして、新人合同自主トレで、周りとの体格に違いに自信を失う川崎宗則の三人はキース・レッドとキース・シルバーに挑みかかる。
 しかし、他の川崎宗則に比べて若い三人だけではと福岡ソフトバンクホークス精神的支柱川崎宗則と高校野球の副審がそれに加勢する。

 キングと金居と2009年WBCでスランプに陥るイチローを見守る川崎宗則とリトルリーグの副審はその戦いを見守る。
 ただ単に彼らは傍観しているのではない、機が熟すのをじっと待っているのであった。
 その時が来るまでじっと傍観かつ相手を見切るスタンスを取っているのだ。

 この間一浪の浪人生は勉学に励んだ。
 彼は来年の高校受験こそは受かるんだと、気合が違うのだ。

 総勢35人に及ぶ大乱戦は4時間近く続き、両者ともに疲弊してきている。
 とっくにミラーワールドでの限界活動時間を超えているように見えるがここは書き手ロワ。
 『ミラーワールドにいる参加者は、カードデッキ系仮面ライダーを装着していない場合、12時間後に消滅する』
 という、なのはロワにおいて使われたミラーワールド設定が使われているのだ。
 何も問題も無いのだ。

 その時である。

「祭りの場所は……ここか?」

 浅倉威の声が響いた。
 これは暗黒の破壊神の声では無い。
 浅倉威が二人に増えていた……というわけではない。
 考えられるのは―――第三者の乱入―――。

「戦いはいい……ゾクゾクする……」

 浅倉威の声だがその姿は―――仮面ライダーゾルダ。
 名は【ライダー】エウーゴ。

 ミラーワールドでの戦いを目にしたエウーゴ。
 これだけ多くの参加者が集まった乱戦=祭り。
 彼はその祭りにどうにかして参加はしたかった。

 多ロワのルールでは仮面ライダー龍騎キャラのミラーワールドへの侵入禁止である。
 しかし、ここは書き手ロワ……何か知らんが、やってみたら出来てしまった。
 出来てしまったからこそやる。書き手ロワだもの。

 その乱入者に向かって、勉学に励んでいた一浪の浪人生は襲い掛かる。
 勉強の邪魔をされては困るのだから。
 が、仮面ライダーゾルダのワンパンで返り討ちに遭う。


「はははっ! やっぱりここは祭りの会場だな!!!」


 デッキからカードを取り出してマグナバイザーのマガジンスロット部に装填する。
 それも一枚だけではない。

 ――ADVENT――
 ――ADVENT――
 ――ADVENT――
 ――ADVENT――

 四体ものミラーモンスター(マグナギガ、ベノスネーカー、エビルダイバー、メタルゲラス)が現れた。
 彼の手元には契約のカードが四枚もあるのだから、使う。
 これだけの沢山の獲物が居るのだから、使わなきゃ、勿体ない。

 ここは祭りの場所なのだから。

 ミラーワールドの戦いは13人対21人(一浪の浪人生はダウン中)対1人+4体という構図になった。
 しかし、疲弊しきっている13人の暗黒の破壊神と21人の川崎宗則殺しに対して、万全のエウーゴ。
 結果は見え切っていた。

 ベノスネーカーが、エビルダイバーが、メタルゲラスが、ミラーワールド内で縦横無尽に暴れまわり。
 ………そして―――

 ――FINAL VENT――


 無慈悲なまでに電子音が響いた。

 北岡秀一が変身したゾルダではエンド・オブ・ワールドは死者は出ない。
 恐らくはこの場でも同じことが起こりうるだろう。
 では、北岡秀一以外の者がゾルダに変身した場合はどうであろうか?
 だからこそ、エウーゴは浅倉威の状態でゾルダに変身したのだ。

 現に多ジャンルロワの北岡以外が変身したゾルダはエンド・オブ・ワールドで死者を出している。 


 つまり…………


「ハハハハハハハハハハハハハッ!! たまんねぇなァ!!!」


 咆哮とともにマグナギガの両腕が上がり、膝、胸、額の砲門が開く。
 エネルギーが全身を駆け巡り、一瞬にして充填が完了する。


 エンド・オブ・ワールド(世界の終わり)。


 その名の通り、ミラーワールド(鏡の世界)の戦いに終わりが訪れたのであった。



【川崎宗則殺し(◆I9C.OZ3.G6)@川崎宗則バトル・ロワイアル 死亡】
【暗黒の破壊神(◆WslPJpzlnU)@リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル 死亡】


 ◆ ◇ ◆


「これだから乱戦はたまんねぇなァ……!」

 これだけの激戦に終止符を打った男。
 一気に35人もの命を奪ったのだ。
 ぶっちぎりでマーダーをしているはずだ。

 ミラーワールド内のアイテムを回収していく。 
 その姿は浅倉威ではなく北岡秀一になっていた。

「軽く武器庫みたいになっちゃったみたいだな」

 13挺ものパニッシャーを手に入れたのだ。
 軽く恐ろしいなとは思った。

(奉仕マーダーだったら奉仕対象は多ロワ書き手になるか……
 パニッシャーの1挺くらい多ロワ書き手に分けてもいいだろうが……
 さてと、どう動くとしますかね……?)



【一日目・黎明/B-3 市街地】
【【ライダー】エウーゴ(◆ew5bR2RQj.)@多ロワ】
【状態】肩に傷
【装備】仮面ライダーゾルダのデッキ@多ロワ、仮面ライダー王蛇のデッキ@多ロワ
【持物】基本支給品×4、麻雀牌セット@新々漫画ロワ
    四次元トートバッグ@川崎宗則ロワ、パニッシャー@TRIGUN×13、バット、グローブ、ボール、不明支給品1~8
【思考】
基本:マーダーをやっちゃおうかな。
1:無差別か扇動かステルスか奉仕か……まあ、後は流れで。
2:だが、乱戦には嬉々として、混ざる。
[備考]
※変身についての制限は後続の書き手に任せます。

087:走為上? ◆時系列順に読む 091:その男、止まらず
087:走為上? ◆投下順に読む 089:Cな瞳/一蓮托生
005: パロディ・バトルロワイアル企画とは、成長の遅い植物である。それが完結という名の花を咲かすまでは、幾度かの停滞・難所を耐え抜かねばならぬ。そしてそれ故に相手の前SSをクッソ荒らし、咲ききってもいないフラグを摘み取り、相手のお気に入りキャラクターの路線変更とかやっちゃうレベルの殴り合いまであるので、やっぱりリレー企画ってムズいわ。 【ライダー】エウーゴ 095:宿命の対決 多ジャンルバトルロワイアルVS仮面ライダーオーズバトルロワイアル &平成仮面ライダーバトルロワイアル
037:問題作 川崎宗則殺し 死亡
037:問題作 暗黒の破壊神 死亡

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最終更新:2013年09月18日 08:43