大祀・戎事・軍国の須(もち)いる所に非ず。故に家馬と云う。
「主乳馬,取其汁挏治之,味酢可飲,因以名官也。」(応劭)
「主乳馬,以韋革為夾兜,受数斗,盛馬乳,挏取其上肥,因名曰挏馬。」(如淳)
家馬厩(家馬廄)とは、
前漢の
太僕卿に属した
中都官である。天子の御用となる私馬を司った。
目次
歴史
漢初より。
武帝太初元年、更名して挏馬と為す。
中興後省く。
位
秩不祥。
大半の例から見て六百石か。
職掌
天子の私用に供する馬を主る。大祀・戎事・軍国の須(もち)いる所に非ず。故に家馬と云う。
ただし、
太原郡には家馬官(家馬の官署)が所在した。「漢には家馬の廄が有り,一廄に馬一万匹,時に辺の有事を表すを以て,故に分來してここに在り。」と言うから、辺境有事の際に漢家私有の馬を供出するために、前線に近い太原に厩を置いたのであろう。
上記の通り、
天子六廏には含まれないものの、それに匹敵する規模の馬を養っていた。
属吏
家馬令
厩の長。
家馬丞
五人。
令の副左。
家馬尉
一人。
武官。
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関連項目・人物
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詳説
乳馬の乳から取った挏馬酒なるものがあり、漢書礼楽志には大官に給した記録がある。
味は酢。
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最終更新:2014年12月16日 00:32