能力についての詳細
念動力
- 腕から放たれる念動力の斬撃
- 腕からしか放てないらしく、手数を増やすのに念動力で腕を増やしている。
シュトラ・Dの背中に突如として、新たな腕が出現する。生身ではなく、念動力によって生
み出された幻影の腕だ。しかしその幻腕からも、それぞれ見えない斬撃が放たれて、襲い来る
式神たちを撃ち落す。
古城までの距離は十メートル以上。素手の攻撃が届く間合いではない。しかしシュトラはそ
れに構わず、大上段に構えた右腕を振り下ろした。
放たれた殺気は強烈だが、シュトラの右腕からはほとんど魔力を感じない。
服装や雰囲気から察するに、彼は魔導師なのだろう。それも監獄結界にぶちこまれるほどの
大罪を犯した魔導犯罪者だ。その肉体は強力な魔術障壁によって保護され、生半可な攻撃では
傷もつけられない。だからこそ凶悪犯として異世界に封印されていたのだ。
だがドレッドヘアの攻撃は、そんな紳士の防御を紙のように引き裂き、無防備になった肉体に
瀕死の重傷を負わせていた。
使用者との関連性
しかし、そのことが彼の攻撃の正体を明らかにしていた。天部の能力によって生み出された、
念動の衝撃波──それが見えない斬撃の絡繰りだ。これだけ凄まじい念動力を操る彼ならば、
過剰適応者をまがいもの、と呼ぶのも納得できる。
関連項目
轟嵐砕斧を使う使用者の種族分類。
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最終更新:2022年06月16日 01:50